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経理として15年以上働いてきました。
新人の頃は、
- 仕事が速い人が仕事のできる人
- Excelが得意な人が優秀な人
- 難しい仕事を任されている人が評価されている人
このようなイメージを持っていました。
だから、少しでも仕事ができるようになろうと、簿記を勉強したり、Excelを覚えたり、仕事を早く終わらせようと必死になった時期もあります。
もちろん、こうしたスキルは経理として働くうえで大切です。
でも、15年経ってみて思うことがあります。

本当に仕事ができる人は、単純に「仕事が速い人」ではありません。
むしろ、目立たないところで、
- 相手が困る前に動く
- ミスが起きる仕組みを変える
- 自分だけで仕事を抱え込まない
- 「何のための仕事なのか」を考える
- 自分がいなくても回る状態をつくる
こうしたことを自然にやっています。
この記事では、経理15年の経験から、私が実際に仕事ができると感じてきた人たちに共通していた特徴を紹介します。
「仕事がなかなかうまくいかない、思うように成果が出ない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
今日からの仕事の向き合い方を少し変えるだけで、誰でも「仕事ができる人」になれるチャンスがあります。

もしかすると、うまくいかない原因は能力ではなく仕事のやり方にあるかもしれません。

経理15年やってわかった「仕事が速い人」と「仕事ができる人」は違う

まず、ここを最初にお伝えしたいです。
「仕事が速い」=「仕事ができる」
ではありません。
もちろん、処理スピードが速いことは武器です。
- 仕訳を素早く入力できる
- Excelを使いこなせる
- 資料を短時間で作れる
- メールの返信が速い
こうした能力は、経理の仕事でも役に立ちます。
ただ、15年間経理をやってきて感じるのは、

「速く仕事をする人」より、「そもそも無駄な仕事を増やさない人」のほうが強いということです。
仕事ができる人は、仕事のやり方から疑う
例えば、毎月3時間かかっている作業を2時間で終わらせる人がいたとします。
一方で、そもそもその作業自体が必要なのかを考えて、仕組みを変えて30分にした人がいたらどうでしょうか。

後者のほうが、会社全体に与える影響は大きいですよね。
私自身も、昔は「どうやったら早く終わらせられるか」ばかり考えていました。
でも経験を積むにつれて、
「この仕事を早くやる」より「この仕事をやらなくて済む方法はないか」と考えるようになりました。
「仕事を減らす」にはスキルが必要
もちろん、仕事をなくせばいいという単純な話ではありません。
- 業務の流れを理解し
- Excelや自動化ツールなども活用しながら
- ときには周りを巻き込みながら
「どうすればもっと効率よくできるか」を形にするスキルが必要です。
経理業務の自動化については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください▼
だからこそ、仕事ができる人は「作業が速い人」ではなく、「仕事そのものを改善できる人」なんだと思います。
目の前の仕事を頑張って早く終わらせる。
その先に、「そもそもこの仕事をもっとラクにできないか?」と考える。

この視点を持てるようになることが、仕事ができる人への一歩です。
「当たり前」を疑うことから業務改善は始まる
業務改善の原点は「当たり前」を疑うこと。
経験上、「これ本当に必要ですか?」と聞いてみると意外と誰も理由を説明できない業務があります。
- 「昔からやっているので」
- 「前任者から引き継いだので」
- 「毎月やることになっているので」

正直、その一言だけで何年も続いている仕事は少なくないです。
私自身、こうしたやり取りを何度も経験してきました。
もちろん、長く続いている仕事には何かしら理由があります。
だからこそ、いきなり「やめましょう」と言うのではなく、「誰が、何のために使っているのか?」を一つずつ確認する。
すると、作成頻度を減らせたり別の資料とまとめられたり、そもそも作らなくても問題ないとわかったりすることがあります。
長年経理をやってきて感じるのは、業務改善は特別なツールを導入することから始まるのではなく、「なぜこの仕事をやっているんだろう?」と立ち止まることから始まるということ。
「昔からやっている」は、仕事を続ける理由にはなっても、仕事が必要な理由にはなりません。
本当に仕事ができる人の共通点7選

