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- 今の会社で働き続けてもいいのか?
- 自分の職場って辞めた方がいいのか?
- この仕事のやり方って当たり前?
このように自分の会社は他の会社と比べてどうなのか、気になったりしたことはありませんか?
今の会社を「少しでも辞めたい」と思っている方、または「このまま今の会社で働き続けていいのか」悩んでいる方は必見です。
この記事では、辞めた方がいい会社や職場にはどんな特徴があるのかを転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンが解説します。
自分の会社しか知らないと、その環境が当たり前になってしまいます。
もっと条件や待遇、年収の良い職場が他にたくさんあることに気付けず、将来が非常に危険です。
ブラック企業ではなかったとしても、今の会社が自身にとって最適な働き方や環境ではない可能性がとても高いのです。
事実、厚生労働省によると、約7割の会社が労働基準関連法に違反していることがわかっています。
出典:厚生労働省労働基準局「労働基準監督年報」
- 辞めた方がいい会社・職場の特徴
- そのまま居続けるとどうなる?
- そんな会社からの脱出方法
それぞれについて、専門家が他では教えてくれない、知らないと損するノウハウを出し惜しみなくお教えします。
転職が決まってからの円満退社のコツも紹介するので、今の会社・職場で働くことに不安や心配ごとがある人はぜひ参考にしてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
辞めた方がいい会社・職場の「代表的な特徴」
辞めた方がいい会社・職場の「代表的な特徴」を大きく4つ解説します。
結論は、以下の4つです。
辞めた方がいい会社・職場の「代表的な特徴」
- 会社や仕事に将来性がない
- パワハラやいじめなどの人間関係のストレス
- 仕事に対する評価が筋違いで見合う給料が見込めない
- 慢性的な激務のブラック企業
何か働きにくいなと感じたとき、現職のままもし自分が変えられるものであれば、より適切な状態に変える努力をする選択肢もあります。
たとえば、職場でPCを利用するが、モニターが1台しかなく非効率に感じている場合を想定してください。
自分の意志でモニターを2台に増やしてデュアルディスプレイにすることで、単純に作業効率が上がります。やるかやらないかを自分で決められて、それが業務効率化に直結する例です。
小さなことでも、自分の考えや行動を変えることで状況が改善するのであれば、ぜひ今の会社でできることを積極的に取り組んでより良い状況を目指してください。
一方で、この記事では自分の意志や行動でどうにかならないような「会社を辞めた方がいい特徴」に特化して解説します。
いくら自分が頑張っても、
- 他人の考え
- 会社全体の社風
などは変えることができません。
自分ではどうすることもできないことに自分の労力やリソースを費やすのは、とてももったいないことです。
あとで解説しますが、人生において仕事の割合は2~3割。
残りの7~8割は仕事以外の時間です。
精神的にも身体的にも追い詰められて、仕事を休日に持ち込んでしまうような働き方は決して適切ではないですよね。
もっと人生全体で考えたら、より良い生活ができるはずです。
自分の人生において、健康である体はとても大事です。
もし、職場がブラック企業で、精神的にも身体的にも働ける状態ではなくなってしまうレベルであればすぐにでも会社を辞めてください。
一方で、ブラック起業とまではいかなくても「この場合は会社を辞めた方がいいケース」というものがあります。
ここでは、会社を辞めるべきか見極めるための「辞めた方がいい会社の特徴」について、経理歴15年の現役経理マンが解説します。
なぜ辞めた方がいいのかの理由も併せて説明するので、ぜひ自分の状況と比較してみてください。
少しでも当てはまるような項目があれば、現職での働き方を見直す良い機会にしてください。
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見|転職に踏み切れない理由
会社や仕事に将来性がない
イチ社会人として自分の身を置くフィールドとして、会社や仕事に将来性がないことは、その先に自分の未来はありません。
