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「経理の仕事、正直しんどい…」
日々悩みを抱えながらも、
- 経理なんてラクな仕事でしょ
- 安定してるんだから我慢すべき
と、周りから思われているのでは…と感じ、気持ちを押し込めてはいませんか。
- 評価されにくい
- 年収が伸びない
- ミスが許されない
その悩みは、決してあなただけのものではありません。
私は経理歴15年以上、複数の会社で実務を経験してきました。
その中で痛感したのは、経理の悩みの多くは個人の能力ではなく、「職種特有の構造」と「環境から生まれている」という事実です。
この記事では、現役経理マンとしての15年の経験とリアルな現場ノウハウをもとに、経理ならではの「なぜこんなに悩みが尽きないのか」を言語化します。
よくある悩みのパターンと、現実的な解決策まで整理。
ただ愚痴で終わらせるのではなく、今のモヤモヤを整理して、これからのキャリアを冷静に考えるためのヒントをお伝えします。

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経理のよくある悩みと抜け出すヒントを紹介します

経理の仕事は、外からは見えない悩みばかり増えていきます。
数字を扱う専門職なのに、評価されにくく、ミスは許されない。
「これ、しんどいの自分だけ…?」
そう思ったことがあるなら安心してください。
その悩み、ほぼ全経理が通る道です。

経理の悩みには、会社や年齢を超えて共通するパターンがあります。
もし3つ以上当てはまったら、それはあなたの能力不足ではなく「環境の問題」です。

それぞれについて解説していきます。
頑張っても評価されない
経理の仕事の苦しさは、どれだけ頑張っても努力が直接的な結果として評価されにくい点にあります。
- 月次決算を期限通り、正確に終わらせる
- 業務フローを改善して締め日を短縮する
本来はもっと評価されていい仕事なのに、結果として返ってくるのは「特に問題なし」の一言だけ。
そんなケースは珍しくありません。

これは、経理の成果が「プラスを生む仕事」ではなく、「マイナスを起こさない仕事」として見られやすいからです。
売上を伸ばした営業や、新しい施策を打った企画部門は成果が数字で見えます。
一方で、経理は何も起きないこと自体が成果。
その価値が可視化されにくい構造になっています。
私自身も、決算のタスクで期限を一度も遅らせたことがないのに評価は横ばい。
たった一度のミスが何年も記憶に残るといった経験があります。
この「減点評価」が続くと、「頑張る意味あるのかな…」と感じてしまうのは当然です。
まず知っておいてほしいのは、「評価されにくい=価値がない」ではないということ。
それはあなたの能力の問題ではなく、経理という職種が抱える構造的な課題です。
経理は「何も起きないこと」が評価される仕事

経理は「問題が起きないこと」が評価基準。
- 数字が合って当たり
- 問題が起きれば即指摘
誰にも褒められないし評価も見えにくい性質です。
「何も起きなかった=何もしなかった」ではなく、トラブルゼロは見えないところでやり切った仕事の「成果」。
それが経理の仕事です。

経理の仕事は、見えないところで会社を支え、安心を生む価値ある仕事。改善や努力が数字として評価されにくくても、その価値は確実に存在します。
年収が上がらない・天井が見える
経理として何年も経験を積み、決算を回し、トラブルもなく業務をこなしている。
それでもふと給与明細を見て、こう思ったことはありませんか?
「この先、どれくらい給料上がるんだろう…」
経理は、専門性が高く責任も重い仕事です。

にもかかわらず、年収の伸びが緩やかで、ある程度のところで「天井」が見えてしまうケースが少なくありません。
多くの会社では、管理職のポストが限られており、そもそも出世できる人数が少ない。
課長、部長といった管理職の枠は少なく、上が詰まっている状態になりがちです。
どれだけ優秀でも、「ポジションが空かない」という理由だけで年収が止まってしまうのが現実。
仮に役職がついたとしても、年収の伸び幅が想像以上に小さいケースも珍しくありません。
結果として、
- 経験年数は増えている
- 責任は確実に重くなっている
それなのに年収はほぼ横ばい、という状態に陥りやすいのです。
この違和感を放置したまま働き続けると、
「このまま定年までこの年収なのか…」
という不安が、じわじわとメンタルに効いてきます。
これがとても厄介で、仕事へのモチベーションや将来の見通しまで曇らせてしまいます。
年収の天井が見えたとき、経理が見直すべきキャリア戦略
大切なのは、経理という仕事の価値が低いわけではないと理解すること。
問題は、評価されにくい構造の中に身を置き続けていることです。
年収の天井が見えたときこそ、
- 評価のされ方
- 会社規模
- 経理+αのスキル
を冷静に見直すタイミングと言えます。