私が15年間、経理として働いてきて「この人は仕事ができるな」と感じた人には、共通点がありました。
自分自身が数々の失敗を経験し、尊敬する先輩から学び、後輩を指導し、さまざまな人と仕事をする中で少しずつ今の考えにたどり着きました。

特に大きいのは次の7つです。

どれも、特別な才能が必要なものではありません。
むしろ、日々の仕事のちょっとした考え方や行動の違いです。
だからこそ、仕事がうまくいかず苦戦している人にもぜひ知ってほしい。

仕事ができる人は、最初から仕事ができるわけではありません。
私自身も、今でもすべてを完璧にできているわけではありません。
色んな失敗も経験してきて、「経理に向いているのかな…」と悩んだことも多くあります。
それでも、15年かけて少しずつ身につけてきた仕事の進め方があります。
ここから紹介するのは、そんな私が15年間の経理経験を通じて実感した「仕事ができる人」の共通点です。
経理に向いている人について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
仕事の目的を理解している
仕事ができる人は、作業の目的を理解しています。

これは経理では特に重要です。
例えば、「この資料を作ってください」と言われたとします。
仕事ができる人は、指示されたことをこなすだけではありません。
- この資料は誰が見るのか?
- 何を判断するために使うのか?
- どこまで細かく必要なのか?
まで考えます。
一方で、言われたことをそのまま処理するだけだと、
「言われたから作りました」で終わってしまいます。
経理には、こういう仕事が非常に多いです。
- 毎月同じ資料を作る
- 同じExcelに数字を入力する
- 同じチェックをする
- 同じメールを送る
経理の業務について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
新人の頃の私は、これを「経理の仕事だから」と疑問に思っていませんでした。
でも、ある程度経験を積んでから気付きました。
「昔からやっている」というだけで、必要とは限らない。
これが経理の怖いところです。

毎月やっている作業ほど「なぜやっているのか」が忘れられていきます。
本当に仕事ができる人は、「この作業って何のためですか?」と聞きます。
そして目的がわかれば、「それなら、この方法のほうが早くないですか?」と改善につなげます。
「言われた仕事」をこなすのではなく、「必要な仕事」を見極める意識が大事です。
優先順位をつけるのがうまい
経理の仕事は、基本的に「やることが多い」です。
- 月次決算
- 請求書処理
- 支払処理
- 入金確認
- 経費精算
- 固定資産
- 税金
- 資料作成
- 問い合わせ対応
さらに突然の依頼も入ってきます。

全部を完璧にやろうとすると、すぐにパンクします。
経理がきついと感じるときの考え方について、こちらの記事にまとめています▼
だからこそ、仕事ができる人は「今やるべきこと」を判断するのがうまい。
例えば、10個仕事を抱えていたとしても、
- これは今日中
- これは明日でも問題ない
- これは他の人にお願いできる
- これはそもそもやらなくていい
と整理します。
私自身、若い頃は「頼まれた順番」に仕事を処理していました。
- 依頼が来たら対応する
- また依頼が来たら対応する
その結果、本当に重要な仕事が後回しになることもありました。
そんな「忙しい」を簡単に口にしてた頃。
尊敬する先輩から言われた言葉は、私の仕事に対する考え方の原点になっています。
「忙しいんじゃない。優先順位を決められていないだけ。」
正直、当時は正直あまりピンとこなかったです。
でも半信半疑で仕事のやり方を変えてみたら、驚くほど仕事が回り残業も減りました。
経理の残業について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
仕事ができる人は、優先順位を間違えない
忙しいのは事実。
でも忙しさを理由に改善を止めると来月も同じ忙しさです。
今なら、「緊急度」と「重要度」は別物だとわかります。
営業から来た「今日中に欲しい」という資料より、明日の支払処理の確認のほうが重要なこともあります。

経理は「お金」を扱う仕事だからこそ、優先順位を間違えると会社に直接影響します。
仕事ができる人は、全部を頑張っているのではありません。
頑張る場所を自分で選んでいます。
相手の一歩先を考えて動く
これは、私が仕事のできる人を見ていて特に感じる部分です。

