経理業務の自動化は必須!現場で使えるリアル事例5選|経理歴15年のノウハウ公開

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経理業務の自動化は必須!現場で使えるリアル事例5選|経理歴15年のノウハウ公開

毎月のルーティンに追われ、「業務改善したいのに、手を動かすだけで一日が終わってた…

こんな経理の現場はとても多いです。

くろき
くろき

正直に言うと、私自身15年以上の経理経験の中で同じ悩みを抱え続けてきました。

「経理あるある」の中でも常に上位に挙がる課題です。

ですが、その「改善に手が回らなくて当たり前」は自動化を取り入れることで一気に変わります

経理はルール化できる業務が多く、自動化との相性が抜群。

  • 請求書入力
  • 突合、チェック
  • 月次レポート作成

手作業で苦しかった工程も、仕組み化すれば驚くほど軽くなります。

くろき
くろき

もしまだ導入していなければ、「こんなに変わるのか」を実感してほしいです。

しかも、一度自動化の流れが回り始めると、

「時間の余白が生まれ」 → 「改善が進み」 → 「さらに効率化が加速する」

そんな「好循環モード」に突入します。

私は経理マンとして15年以上現場で働き、

  • RPA
  • AI
  • Excelマクロ(VBA)
  • Power Query

などを駆使して業務を自動化してきました。

本記事では、私が実際に現場で導入して効果を実感した「リアルな自動化事例5選」を紹介します。

「これはもう元のやり方には戻れない…」と本気で感じている内容をまとめました。

今日から現場で使える視点ばかりです。

みなさんの現場の苦労を、一つでも減らすきっかけになれば嬉しいです。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人の経歴

経理の自動化の効果

  • 毎月のルーティンに振り回されて残業が当たり前
  • 自動化して効率的な運用構築したいけど、結局後回し

こんなケースって、すごい経理あるあるです。

本当は改善や分析に時間を使いたい。

でも、目先の業務のために手を動かすだけで一日が終わってしまう。

この繰り返しで、「今月はいっか」になって業務改善が進まない。

くろき
くろき

こんな現場を経理15年以上やってきて、ホントに多く見てきました。

実際に、私自身もずっとこの状態でした。

やったほうがいいのは分かってるのに、取りかかれない

経理の舞台裏では、そんな状況が日常茶飯事になっているケースも珍しくありません。

でも実は、その「当たり前の状況」は自動化への取組みで大きく変わります。

経理って自動化できる業務が多い

私は15年以上経理の現場で働きながら、

  • RPA
  • AI
  • Excelマクロ(VBA)
  • Power Query(パワークエリ)

などを使って業務を自動化してきました。

経理の自動化の方法や向いている業務、自動化のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理業務の自動化とは?即使えるツールと導入ステップを経理歴15年の経理マンが徹底解説