だからこそ、経理で年収アップを狙うなら、私の経験上も社内で昇給や昇格を待つより環境を変える方が早いことが多いです。
自分の手で状況を変えるチャンスを広げられる「転職」は、
- 年収
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を一気に変えられる、最も現実的な手段でもあります。
「今の会社にいる限り、先が見えてしまった」
もしそう感じたのなら、そのモヤモヤを放置せず、真剣に受け止めてみてください。
キャリアを考え直す、十分な理由ときっかけになります。
経理の転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【徹底解説】経理転職を成功させる転職活動の流れと始め方を専門家がイチから教えます
私はあの日、この悩みを理由に転職活動を始めたことで、年収アップ、働き方を大きく改善できました。

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昇給は年功序列、役職はポスト待ち。
どれだけ努力しても、年収の上限が早い段階で見えてしまうのが経理職です。
営業のように成果で跳ねることができず、「この先10年後も同じかも」と思った瞬間、急に不安が押し寄せます。
不安は、考え続けているだけでは消えません。
一方で、
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経理は専門性が強い職種だからこそ、求人の質に大きな差があります。
経理は実務経験やスキルによって評価が大きく変わるため、「プロが第三者視点で整理してくれる」のは本当に心強いです。
仕事が単調で成長している気がしない
経理の基本的な業務は、
- 毎月の仕訳入力
- 請求書チェック
- 支払処理
- 月次・年次決算
一つひとつは重要な業務でも、流れはほぼ毎月同じです。
その結果、自分のスキルや成長に成長に疑問を感じ、
- 去年と比べて何か変わっただろうか…
- 経験年数だけが増えている気がする
といった感覚に陥りやすいのが現実です。
経理の仕事は、ミスなく回すことが評価の中心。

新しい挑戦よりも、正確さや再現性が求められるため、自分の成長を実感しづらくなります。
成長できないのは個人が原因ではなく「環境」の問題
当時の私は、「今成長できていないのかも」と悩みましたが、後になって分かりました。
問題は自分ではなく、成長機会が少ない環境だったということです。
- 業務改善や制度設計に関われない
- 経営の意思決定から距離がある
- 経理+αのスキルを試す余地がない
この状態では、どれだけ真面目に働いても仕事は「慣れる」だけで終わってしまいます。
もし今、「仕事が単調で、この先も同じ業務が続きそう」と感じる状況なら、それは怠けではありません。
キャリアを見直すサインです。
忙しいのに、成長している実感がない。
このギャップって地味にメンタルを削ります。
同じ経理でも、環境が変われば求められる役割も、成長スピードもまったく違う。
これは、私自身が実際に環境を変えて痛感したからこそ断言できます。
ミスが怖くて常に緊張している
経理の仕事は、たった一つのミスが大きな問題につながります。
- 金額の誤り
- 勘定科目の選択ミス
- 締切遅れ
どれも「後になって発覚」するほどダメージが大きい。
だからこそ、
- 本当にこれで合っているか?
- 見落としはないか?
と、常に頭のどこかで気を張った状態になります。
私自身、決算繁忙期は特に気が休まらず、
- 監査法人からのメール
- チャットツールの通知
が鳴るたびに、「何かやらかしたかもしれない」と心臓がドキッとする感覚を何度も経験しました。