仕事ができる人は「相手から言われてから動く」のではなく、「相手が次に必要になるもの」を考えています。
例えば、上司から資料を頼まれたとします。
仕事ができる人は資料だけを渡しません。
- この数字について聞かれるかもしれない
- 前月との比較も必要になるかもしれない
- この数字の根拠を確認されるかもしれない
と考えて、必要な情報をあらかじめ用意しています。
すると上司から、
- 「ちなみに前月は?」
- 「この数字の理由は?」
と聞かれても、すぐ答えられます。
これだけで仕事の進み方が大きく変わります。

経理では、こういう「一歩先」が非常に大切です。
決算でも同じです。
数字が合ったから終わりではありません。
- なぜこの数字になったのか
- 前年と比べておかしくないか
- 来月に影響するものはないか
まで見ます。
経理の決算業務について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
ただ数字を処理するのではなく、数字の先にいる人や次の仕事まで考える。
これができる人は、周囲から自然と頼られるようになります。
ミスを「注意力」ではなく「仕組み」で防ぐ
経理にとって、ミスは避けて通れません。
私自身も15年間の中で、たくさん失敗してきました。
- 入力ミス
- 仕訳の計上漏れ
- 支払処理のミス
- 決算での数字集計ミス
「確認したつもり」になっていたこともあります。
私が実際にやらかしたミスと学んだ教訓についての失敗談はこちらにまとめているのでぜひ参考にしてみてください▼
新人の頃は、
- もっと気を付けよう
- 次から確認を2回しよう
と考えていました。
もちろん、それも必要です。
でも、15年経ってわかったことがあります。

人間の注意力には限界があります。
どれだけ気を付けても、疲れていれば間違えます。
忙しければ間違えます。
同じ作業を何度も繰り返していれば、確認が雑になることもあります。
だから仕事ができる人は、「気を付けます」だけで終わりません。
「どうすれば、そもそも間違えにくくなるか?」を考えます。
例えば、
- Excelの入力規則を使う
- 関数でチェックする
- ダブルチェックの方法を変える
- 作業手順を見直す
- 自動化する
- チェックリストを工夫して作る
- ミスが起きるポイントを一つなくす
などです。

これは経理の仕事で非常に重要な考え方です。
優秀な人ほど、自分の注意力を信用しすぎません。
「自分なら間違えない」ではなく、「誰がやっても間違えにくい仕組みにする」という発想を持っています。
私自身、以前は支払処理をするときに「絶対に間違えないように」と何度も確認していました。
それでもミスしたことは何度もあります。
そこで確認の回数を増やすのではなく、チェック方法そのものを変えることでミスを防げました。
ミスを減らすために必要なのは、確認を増やすことではなく、ミスが起きにくい仕組みをつくることでした。
わからないことを素直に聞ける
意外に思うかもしれませんが、仕事ができる人ほど「わかりません」と言えます。
新人の頃は、
- こんなことを聞いたら恥ずかしい
- 前にも教えてもらった気がする
- 忙しそうだから聞きづらい
と思っていました。
経理ならではの悩みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
でも、わからないまま進めるほうが危険です。
特に経理では、わからないことをわかったふりすることが一番危ない。
- 仕訳を間違える
- 処理を間違える
- 確認せず進める
そして決算になってから発覚する。
こうなると、最初に5分聞いておけば済んだ話が、何時間もの修正作業になることがあります。

これは実務していると本当によくあります。
仕事ができる人は「答え」より「考え方」を身につける
また、仕事ができる人は質問するときも違います。
「わかりません」だけではなく、「私はこう考えています。ただ、ここだけ判断に迷っています」。
自分なりに考えたうえで質問する。
これが非常に大切です。
魚を与えてもらうだけでは、いつまでも誰かに頼らなければなりません。
自分で魚を釣る方法を身につけてこそ、どんな状況でも自分の力で進んでいけます。