今の会社で人間関係含め社風、職場環境のもと一生働くイメージができなかったら会社を辞めてもいいサインです。
私は、会社がブラックとまでは言わないけれど、無駄な作業に時間を費やされそのせいで非効率な働き方が蔓延した職場にいました。
- 残業も繁忙期は月100時間超
- 給料も同業に比べて低い
前職では「そんなとこに重要性ないから!」っていうようなことにこだわって時間をかけることが常識。
生産性が悪く本質的な価値を何も生まないように感じていました。
- そんな細かいことにそんな時間かける必要あるのか
- この資料作りは一体なんのためなのか
上司に恐れ、本質的なことを議論することを避ける体質。
その環境に仕事のやりがいも感じられなくなり、この先ずっとそんな思いを抱えて働くことに限界を感じました。
最終的には、その会社で一生働くイメージができなくなり辞めることを決めました。
私の会社を辞めるに至る体験談は、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理歴15年の現役経理マンが会社を辞めた経緯や体験談と転職活動の全ノウハウ
では、客観的に会社や仕事に将来性がないと判断するポイントはどのようなものなのでしょうか。具体的な例を2つ解説します。
- 給料が上がらない会社
- 社員を大事にしない会社
給料が上がらない会社
経理は特に給料が上がりにくい職種です。
しかし、継続して大きく給料が上がる会社もあります。
給料がまったく上がらないのは、自分が給料が上がらない会社にいるからです。
会社によって給与水準は様々です。
ビジネスモデルや会社規模によって社員の年収は大きく変わってきます。
- 社員の人件費を一般の水準まで上げられない
- 会社に利益を残すために社員の給料をできるだけ安く買い叩く
のように構造的に給料が安くなってしまっている会社もあるのが現実です。
この場合は、その会社でどれだけ勤続したところで、一生年収は上がりません。
一方で、会社全体の給与水準が高く、社員の平均年収が他の会社より大幅に高い会社もあります。
さらに、経営者の考えや会社の意向として、社員には一般の水準以上の報酬を支払うという方針で経営をする会社もあるのです。
どれだけ努力をしても報われない場所はあります。なにより、正しい場所で報われる努力をすることが大事です。
もし自分が働く会社の給料がなかなか上がらない場合は、その会社を辞めることを積極的に考えてみてください。
年収の決まり方や年収アップ方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収・年収アップの方法・年収の決まり方
社員を大事にしない会社
社員を大事にしない会社で働くと、それだけ自分の時間も奪われてしまいます。
キャリアも給料も上がらない環境で会社に使われ続けてしまいます。
社員を大事にしない会社は、目先の売上を追いかけるばかりで、利益を社員に還元する気はまったくないのです。
そんな会社で努力しても、一生報われることはありません。
無駄に時間とキャリアを費やしてしまい、後で後悔してしまいます。
では実際にはどんな会社が社員を大事にしない会社なのか。
社員を大事にしない会社には以下のようなパターンがあります。
- 経営層・管理職の考えが自分中心
- 人手が足りず、仕事量が多すぎる
- 社員の入れ替わりが激しい
まず大きいのが、経営層・管理職に「自分だけが儲かればいい精神」があることです。
会社の上層部が、「社員は所詮社員で使うだけ使い倒してあとは自分たちが利益を得ればいい」のように考えているケース。
これでは社員がいくら頑張っても、自分に返ってくることはありません。
また、現場の状況に理解がなく、それぞれの仕事量が多すぎる場合も組織として社員を軽く見ているといえます。
明らかに人手が足りていなければ、会社は適切な人員配置をして目先の利益だけではなくもっと先を見る対応を取るべきです。
結果的に社員を大事にしない会社からは、人はどんどん離れていきます。
特に優秀な社員ほど、とっとと辞めていってしまうのが特徴です。
社員を大切にしない会社で働くと、時間を無駄に使ってしまいます。
キャリアもスキルも磨けなければ、転職するときに大きなハンデを負ってしまいます。
手遅れにならないようにできるだけ早めに気付いて、自分のためにこの記事で教える「未来ある行動」をしていきましょう。
パワハラやいじめなどの人間関係のストレス