くろき
くろき

やってみて最初に感じたのは 「想像していたより、経理って自動化できる範囲が広い」 ということ。

最初は「一部の作業だけ自動化できればいいかな」くらいの気持ちでした。

実際に手を動かしていくと、

  • 請求書入力
  • 売上・入金の突合
  • 月次の定型チェック

といった「毎日当たり前にやっている仕事」の多くが、驚くほどルール化しやすいことに気付きました。

ルール化できる定型業務が多いので、経理は自動化との相性が抜群にいい職種です。

自動化によって業務効率化が加速度的に進む「好循環」ができる

自動化は難しい専門スキルが必要…

のように思われがちですが、現場で使える方法はもっとシンプル。

むしろちょっとした作業の自動化だけでも、

  • 残業削減
  • ミス防止
  • 精神的負担の軽減

に直結してきます。

くろき
くろき

その結果、業務改善や分析作業など付加価値の高い仕事に集中できるようにもなります。

ほんの少しの工夫でも「毎月のルーティンから解放される」ことを実感できる。

その空いた時間で、またより本質的で深掘りした仕事に手を付けていけていける好循環」が生まれます。

自動化を継続して進めることによって、雪だるま式に

  • 一段深いところを攻める仕事の仕方
  • 価値創出につながる業務

ができていくループが回り始める状態が、私が考える自動化における最も大きなメリットです。

自動化を導入することで、業務効率がどんどん加速していく仕組みができあがります。

業務効率を継続的に押し上げるサイクルが構築されることが、自動化の最大の特徴です。

これは、私自身が現場で自動化を進めてきた中で強く実感していることでもあります。

「少しの自動化」→「時間ができる」→「さらに深い改善に着手できる」

という流れが本当に回り始めます。

くろき
くろき

気付いたら時間の使い方も効率的になって、働き方そのものが変わっていきました。

まずは一歩、自動化に取り組んでみることが経理の仕事をラクにするスタートになります。

ぜひ参考にしてみてください。

経理の自動化の事例5選

私が実際に現場で導入してきて、とても効果を実感している「リアルな自動化事例」を5つ紹介します。

くろき
くろき

今の経理は、もう「手作業」や「人の力」で乗り越える時代ではありません。

少しずつ自動化を取り入れるだけで、仕事の景色はガラッと変わります。

働き方そのものをアップデートできる取り組みなので、ぜひ一度試してみてください。

事例①:請求書データの自動登録

当時、売上に直接紐づく「原価」については、販売管理システムで

  • 発注
  • 検収
  • 請求書受領
  • 支払

まで処理していたので、会計システムにも自動連携できていました。

ですが、広告宣伝費などのその他経費(販管費など)の費用は全てシステム外で処理。

その結果、チームのメンバーそれぞれが毎月数百件にも及ぶ請求書を会計システムに手入力していました。

最後の工程である支払チェックまでに、チーム全体で約7日間かかり、月中~月末は残業が当たり前。

小さな入力ミスも多く、その度に支払先や監査への対応が大変でした。

自動化の内容

私たちが導入した仕組みは、「請求書をフォルダに入れるだけで、ほぼ全部自動で処理」という流れが完成するように設計しました。

まず、発注先から届いた請求書PDFを、社内で決めている場所(フォルダ)へドラッグ&ドロップ。

くろき
くろき

ここから先は、人の手を使いません。

  • AI-OCRが請求書の内容を自動読み取り
  • AIによる自動判断(学習済みルールに基づく)
  • 仕訳の自動登録(RPA)
  • 一部の自動化できない例外処理
AI-OCRが請求書の内容を自動読み取り

請求書PDFの中には、

  • 取引日
  • 金額
  • 取引先名
  • 振込先
  • 取引内容
  • 請求番号
  • 発注番号
  • 税区分

など、仕訳作成に必要な情報がバラバラの形式で記載されています。

構築したRPAによって、請求書PDFをAI-OCRが自動で読み取り、必要な項目ごとにデータ化します。

くろき
くろき

紙の請求書でもPDF化さえすればそのまま読み取れるため、紙・PDF混在の運用でも問題ありません。

経理業務のRPAについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理業務をRPAで自動化!実際の活用事例と導入のポイントを経理歴15年が徹底解説

AIによる自動判断(学習済みルールに基づく)

次に、読み取ったデータをもとに、AIが事前に学習させたルールに沿って「仕訳の形」に整えます。

例えば、

  • 毎月発生する費用 → 前月と同じ科目等で会計処理
  • 取引先がA社の場合は「外注費」
  • 取引先名に「◯◯印刷」とあれば「広告宣伝費」
  • 請求書の取引内容に「サーバー利用料」が含まれる → 通信費
  • 取引内容に「クラウド」「SaaS」があれば → 支払手数料 or ソフトウェア利用料
  • 請求書に「保守」「メンテナンス」が含まれる → 保守費 or 修繕費

などの基準をすべて自動化しました。

このルール設定は最初こそ時間がかかりますが、一度覚えさせると毎月同じ判断が高速で行われます。

人がやるよりはるかに安定した仕訳計上ができます。

この仕訳を仮として、最終的には担当者が内容を確認する運用です。

始めから目で見て仕訳作成するより圧倒的に効率的になります。

経理業務のAIについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理業務のAI活用とは?現状と事例、メリットと注意点を経理歴15年の経理マンが徹底解説

仕訳の自動登録(RPA)