経理は評価されにくい一方で、ミスだけは強く記憶される仕事です。
完璧に回しても「当たり前」、一度のミスで信用を落とす可能性がある。
この構造が、経理を常時緊張状態に追い込みます。
さらに、業務が属人化している職場ほど、「自分が止まる=会社が止まる」というプレッシャーがのしかかります。
責任感が強い人ほど、ミスを恐れて慎重になり、慎重になるほど疲弊していく。
繁忙期が近づくと体調を崩す人が多いのも、経理あるあるです。
ミスへの恐怖は個人ではなく「仕組み」で解決
ここで一つはっきり言えるのは、その緊張感は「経理に向いていない証拠」ではありません。
むしろ、仕事に真剣だからこそ生まれる感覚です。
とはいえ、常に張り詰めた状態が続けば、集中力は落ち、余裕も失われます。
結果的に、ミスのリスクが高まるという本末転倒な状況にもなりかねません。
- チェック体制が整っているか
- ツールや仕組みでミスを減らせているか
- 一人に責任が集中しすぎていないか
もし「ミスが怖い」が常態化しているなら、それは個人の問題ではなく、「仕組み」の問題である可能性が高い。

経理は、安心して正確な仕事ができてこそ本領を発揮します。
緊張に耐え続ける働き方だけが、正解ではありません。
経理としての力を最大限発揮するには、仕組みを整えて安心して仕事できる環境を作ることが不可欠です。
ミスを減らし、経理の価値を上げる「自動化」の力
ミスを恐れ続ける働き方に縛られる必要はありません。
むしろ、作業を自動化してルーチン業務の負担を減らすことで、数字の裏にある課題や改善点に目を向ける余裕が生まれます。
長い経理経験上、経理の現場で自動化にとても役立つのは、
- エクセルマクロ(VBA)
- Power Query(パワークエリ)
- 経費精算ツール
- AIによる仕訳自動化
- RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
です。
これらの自動化の仕組みを取り入れることで、ミスを減らし、経理としての価値をさらに高められます。

今の環境で疲れや不安を感じるなら、自動化を活用して仕組みを変える行動が、成長と働きやすさにつながります。
経理の自動化については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理業務の自動化とは?即使えるツールと導入ステップを経理歴15年の経理マンが徹底解説
他部署から理解されない、軽く見られる
- なんでそんなに細かいんですか?
- これ、今すぐ処理できません?
経理をやっていると、一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。
こちらは、経理としてルールやリスクを踏まえて対応しているだけなのに、他部署から見ると
- 融通が利かない
- 仕事に水を差してくる人
に見えてしまう。

結果として、会社によっては軽く扱われているような感覚を覚えることがあります。
経理の仕事は、会社を守るためのセーフティネット的な役割でもあります。
- 不正防止
- 内部統制
- 税務リスクの回避
どれも表に出にくく、トラブルが起きなければ仕事は知られず、存在感も薄い。
私自身、「これくらい大丈夫でしょ?」と強めに言われ説明しても理解されず、最終的には「空気を読まない人」のような扱いをされた経験は複数あります。
でも後になって分かったのは、これは説明力や人間関係だけの問題ではないということ。
経理は、どうしても成果が可視化されにくい仕事です。
売上を生むわけでもなく、貢献度を数字で示すのも難しい。
そのため、専門性や重要性が正しく伝わらない環境では、軽く見られやすくなります。
経理が消耗しないために持っておきたい一つの視点
ルールや締切を守ってもらうための説明が、なぜか「文句」や「水を差しているだけ」と受け取られる。
現場と会社の間に挟まれ、静かに消耗していく…
これは、経理を続けていれば誰もが一度は通る道です。
経理を長くやってきて一つはっきり言えること。

この状況で一番大切なのは、どういう意識で仕事と向き合うかだということです。
経理の仕事は、成果が見えにくいだけ。
不要だから軽く見られているわけではありません。
- 不正
- トラブル
- 内部統制上の不備
- 会計処理上の問題
が起きていないのは、皆さんが細部まで目を配り、最後の砦役をきちんと果たしている証拠です。
今すぐ評価されなくても、経理の役割は絶対に必要不可欠。
仕事の中身は見えなくても、経理の価値がなくなることはありません。
経験上、この事実を理解しているだけで他部署の言葉に過剰に振り回されず、少し距離を置いて仕事ができるようになります。
さらに言えば、経理に限らず、会社全体が経理の役割をきちんと尊重する社風の職場もあります。
環境次第で働きやすさは大きく変わりますよね。
「細かい」と言われる仕事こそ、本気で会社を守っている証拠。
経理を続ける上で、この意識を持てるかどうかは、メンタルを守るうえでも本当に大きな違いになります。
人間関係が閉鎖的で逃げ場がない
経理の職場は、良くも悪くも人の入れ替わりが少なく、ルーティン業務も多い性質です。
- 同じメンバー
- 同じ席
- 同じ業務
この環境は安心にもなりますが、一度歯車が噛み合わなくなると、一気に息苦しくなります。
経理は営業のように外回りがあるわけではなく、基本はデスクワーク。