質問することは、能力が低いことではありません。
むしろ、間違ったまま進めないための能力だと思っています。
周りを巻き込むのがうまい
経理という仕事をしていると、「全部自分でやったほうが早い」と思う瞬間がよくあります。
実際、私もそうでした。
- 自分でやれば説明する必要もない
- 人に頼むより早い
- ミスも自分で管理できる
だから、自分で抱えてしまう。

でも、これを続けると必ず限界が来ます。
私の若手時代の忘れられない経験があります。
先輩に「全て任せる」と言われた仕事で大失敗。
納期を大きく遅らせてしまい、部長に謝りに行ったら同席した先輩に「それは私の責任です」と言い切られました。
その後の先輩からのおとがめも一切なし。
その経験を通して、私は初めて「仕事を任せる」ということの本当の意味を知りました。
「任せる」とは、仕事を丸投げすることではない。
任せた相手が失敗したときに、その責任まで背負う覚悟を持つこと。
仕事ができる人は、全部自分でやりません。
周りの人をうまく使います。
- 営業に確認してもらう
- 担当者に直接対応してもらう
- 後輩に任せる
- 上司に判断してもらう
- 必要なら他部署を巻き込む

そして大切なのは、「丸投げ」と「任せる」は違うということです。
丸投げは、「これやっておいて」で終わります。
任せる人は、
「これを○日までにお願いしたいです。目的は○○です。わからないところがあればここを確認してください」
と伝えます。
周りが動きやすい状態をつくる。
これも立派な仕事です。
自分がいなくても回る仕組みをつくる
私が15年間経理をやってきて、「この人は本当に仕事ができるな」と感じる人に共通していたことがあります。
- 自分しかわからない仕事を減らしている
- 自分が休んでも仕事が止まらない
- 自分が異動しても後任が困らない

これができる人は強いです。
経理では、仕事の属人化が起こりやすい。
- このExcelは○○さんしかわからない
- この処理は○○さんしかできない
- この資料の作り方は○○さんしか知らない
こうなると、一見その人は「必要不可欠な人」に見えます。
実は必ずしもそうではありません。
「その人がいないと仕事が回らない状態」は、本人にとっても会社にとっても危険です。
本当に仕事ができる人は、自分の仕事をブラックボックスにしません。
- マニュアルを作る
- 手順を整理する
- Excelをわかりやすくする
- 後輩やサブ担当者に共有する
- 業務を標準化する

意識的に自分がいなくても回る状態を作ります。
自分の仕事を守るのではなく、自分の仕事を手放せるようにする。
ここまでできる人は、組織にとって非常に価値があります。
なぜ「仕事ができない」と感じてしまうのか?

ここまで仕事ができる人の特徴を解説してきました。
反対に、私が経理として働く中で「この人は仕事で苦労してそうだな」と感じる人にも共通点があります。
例えば、
- 何でも自分で抱え込む
- 優先順位をつけず全部急いでしまう
- 言われたことだけをやる
- 分からないことを聞かない
- ミスを注意力だけで防ごうとする
- 仕事の目的を考えない
- 「昔からこうだから」で改善しない
- 忙しいことを能力の高さだと思ってしまう
などです。
昔の私もそうでした。
何でも自分で抱え込み、わからないことも聞けない。
「頑張れば何とかなる」と思っていました。
ただし、ここで勘違いしてほしくありません。

これらは「本人の能力が低い」という話ではありません。
環境によって、こうなってしまうこともあります。
- 人手が足りない
- 教育する人がいない
- 業務が属人化している
- 上司に相談できない
- 改善提案をしても聞いてもらえない
こういう会社では、どれだけ優秀な人でも余裕がなくなります。
だからこそ、仕事ができるかどうかを考えるときは、「自分の能力」だけではなく「働いている環境」も見てください。
今の会社がすべてだと思っていた
スキルを磨くことも大切です。
でも、それと同じくらい、「自分の力を発揮できる環境なのか?」を考えることも大切です。
経理15年の経験から言えるのは、人は環境が変わるだけで、仕事への向き合い方まで変わることがあるということ。
自分の能力を一番発揮できる会社は、今いる会社とは限りません。