AIが仕訳データを整えたら、RPAが会計システムにログインし、

  • 仕訳の新規作成画面を開く
  • 指定項目にデータを入力
  • 内容を確認
  • 登録処理を完了

という一連の動作をすべて自動で実行します。

大量の仕訳でもスピードは落ちず、100件でも1,000件でも同じ動きで処理してくれます。

また、仕訳登録後は登録番号を取得し、自動的にログに保存。

くろき
くろき

後から追跡したり、監査対応する際にも非常に便利になりました。

一部の自動化できない例外処理

人がイチから対応するのは「例外処理だけ」です。

  • 読み取りできない請求書
  • ルールに当てはまらない特殊なもの

だけを別フォルダに自動で振り分け、それを担当者が確認。

定型業務の大半が自動化されることで、人の手が必要なケースが全体の1〜2割程度まで減少しました。

自動化の効果

  • 作業時間(トータル) : 約7日 → 3日
  • 入力ミス:ほぼゼロ

その結果、支払処理に費やしていた月末の残業が大幅に減少しました。

  • 紙の請求書のPDF化(スキャン)
  • AIに覚えさせるルール
  • RPAの初期設定

などは少し手間でしたが、一度仕組みが整ってしまえば、あとは毎月イレギュラーをケアするだけで処理が進むように。

もちろん、作成された仕訳が完璧なものではないので、最終的なチェックは必要です。

ですが、担当者は

  • 請求書確認
  • 入力
  • 突合
  • 仕訳計上

といった、今まで必要だった細かな作業に追われる時間が大きく減りました。

さらに、毎月の判断のノウハウを積み重ねていくことでAIも学習していきます。

仕訳の判断の精度もどんどん上がっていくので、人が判断する例外処理の件数も減っていきました。

チェックや分析といった「本来やるべき業務」に集中できるようになって業務改善を実感しています。

作業の負担が軽くなっただけでなく、ミスが減り締め作業も前倒しで終わるようになりました。

くろき
くろき

結果、月次決算が1日早くなったのは大きな収穫です。

導入の手間をかけた価値は、十分にあったと感じています。

事例②:売上・入金の突合と消込

売上データと銀行の入金明細を照らし合わせる作業は、非常に手がかかる工程の1つです。

これまでは、「1件ずつ金額・日付・取引先を確認して一致しているかチェックする」という地道な作業の連続でした。

  • 売上台帳と入金明細の金額が一致するか
  • 複数の請求をまとめて振り込まれていないか
  • 入金日が請求書とずれていないか
  • 金額に振込手数料が控除されてないか

などの確認を、毎日大量のデータに対して行う必要があります。

少しでも見落とすと未入金として処理されてしまって、決算や社外の支払先にも影響

手作業でやるには、なかなか負担が大きい業務でした。

自動化の内容

  • 売上データの取り込み
  • 銀行入金明細の取り込み
  • 照合・消込
  • 会計システムへの消込登録
売上データの取り込み

RPAにより販売管理システムから、日次で売上データを自動取得。

  • 取引先
  • 請求番号
  • 金額
  • 請求日

などの必要項目を整理してCSV形式に出力します。

銀行入金明細の取り込み

RPAでインターネットバンキングから入金明細を取得。

こちらも、

  • 取引先
  • 入金日
  • 金額
  • 振込手数料

などを含めて自動でCSV化します。

照合・消込

RPAが売上データと銀行入金データを自動で突合。

照合できないものはリスト化して担当者に通知します。

会計システムへの消込登録

RPAが突合済みの取引をもとに、会計システムへ自動で消込処理を実行。

担当者は最終チェックだけでOKになります。

自動化の効果

  • 作業時間(トータル) : 約10日 → 5日
  • 入力ミス:ほぼゼロ

突合の自動化を入れたとはいえ、もちろんすべてが完全一致というわけではありません。

実際には、

  • 入金金額が微妙に違うケース
  • 複数請求のまとめ払い
  • 振込名義が異なるパターン

など、どうしても「機械が判断できない案件」は一定数あります。

そういったものは、担当者が確認して取引先へ照会する必要があります。

ですが、それでもなお

  • 人が照合していた量が激減
  • 迷うパターンを自動で候補付けしてくれる
  • 過去の照会履歴からAIが学習して精度が上がる

という効果が積み重なり、体感スピードは2〜3倍に感じるレベルでした。

くろき
くろき

そして何より大きいのは、「手作業で見落としが起きる不安」から解放されたこと。

ミスを恐れて何度もチェックする必要がなくなり、精神的にもかなりラクになります。

ここまで作業内容と工数に差が出てしまうと、正直、手作業にこだわる理由はもう見つかりません。

効率も精度も「機械的に自動化」の方が圧倒的に安定している。

これが、現場で自動化を進めてきた私自身の率直な実感です。

事例③:月次レポート作成の自動化

経理業務の中でも、月次レポート作成は非常に手間がかかる作業のひとつです。

従来は、

会計システムや販売管理システムからデータを抽出
   ↓
Excelで加工・集計
   ↓
グラフや表を作成
   ↓
関係者にメール添付して発信

するまでの流れを毎月繰り返していました。

くろき
くろき

売上や原価、各種費用のデータソースを複数の帳票を出力してまとめる作業です。

とにかくデータが大量にあり、部門や内容別などの様々なメッシュで集計が必要。

手間も時間もかかり、入力ミスや集計ミスのリスクも高いのが現状でした。

自動化の内容

私は、RPAとExcelマクロ(VBA)、Power Queryを組み合わせた自動化を導入しました。

経理業務のマクロ活用については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【経理歴15年】エクセルマクロ(VBA)で経理業務を自動化する方法|属人化ゼロ!