人間関係がこじれても、その場から離れることができません。
業務上の会話は避けられないし、一日中、同じ空気の中で仕事を続けることになります。
さらに経理は、「正しいこと」を伝えなければならない仕事です。
- ルール
- 締切
- リスク
相手の都合よりも、会社としての正解を優先する場面が多い。
その結果、知らないうちに「煙たがられる存在」になり、気付けば人間関係の溝が深まっていくこともあります。
- ミスが許されない緊張感
- 情報を外に出せない職種特性
- 少人数体制で属人化しやすい業務
こうした構造が重なり、人間関係が自然と内向きになることも。
もし今、「逃げ場がない」と感じているなら、それは環境が合っていないサインです。
今の環境だけが「答え」じゃない
私自身の経験から言えるのは「経理の職場がすべて閉鎖的というわけではない」ということです。

同じ経理でも、驚くほど風通しよく働ける環境は確実にあります。
無理に一人で抱え込まず、少し視野を外に向けてみてください。
転職する・しないは別として、転職活動を通じて外の世界を知るだけでも、選択肢は大きく広がります。
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
将来、AIに仕事を奪われそうで不安
「この仕事、将来AIに置き換えられるんじゃないか…」
経理をやっていると、一度はよぎる不安ではないでしょうか。
- 仕訳の自動化
- 請求書のAI読み取り
- 経費精算の自動承認
便利になる一方で、「自分の居場所は残るのか?」と感じてしまうのも無理はありません。
経理の自動仕訳については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【経理歴15年が解説】仕訳自動化の完全ガイド|実務で本当に使える方法・事例と注意点
実際、経理業務の一部はすでにAIやシステムに置き換わっています。
- 単純な入力作業
- 定型的なチェック
- ルーティン処理
これらは今後、さらに自動化が進むでしょう。
ただ、ここで一つ冷静に考えておきたいことがあります。

AIが奪っているのは「仕事」ではなく、「作業」です。
経理の将来性については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の将来性は?AIやRPAで自動化される?経理歴15年の現役経理マンが解説します!
AIでは代替できない「判断する経理」の価値
経理の仕事には、
- 取引の背景を読み取る
- グレーな判断を整理する
- 他部署と調整しながら落としどころを探る
- リスクを先回りして潰す
こうした「人の判断」が必要な領域が必ず残ります。

むしろAIが入ることで、単純作業から解放され、「考える経理」「判断する経理」がより求められるようになっています。
それでも不安が消えないのは、今の仕事が作業中心になっているからかもしれません。
AIに置き換えられるかどうかではなく、「自分は今、どんな役割を担っているか」を見直すことが大切です。
AIに奪われるかではなく「AIとどう価値を高めるか」
AI時代に価値が下がるのは、変化を避けて同じやり方にしがみつくこと。
逆に、
- 業務改善に関わる
- システム導入に関与する
- 数字の意味を説明できる
こうした経験は、どの環境でも武器になります。

将来に不安を感じているのは、決してあなただけではありません。
AIに仕事を奪われるかどうかではなく、AIとどう付き合い、どんな経理になるか。
そこに目を向けられるかどうかが、これからの差になります。
経理のAI活用については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理業務のAI活用とは?現状と事例、メリットと注意点を経理歴15年の経理マンが徹底解説
経理の悩みを解消する現実的な選択肢