職場でパワハラやいじめがあり人間関係がうまくいっていない場合は、会社を辞めた方がいいです。
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らない
- 同僚や先輩と相性が悪く関係がうまくいかない
- 40代50代のお局がいて部内の雰囲気が悪くやりづらい
- その日の気分で部下を怒鳴りつけたりする上司がいて職場環境が悪い
自分の考えや行動は変えられても、他人のことは変えられません。
それだけ人間関係は、社会人として働いていく中ではとても重要な要素です。
「上司の性格が悪い」、「同僚と仕事の仕方が合わない」など…
人間関係が良いのと悪いのとでは、ストレスの大きさが大きく変わってきます。
特に経理の仕事は基本的にはルーティンワークです。
デスクワークが主体になるなので、職場では上司や同僚と一日中顔を合わせて仕事をします。
日頃から接点が多い人の中に、合わない上司や同僚がいたらそれだけでストレスは最悪です。
経理は、人間関係や労働環境がもろに影響する性質にあります。
一度人間関係が崩れてしまうと、内勤なので丸一日中その上司や同僚と過ごさなければいけません。
精神状態としてはなかなか過酷ですよね。
アドバイスと対処法
会社員なので、職場に合わない人がいても上司の異動や自分の異動でその上司や同僚から離れられる可能性もあります。
- 嫌いな上司がもうすぐ異動
- 合わない同僚が異動
- 空気悪くするお局さんが退職
- 自分が他の部署に異動
実際にそれまで我慢して、人間関係が今よりよい状態になるまで我慢して待つ道を選ぶ人も多くいます。
長い社会人人生で見たら、それも選択肢かもしれません。
しかし、経理職は誰でもできるわけではありません。
適切なスキルがある人が着任しています。
経理は自分と人間関係が合わない上司や同僚が、頻繁に部署異動するような性質ではありません。
いつ異動があるのか、そもそも異動自体あるのかもわからない状態で、受け身の状態でそのときまで我慢することはなかなか耐えられないですよね。
私はその状態で「我慢」して今の会社に残ることはおすすめしません。
ストレスを抱え、健康的な精神状態でもいられず、体を壊す場合もあります。
それよりも、「転職しやすい」という経理の特性を活かして転職をするべきです。
自分の意志が結果に直結するので、劣悪な環境を卒業して今より自分に合った職場で働くことができます。
経理の転職のしやすさについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理は転職しやすい
それが当たり前として我慢するのはNG
経理は職業柄、管理部門特有の細かくて頭の固い上司が存在しがちです。
資料の重箱の隅をつつくような細かい指摘や注意がストレスになって、仕事が自分のやりたいように進まないこともあります。
- そんなことにこだわったところで誰も見てない
- そんなところにお互いの時間を使っても意味がないし報われない
- もっと本質的な仕事に時間と労力を投下すべき
転職を経験してその会社以外の世界を知っていれば、細かくて本質的ではない指示ややり方が全てではないと考えられます。
自分の会社のやり方しか知らなければ、仮に本質ではないやり方を指示されたとしてもそれが当たり前なこととして従うしかありません。
それは「経理の仕事」が問題ではなく、その職場がたまたまそうなだけです。
実際に転職するかはさておき転職活動をすることで、いろんな働き方があることを知ることができます。
いろんな選択肢を知って、自分に合う働き方ができる職場を選んで経理の
- キャリアアップ
- 年収アップ
- 働き方改善
を目指していきましょう。
仕事に対する評価が筋違いで見合う給料が見込めない
人事評価の基準が「あいまい」だったり、そもそもおかしいと感じる場合は、私たちはその評価結果に納得することはできません。
適切に評価できる基準がなければ、いったい何を重視して評価しているのかがわからないので不信感でしかありません。
さらに、人事評価の結果そのものに納得ができないケースもあります。
自分の努力に見合う評価が得られないと感じる場合は、会社側と社員側でどこかにミスマッチがあります。
仕事に対する評価にミスマッチが起こっている限りは、自分の努力はいつまでも評価されず将来通して見合う給料も見込めません。
よく散見される、会社の残念な評価体質は以下の通りです。