経理業務のPower Query活用については、以下の記事で詳しく解説しています。
» Power Query(パワークエリ)とは?経理に最適なExcelノーコード自動化ツールの活用法

データの自動取得
RPAを使って会計システムや販売管理システムから、必要な情報を持つ帳票を複数自動でCSV出力。
データの自動集計・整形
ExcelマクロやPower Queryを使い、データを月次レポート用に自動で集計。
日付順、取引先別、科目別など、複雑な切り口での集計もワンクリックで完了します。
グラフ・表の自動作成
あらかじめ設定したフォーマットに従って、売上推移や経費内訳のグラフを自動生成。
レポートに必要な表やグラフはすべて自動で配置されるため、作成時間が大幅に短縮されます。
関係者にメール発信
RPAにて、作成した月次レポートをメール添付。
事前に設定した宛先に自動発信するような運用を構築しました。

自動化の効果

  • 作業時間:1日 → 2~3時間
  • データ精度アップ

手作業での転記や計算の誤りがなくなり、レポートの精度が格段に向上。

上司への提出も余裕を持って可能になり、経営陣や各部門からの信頼も高まりました。

くろき
くろき

成功体験をチームで共有することで、他の部署へもRPAの運用が広まりました。

他部署でも導入が進み、結果として会社全体として効率化につながっています。

事例④:仕訳の自動作成

定型仕訳の手入力は時間もかかり、ミスのリスクも大きい作業です。

毎月決まったフォーマットで計上する仕訳については、自動化の検討をおすすめします。

会計システム側で定型仕訳を登録できる機能もありますが、複数行の仕訳の場合手入力で上書きしていくのも限界がありますよね。

特に、他部署が管理するExcelデータや請求書の情報をもとに仕訳を作成する場合。

くろき
くろき

データ量が多く、突合作業も必要なため手作業では時間がかかります。

そこで、Excelマクロ(VBA)を活用した仕訳自動作成を導入しました。

自動化の内容

  • 元データの取り込み・集計
  • 仕訳データの自動作成
  • 結果の確認・出力
元データの取り込み・集計

他部署が管理する売上データ、請求書情報をまとめたExcelファイルをマクロで自動取得。

  • 取引先
  • 取引日
  • 金額
  • 部門
  • 勘定科目

など必要な情報を抽出して、データの形式や表記の揺れを統一します。
(例:取引先名の半角全角、日付形式の統一)