今の会社がすべてだと思い込んでいたことが、私の経理人生で一番の後悔です。
そんな私の経験と、そこから学んだことをまとめているのでぜひ参考にしてみてください▼
「仕事ができない」と悩んでいる経理に伝えたいこと

まずは、自分の力で改善できることから始めてみてください。
- 仕事の優先順位を見直す
- わからないことは素直に聞く
- 「もっと効率化できないか」と考える

私が一番おすすめしたいのは、身近にいる「仕事ができる先輩や同僚」を見つけて、徹底的にマネしてみることです。
私がマネしてほしい5つのポイント
- 仕事の進め方
- 質問の仕方
- Excelの使い方
- 周りとのコミュニケーション
- 問題解決に向けた思考法
「なぜ、この人は仕事ができるんだろう?」と観察して、良いところを一つずつ取り入れてみる。
15年経理をやってきて思うのは、仕事ができる人になる一番の近道は、仕事ができる人のマネをすることです。
いきなり仕事ができる人になる必要はありません。
まずは一つ、できる人の良いところをマネする。

その積み重ねが、いつか自分の強みになります。
「仕事ができない」のは、本当に自分の能力だけが原因?
そのうえで、もし今、
- 自分は仕事ができない
- 同期より仕事が遅い
- 後輩のほうが優秀に見える
と悩んでいるなら、一度立ち止まってください。
本当にあなたの能力だけが原因でしょうか。
私は15年間、経理として働いてきました。
その中で転職も経験しましたが、会社が変わっただけで、同じ自分でも仕事の進め方や成果が大きく変わることを実感しました。

だからこそ、仕事がうまくいかないときに、すべてを「自分の能力のせい」にする必要はないと思っています。
「残業月80時間超え&低すぎる年収」の環境から卒業して働き方も年収も大きく変わった実体験は、こちらの記事で解説しています▼
年収330万円アップで残業もゼロ。

さらに柔軟な働き方も手に入れ、以前とは比べものにならないほど心に余裕を持てるようになりました。

仕事内容が劇的に変わったわけではありません。
私の能力が急に高くなったわけでもありません。
変わったのは、会社だけです。
| 転職前後の変化 | 転職前 | 転職後 |
| 企業 | ハウスメーカー | 大手IT企業 |
| 年収 | 390万円 | 720万円 |
| 残業 | 月80時間 | 10時間未満 |
| 休日出勤 | あり | なし |
| 働き方 | 昭和的な働き方 残業が美徳 効率の悪い業務の進め方 | 柔軟な働き方 フレックス制度 オフピーク出勤 テレワークの活用 |
| 評価軸 | 年功序列 成果よりも長時間労働が評価 | 成果や効率化を正当に評価 |
「自分は仕事が遅い」と悩んでいた私が気付いたこと
以前の私は、仕事に追われていました。
残業も多く、日々目の前の仕事を終わらせることで精一杯。

「自分は仕事が遅いのかな」と思うことも毎日ありました。
でも、転職して環境が変わってから気付いたことがあります。
仕事の進め方だけではなく、
- 会社のルール
- 上司、先輩社員
- 業務量
- 周囲の協力体制
- 業務効率化への考え方
によって、仕事のしやすさは大きく変わります。
だから、「仕事ができる人にならなければ」と自分を責め続ける前に、「自分がいる環境は、仕事の力を発揮できる環境なのか?」
も考えてみてください。