- 自己評価よりも低く評価され、その理由が分からない
- 人事評価結果のフィードバックがなく個人的な感情で評価される
- 業務効率化を図った残業削減への取り組みより、だらだら働く長時間労働が評価される
- 実績に対する評価より、年功序列が優先される昭和的な働き方
このような風土がある会社は、そこでいくら努力をしたところで正当な評価が得られません。
正しい場所で報われる努力ができるように、方向性を一度見直してみてください。
慢性的な激務のブラック企業
最後に言うまでもないケースですが、極端な長時間労働やノルマによって毎日が激務のいわゆる「ブラック」企業は、すぐにでも辞めるべきです。
ブラック企業によって、特に年齢層の若い労働者が使い捨てされてしまいます。
法定労働時間を超える労働は、割増された手当の支給対象です。
出典:東京労働局「労働基準法割増賃金編」
一部のベンチャー企業などで、起業当初に残業が多くなってしまったりすることはあります。
しかし、「残業代を支給しない会社」は違法です。
何度も言いますが、どれだけ努力をしても報われない場所はあります。正しい場所で報われる努力をしましょう。
その方法はこの記事で解説します。
辞めた方がいい会社・職場に居続けるとどうなる?
ここまでで、辞めた方がいい会社・職場の代表的な特徴を解説しました。
次に、そのような会社で働き続けるとどうなってしまうかを具体的に説明します。
「自分の会社の常識」=「自分の常識」
どんな会社で働いていても、どうしても自分の会社の「働き方」や「常識」が当たり前になりやすい傾向にあります。
もし、先ほど説明したような「辞めた方がいい会社」にいる場合、そこに居続けると自分の常識が麻痺してしまいます。
自分が納得できていない給料で昇給もなかなかないのに、その状況をいつの間にか受け入れてはいませんか?
どこかで勝手に諦めて安い給料で我慢してしまうと、そこからは年収アップを目指すことができません。
さらに、精神的にも肉体的にもきつい働き方をしている場合は、それが当たり前になってしまいます。
辞めた方がいい会社に居続けてしまうと、無駄に時間とキャリアを費やしてしまいます。
その結果、転職のときに損してしまうため注意が必要です。
「仕事の時間」は「仕事以外の時間」の過ごし方を決める
「人生」にしめる「仕事」の割合は、実は2~3割しかありません。
出典:元ライフネット生命会長 出口治明氏の「働き方」の教科書より
1年間を時間で換算すると24時間×365日=8,760時間ですが、一般的な企業の労働時間は2,000時間程度です。
割合にすると、8割近くは「仕事以外の時間」になります。
人生の20~30%程度しか働かないのに、その時間で稼いだお金で残りの70~80%近くを賄わないといけません。
たった20~30%の働き方で、残り70~80%の時間が決まるのです。
それならば、もっと働きやすい環境で今より年収の高い職場で働く方がいいですよね。
さらに、考え方によっては良い発想の転換にもなります。
- 「たかだか2~3割の仕事に、こんなに悩んでいてもしょうがない」
- 「たかだか2~3割のことだから、上司や周囲の目などは気にせず、自分の思った道を思い切ってやってみればいい」
と思うことができれば、ダイナミックに行動できます。
迷いがなくなることで、よい結果が出ることが多いです。
何でも「物は考えよう」、割り切って俯瞰した目線で考え行動できると何か見え方が変わってくるかもしれません。
辞めた方がいい会社・職場から脱出する方法
辞めた方がいい会社や職場から脱出する一番効果的な方法は、転職することです。
そのためにも、まずは自分の現状を俯瞰で見ることが大事です。
転職するかしないかはさておき、もし今の会社しか知らなければ、まずは他の会社のことも知ってみることをおすすめします。
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見
今の会社で何も不都合なく不満もなければ、その会社でそのまま働くことに何の問題もないかもしれません。
少なくても私はそう思っていました。
しかし、語弊を恐れずに言えば、それはその会社、働き方しか知らないゆえに「無知という大きな問題点」に気付いていないだけです。
もっと違う世界があり、自分が想像もしていない魅力的な働き方があることを知ることで、より自分に合った環境に身を置ける選択ができます。