ここまで読んでいただき、
「わかるけど、じゃあどうすればいいの?」
と感じた方も多いはずです。

経理の悩みは精神論では解決しません。
現実的に取れる選択肢は、大きく分けて2つしかありません。
経理の悩みを解消する選択肢
- 今の会社でできる対処法
- 環境を変えるという選択(転職)
まずは、今の会社でできることから見ていきましょう。
今の会社でできる対処法
今の環境に不満や不安を感じていても、「すぐに転職するのは違う気がする」そう思う人は多いはずです。

実際、経理の悩みは環境だけが原因ではないケースもあります。
立ち位置や役割の取り方を少し変えるだけで、働きやすさや評価が改善することも珍しくありません。
だからこそ、いきなり環境を変える前に、今の会社でできる対処法を一度整理してみることが大切です。
業務効率化|「作業者」から抜け出す
日々の業務が、
- 入力
- 確認
- 修正
この繰り返しだけになっていると、どうしても部内のリソースは頭打ちになります。
特に意識したいのが、「どうすればこの作業減らせるか?」という視点です。
- エクセルの手作業を減らせないか
- チェック工程を仕組み化できないか
- ツール導入で省ける作業はないか
業務効率化は、成果が数字や時間で見えやすい。

経理が評価されにくい環境でも、「減らした作業時間」をアピールできるので、比較的「伝わりやすい武器」になります。
エクセルを使用した経理業務の効率化については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【経理×エクセル】残業激減!経理歴15年の実体験から学ぶ必須スキルと時短テク
経理の仕事では、膨大なデータを集計したり、仕訳の元になる証憑を作るために、ほぼ毎日エクセルを使います。
私も初めて経理になったときは、「経理ってこんなにエクセルを使うのか」と衝撃を受けました。
そんな日々のエクセル作業を効率化・自動化するのに現場で特に役立つのが、
- エクセルマクロ(VBA)
- Power Query(パワークエリ)
です。
詳細は以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
» 【経理歴15年】エクセルマクロ(VBA)で経理業務を自動化する方法|属人化ゼロ!
» Power Query(パワークエリ)とは?経理に最適なExcelノーコード自動化ツールの活用法
役割の再定義|「言われたことをやる人」から一歩外へ
経理は、役割を自分で狭めてしまいがちな職種です。
- それは経営の仕事
- それは他部署の仕事
- そこまで踏み込まなくていい
そう線を引きすぎると、「処理担当」で止まってしまいます。
日々効率化に取組み、自分のキャパシティに余裕を持った上で、数字を作るだけでなく、
- この数字、何が原因か
- この動き、リスクはないか
- 改善余地はどこか
一言添えた深掘りができるだけで、経理の役割は大きく変わります。

ただ数字を処理するだけの「受け身の経理」から一歩抜け出すだけで、仕事の見え方も評価も大きく変わります。
今日からでもできるちょっとした深掘りが、経理としての存在感をグッと高める第一歩になるはずです。
評価される仕事への寄せ方
評価されない理由は、能力不足ではなく「評価軸とやっている仕事がズレている」ケースがほとんどです。
- 上司はスピードを見ているのに、正確性だけを追っている
- 経営は改善を求めているのに、処理量だけ増やしている
一度、「この会社、部署、チームでは、何をすると評価されるのか?」を冷静に見直してみてください。
寄せられる部分があるなら、そこで戦う価値はあります。
大事なのは、「評価されない=自分がダメ」という思い込みをしないこと。
まずは評価のルールを正しく把握し、戦うべきポイントを見極めるだけで、仕事の手応えややりがいは大きく変わります。
小さな意識の変化が、経理キャリアをグッと前に進める第一歩です。
環境を変えるという選択(転職)
どれだけ工夫しても、努力が評価につながらない環境は確実に存在します。
経理は特に、
- 会社規模
- 経営層との距離
- 業務範囲の広さ
によって、仕事の難易度も成長機会もまったく別物になります。
今の会社でできることを一通り試しても状況が変わらないなら、環境を変えること自体が最も合理的な選択になるケースも少なくありません。
転職は決して「逃げ」ではなく、自分のスキルや経験を、正しく使える場所を選び直す行為です。