これは、経理として長年働いてきた私が本気で過去の自分に伝えたいことでもあります。
環境を変えるためには転職活動
まずは、今の会社以外の世界に触れておくことが大事です。
そのために必要なのが、転職活動。
経理は転職しやすいことも強みです。
経理の転職のしやすさと転職を成功させるポイントは、こちらの記事で解説しています▼
私の経験上、経理転職は「どの転職エージェントを使うか」で結果が大きく変わります。
経理は会社によって働き方も年収も驚くほど違う。
なので転職エージェント選びはかなり重要。
1社だけに登録するのではなく、それぞれ強みの異なるエージェントを併用するのがおすすめです。
特に、
- 経理業務をどれだけ理解しているか
- 企業の実態まで把握しているか
で、転職成功率もミスマッチ率も大きく変わります。
私自身も利用して、転職エージェントの活用は転職の成功には欠かせないと感じています。
- 親身に伴走しながら年収アップをサポートする「JACリクルートメント」
- 経理に特化したサポートを受けられる「ヒュープロ」
などは、特に親身に自分のキャリアに向き合ってもらったので実際に登録して良かったです。
完全無料で使い放題なので、まずは情報収集や相談だけでもしてみる価値はあります。
その他の転職エージェントについても、特徴や使い分け、口コミを踏まえて経理におすすめできるサービスを厳選して紹介しています。
- 年収アップを実現したい
- 働き方を改善したい
そんな方向けに、経理転職で役立つエージェントや転職活動のノウハウを以下の記事でまとめています。

経理転職は「どのエージェントを使うか」で結果がかなり変わります!
本気で環境、年収を変えたい人には本当におすすめです。
![]() JACリクルートメント | ![]() リクルートエージェント | ![]() ヒュープロ | マイナビエージェント | |
| おすすめ使用法 | できるだけ年収アップを狙った質の高い求人をゲット | より自分に合った職場を広く探すため選択肢を増やす | 経理特化の専門性の高いアドバイザーを味方にする | 慣れない転職活動で丁寧なサポートを受ける |
| 特徴 | 特化型 | 総合型 | 特化型 | 総合型 |
| 経理系求人数 | 約1,000件 | 約8,000件 | 約3,000件 | 約2,000件 |
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経理で評価されるのは「何でもできる人」ではない

経理としてキャリアを積んでいくと、「もっと難易度の高い仕事をしなければ」と思うことがあります。
- 連結決算
- 税務
- 開示
- 管理会計、予算管理、FP&A
もちろん、専門性を高めることは大切です。
私自身も、経理として働く中で、さまざまな業務を経験してきました。
ただ、15年経って思うのは、専門知識だけで評価されるわけではないということです。
経理で一番の武器になるのは「信頼」
例えば、「この人に任せれば安心」と思ってもらえること。

これまでの経験上、私はこれが長い経理キャリアでは大きな武器になると感じています。
- 期限を守る
- 約束を守る
- 報告する
- 相談する
- 周囲と協力する
- 問題が起きたときに逃げない
どれも特別なスキルではありません。
15年間の経理経験を通じて、こうした当たり前を積み重ねることで、少しずつ信頼が生まれていくことを実感してきました。
私自身、支払ミスや決算で数字が合わないなど、たくさん失敗してきました。
だからこそ思うのは、仕事ができる人は「ミスをしない人」ではなく、「問題が起きたときに逃げず、信頼を積み重ねられる人」だということ。
結局、長く一緒に働きたいと思ってもらえる人が強い。

「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえることは、経理として大きな財産です。
まとめ|仕事ができる人は「速い人」ではなく「信頼される人」

経理として15年働いてきて、私が思う「本当に仕事ができる人」は、単純に仕事が速い人ではありません。
私が出会ってきた「仕事ができる人」の共通点
- 仕事の目的を考える
- 無駄な仕事を減らす
- 優先順位をつける
- ミスを仕組みで防ぐ
- 周りを巻き込む
- 自分がいなくても回る状態をつくる
- 「この人に任せれば安心」と思ってもらう
こうしたことを積み重ねている人です。

そして、もう一つ忘れてほしくないのが「環境」です。
どれだけ努力しても、仕事を抱え込まされる環境や改善を受け入れてもらえない会社では、自分の力を発揮できないことがあります。
私自身、転職を経験して、環境が変われば同じ人でも仕事への向き合い方が変わることを実感しました。
だから、「自分は仕事ができない」と悩んでいるなら、まずは身近な仕事ができる人を観察してできることからマネしてみてください。
それでも苦しいなら、自分の能力だけを責める必要はありません。
自分が仕事ができないのではなく、まだ「仕事ができる自分」を発揮できる環境に出会っていないだけかもしれません。
経理として15年働いてきたからこそ、私はそう伝えたいです。