- 今の自分が想像もしないような働き方や環境があることを知れる可能性
- 今以上の年収や待遇で自分を必要としてくれる企業と出会える可能性
これは実際にやってみて初めて知ることができるので、なかなか実感が持ちづらいものです。
ですが、転職活動経験者であれば必ず共感のできる、とても大きな価値のあることです。
転職するしないは置いておいて、まずは自分の現状を俯瞰で見るために転職活動をしてみてください。
まずはこのことをお伝えしたいのです。
後悔しない考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 後悔しない転職活動と究極の考え方
働き方の選択肢を知ることが最重要
会社や転職の話に限らず何かを考えるとき、自分の置かれた状況が全てと考えないことは重要なポイントです。
「自分の把握している範囲はこうだけど、きっともっと違う方法、意見、考え方があるだろう」
という意識をすることで視野が広く持て、何事も成功に持っていきやすくなります。
周りがそういう人に一目置き、認めてもらえたり高く評価をされて伸びていきやすいです。
- きっとこの人は思い込みがない人
- 固定観念にとらわれない人
のように判断されてうまくいきやすくなります。
仕事においても、より自由で幸せに過ごすためには現職以外の選択肢も知った上で、今の自分の現状を俯瞰で見ることが最も効果的です。
さらに、現職でそのまま働くか、転職を意識して転職活動を進めてみるかは、働き方の選択肢を知ってるか知らないかで大きく差が開いてしまう世界です。
そのことを全く知らない当時の私は、正直に言うと以下のような考えを持っていました。
- 今どうしても辞めたいわけではない
- 今の仕事で融通が利くから他の環境にいってリスクを取りたくない
- 他の会社で自分が通用するか自信がない
- 転職活動しても今の会社より本当にいい会社に転職できるか不安
- あえてリスクをとってまで転職する必要ない
- 今の会社である程度評価されている
勝手にやらない理由探しをしている状態です。
転職活動をしようと考えていると、いつの間にか転職しない理由をいくつも作ってしまいます。
人間は何かはじめるときは、どうしてもやらない理由を探してしまいがちなのです。
これは会社に手錠をかけられているのと同じです。
むしろ、今の会社に評価されている人こそ、転職活動をおすすめします。
たとえば、今の会社で高く評価されている能力があれば、そのご自身のスキルや経験をもっと高い価値として給料に反映する企業も多くあります。
逆もしかりで、能力を過小評価され給料を買い叩かれている場合は、適正な基準で評価してもらえる環境が必ず他にあります。
まずは働き方の選択肢を複数知ることを意識してください。
そのためにも転職活動をして自分の市場価値をチェックしてみることをおすすめします。
自分の市場価値を自分で過小評価するのはとてももったいないです。
もっと自分に合った、年収も高い職場がある可能性がとても高いです。
転職活動の始め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動の流れと始め方
どれだけ努力をしても報われない場所はあります。
正しい場所で報われる努力ができるように方向性をできるだけ客観的に確認してみましょう。
転職のプロに相談する
とはいえ、今の会社をやめた方がいいのか自信が持てないことも多くあります。
そんなときは、転職のプロに相談して客観的な意見を聞いて参考にしてみてください。
私が転職を経験して、転職の成功の可能性を少しでも上げるために必要だと実感しているのは、転職エージェントの利用です。
転職エージェントに登録することで、全て無料で転職のプロに自分のキャリア含めて相談ができ、専門的なアドバイスがもらえます。
転職を考えているなら、まず間違いなく転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントに登録することで、以下のサービスを無料で受けられます。
転職エージェントをおすすめする理由
- 転職活動の悩みや不安を転職のプロに無料で相談できる
- 転職サイトでは紹介していない非公開求人を紹介できる
- 転職サイトよりも募集企業の年収が高い
- 応募書類の添削や面接対策ができる
- 面接の日程調整や年収交渉・条件交渉をしてくれる
- 転職サイトより転職成功率が高い