この時代、転職という選択肢から目を背けることのほうが、実は逃げと言えるかもしれません。
同じ経理でも、
- 改善や提案が歓迎される職場
- 仕組みづくりに関われる環境
- 評価軸が明確な会社
に移るだけで、働き方も将来の見え方も大きく変わります。
大切なのは、「今の会社に残るか」ではなく、「どんな環境なら自分は力を発揮できるか」を基準に考えること。
その選択肢の一つとして、転職というカードを持っておくことは、経理としてキャリアを守る上で十分に現実的です。
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経理は「会社で難易度が全然違う」
これは、実際に転職を経験した人ほど強く実感するポイントです。
同じ経理という職種でも、
- 人員に余裕があり、業務が分散されている会社
- 常に人手不足で、ギリギリの体制で回している会社
- 経理を単なるコスト部門と捉えている会社
- 経理を経営のパートナーとして扱う会社
こうした違いだけで、仕事の重さも求められるレベルも、精神的な負担もまったく変わります。
業務量は同じでも、
- 相談できる
- 改善できる
- 意見が通る
環境かどうかで、経理のしんどさは大きく変わる。
同じスキル、同じ経験を持っていても、置かれる会社が違うだけで、「きつい仕事」にも「やりがいのある仕事」にもなり得る。

経理の難易度は、個人の能力よりも、どんな会社にいるかで決まる部分が想像以上に大きいのです。
さらに、経理の年収は「どこの会社にいるか」で決まります。
残念ながら、これが経理の現実です。
経理の年収の決まり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収は?年収アップの方法や年収の決まり方を経理歴15年の専門家が教えます
ブラック経理とホワイト経理の差
ブラックになりやすいのは、
- 一人経理・少人数
- 属人化が進んでいる
- ミス=個人責任
- 改善提案が通らない
- 残業が当たり前
こうした環境では、どれだけ真面目に頑張っても消耗しやすいのが現実です。
逆に、ホワイト寄りな環境は
- チェック体制がある
- ツール・仕組みが整っている
- 経理が経営に近い
- 業務改善が歓迎される
- 定時退社が定着
ブラック経理とホワイト経理の差は、個人の努力で埋められるものではありません。
「今の会社でできることはやった」
「でも限界を感じる」

そう思ったタイミングで、転職する・しないは別として外の会社環境を知ることは、大きな意味があります。
比較対象を持つだけで、今の悩みが
- 環境の問題なのか
- 立ち回りの問題なのか
冷静に切り分けられるようになります。
私自身も、経理の職場難易度の違いや、ホワイト経理の魅力を転職活動を通して痛感しました。
経理転職の体験談については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
まとめ|「悩み」の正体を知ることが、経理キャリアの第一歩

経理の仕事がつらいと感じるのは、あなたが弱いからでも、能力が足りないからでもありません。
多くの場合、その苦しさの正体は経理という職種が持つ構造的な問題と、今いる環境とのミスマッチです。
この記事で見てきたように、経理は
- 成果が見えにくく評価されにくい
- 年収の伸びに天井が見えやすい
- ミスへのプレッシャーが常に付きまとう
- 他部署から理解されにくい
- 環境次第で負荷が激変する
そんな特徴を持つ仕事です。
これらに悩むのは、むしろ「ちゃんと仕事と向き合っている証拠」でもあります。
大切なのは、「我慢し続けること」でも「勢いで転職すること」でもありません。
まずは、
- これは自分の問題なのか
- それとも環境・構造の問題なのか
を切り分けて考えること。
その上で、
- 今の会社で立ち回りを変える
- 業務効率化や役割の広げ方を試す
- 外の環境を知り、選択肢を持つ
こうした現実的な一歩を踏み出せば、不安は「漠然とした苦しさ」から「整理できる課題」に変わっていきます。
経理は、会社にとって必要不可欠な仕事です。

ただし、「どこで・どんな環境でやるか」によって、しんどさも将来の見え方も大きく変わります。
もし今、
「このままでいいのかな…」
と少しでも感じているなら、その違和感は無視しないでください。
何年後かに必ず後悔します。
悩みを言語化できた今が、キャリアを守るためのスタート地点。
皆さんが無理なく力を発揮できる選択肢は、一つではありません。
この記事が、皆さんのより良いキャリアや働き方につながるきっかけになれば嬉しいです。