仕訳データの自動作成

集計結果をもとに、会計システムにインポート可能なCSV形式で仕訳データを自動生成。

  • 借方・貸方の勘定科目
  • 金額
  • 税区分
  • 部門情報

まで自動設定。

複雑な部門配賦や複数行仕訳もマクロで対応可能です。

結果の確認・出力

作成した仕訳CSVは、あくまで会計システム取り込み専用のデータ形式です。

そのままだと人間がチェックするには正直かなり見づらく判断できません。

CSVを視認性の高いチェック用シートに自動変換する仕組みも構築しました。

自動化の効果

  • 月次仕訳作業が約3割削減
  • 転記ミスや勘定科目間違いはほぼゼロ

担当者はチェックと承認だけに集中できるため、月末業務の負荷が大幅に軽減しました。

データが自動で整理されるため、後から仕訳の根拠を確認する際もスムーズです。

Excelマクロは

  • 集計
  • 突合
  • CSV生成

まで一気通貫で自動化できます。

ルールさえ整理すれば、仕訳の自動作成はAIやRPAなしでも十分可能。

手作業では絶対に防げなかったミスを減らし、経理担当者の時間を「分析・確認」など付加価値業務に振り向けられます

事例⑤:請求書送付・督促メール自動化

従来、請求書の送付や入金督促のメールは全て手作業で行っていました。

月末になると、経理担当者が請求書メール送信作業に追われ、

  • 送ったかどうかの確認漏れ
  • 誤送信

のリスクも抱えながら作業していました。

特に取引が多い月や、請求書の数が膨大な月は、1人で100件以上の送付・督促メールをチェックして送信。

手作業だらけで業務負荷は大きく、残業も増加していました。

自動化の内容

  • 請求書PDFの自動送付
  • 入金遅延の顧客への督促メール
  • 送信履歴の自動記録
請求書PDFの自動送付

RPAを使い、請求書発行システムから生成した請求書PDFを指定の取引先に自動送信。

件名や本文も取引先ごとにテンプレート化して自動入力、自動発信します。

入金遅延の顧客への督促メール

毎日または月次で入金状況をチェック。

期日を過ぎて未入金の顧客に対して、RPAが自動で督促メールを送信。

メール内容には、

  • 請求日
  • 請求金額
  • 期日
  • 内容(役務)
  • 振込先情報
  • 担当者

を自動で反映。

送信履歴の自動記録

誰にいつ送ったか、どの請求書かを自動でExcelに記録。

確認漏れや二重送信の防止にも役立ちます。

自動化の効果

  • メール誤送信なし
  • 送付漏れなし
  • 催促漏れなし

結果として、

  • 月末の残業大幅削減
  • 担当者の精神的負荷が軽減
  • 入金管理の精度が向上

経理の「やるべき業務」に時間を割けるように。

業務の質そのものがワンランク上がった感覚があります。

経理のキャリアをさらに伸ばすなら、転職エージェントの活用がおすすめ

ここまで「経理の自動化」をテーマに、私が実際の現場で導入してきたリアルな取り組みを紹介してきました。

実際、自動化に触れてみると、

  • 仕事の幅が広がる
  • 付加価値業務に挑戦できる
  • マネジメント視点が身につく
  • 市場価値が急上昇する

といった「ステージアップ」のようなことが自然に起きてきます。

そしてもうひとつ、多くの経理の方が感じ始めるのが、

「今の職場ではこのスキル、活かしきれてないかも…?」

という疑問です。

くろき
くろき

自動化が進んでいる会社とそうでない会社では、1人の経理として積める経験に大きく差が出るのも事実。

だからこそ、

  • もっと自動化の経験を活かしたい
  • 成長環境でキャリアを伸ばしたい

と考える方には、経理に強い転職エージェントの活用をして転職活動することを強くおすすめします。

【実体験】転職エージェントで年収330万円アップ|経理が「市場価値」を上げる方法

実際に私は転職エージェントを活用して転職。

年収330万円アップと柔軟な働き方を手に入れました。

  • 年収が330万円アップ
  • 残業が月最大100時間超 → 定時退社(決算期除く)
  • フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
  • リモートワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
  • 有給休暇は毎年全て消化

この記事で紹介したような

  • 自動化の仕組みづくり
  • ITスキル(RPA、AI、Excelマクロなど)
  • 業務改善の経験

これらは、今後ますます評価されるスキルです。

もしあなたが、

  • もっと改善に取り組める環境に行きたい
  • 自動化スキルを活かせる会社で働きたい
  • 年収を上げたい

と少しでも感じているなら、早めに市場価値を知っておくことをおすすめします。

くろき
くろき

無料で相談可能なので、まずは情報収集のつもりで一度プロに相談してみてください。

経理の転職活動におすすめの転職エージェントは以下に紹介しておきます。

年収アップを実現できる!】経理に特におすすめする転職エージェント4社の併用が効果的です。転職のプロに無料で相談できるので、ぜひ登録してください!(Web or 電話面談で専門家に無料相談できます)

あなたの今後のキャリア選択の幅が一気に広がります。

まとめ:経理業務の自動化で価値ある仕事に集中しよう

本記事では、経理歴15年の私が現場で実際に導入してきた「経理業務の自動化事例」を紹介しました。

自動化は「難しい専門スキルが必要」と思われがちですが、現場で使える方法は意外とシンプルです。

まずは小さな業務から一歩取り組むだけでも、働き方や業務の質に大きな変化が生まれます。

今回紹介した事例を参考に、少しずつ自分の業務に取り入れることで、

  • 毎月のルーティンから解放
  • 経理としての価値をさらに高める

ことができます。

そして、もしスキルを活かせる環境をさらに広げたい場合は、経理に強い転職エージェントの活用です。

経理の年収はどこの会社にいるかで決まります

経理の年収の決まり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収は?年収アップの方法や年収の決まり方を経理歴15年の専門家が教えます

キャリアの選択肢を広げるためにも、転職活動で他の環境を見ておくことが効果的です。

自動化で生まれた時間を、あなたの成長や付加価値業務に最大限活かしていきましょう。

この記事を書いた人の経歴