転職エージェントと転職サイトの違いについて知りたいときは、以下の記事を読んでください。
今の時代、転職エージェントの利用は欠かせません。
転職エージェントに登録することで、キャリアアドバイザーとの面談から転職活動のすべてが始まっていきます。
では、どの転職エージェントに登録すればよいのかですが、今まで30社以上の転職エージェントを活用してきた私が、もっとも転職の成功に近い方法をお教えします。
皆さんには、ただでさえ時間に限りある転職活動なので、数ある転職エージェントを片っ端から試してもらうより、私がやってみた結果を共有することでできるだけ効率的に進めていただきたいと考えます。
結論は、以下の4社に登録してください。
これがもっともバランスがよく網羅性のある転職エージェント活用法です。
経理におすすめの転職エージェント比較表
JACリクルートメント | マイナビエージェント | リクルートエージェント | MS-Japan | |
おすすめ使用法 | できるだけ年収アップを狙った質の高い求人をゲット | 慣れない転職活動で丁寧なサポートを受ける | より自分に合った職場を広く探すため選択肢を増やす | 経理特化の専門性の高いアドバイザーを味方にする |
特徴 | 特化型 | 総合型 | 総合型 | 特化型 |
経理系求人数 | 約1,000件 | 約2,000件 | 約8,000件 | 約2,000件 |
ポイント | 高年収が狙えるハイクラス領域で最大手 | 担当者のサポートが丁寧で安心 | 業界最大手で全業界の経理を扱い求人数No.1 | 管理部門特化型エージェント業界最大級の求人数 |
対象年代 | 30代~50代 | 20代~30代 | 20代~50代 | 20代~50代 |
費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
おすすめの転職エージェントは以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理におすすめの転職エージェント
おすすめの転職エージェントが「4社」の理由
リクナビNEXTが調査した転職エージェントの利用社数によると、転職者全体の平均利用社数は2.1社に対して、転職成功者の平均利用社数が4.2社。
転職に成功するためには、4社の登録が効果的であることがわかります。
ただでさえ不安で慣れない転職活動を進めるにあたって、無数にある転職支援サービスの選択肢は煩雑過ぎてより不安な気持ちにさせてしまいます。
私は転職活動を始めるときに、転職エージェントと転職サイトの違いすらもわかってませんでした。
サービス提供会社も多すぎて一体何に登録してどう進めていけばよいのか悩んでいました。
転職エージェントごとの求人数や担当者から出てくる企業にも偏りがあります。
キャリアアドバイザーとの相性やクセもあるので、特定の転職エージェントだけだとリスクがあります。
その点この4社の併用は、失敗のない求人数と質の網羅性があり、受けられるサポートも一番効率の良いバランスが整った方法です。
とはいえ転職エージェント選びは迷って当然です。
いきなり複数社登録して進めていくことはハードルが高いという人は、まずはJACリクルートメントで転職活動を始めてみてください。
経理で年収アップに一番効果的な転職エージェントです。
転職エージェントによっては、適当に求人の数を優先で案件を送付してくるケースも多いです。
しかし、私がJACリクルートメントを利用して希望する条件等を伝えて紹介された求人は、どれも要望通りの厳選されたものでした。
転職活動はノーリスク ハイリターン!
サービス品質に自信を持ち、対応の良さにも評判があり、特に最近とても人気。応募書類のサポートはもちろん、経験豊富なアドバイザーから的確なアドバイスがもらえます。
「質の高い求人の紹介」に定評のある転職エージェントです。
より自分にあった職場に出会うためには、転職エージェントの特徴を活かして転職の成功をつかんでください。
転職活動の始め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動の流れと始め方
転職エージェントを利用する前に知っておくべきことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントを利用する前に気を付けたい重要なこと
円満退社するためにやるべきこと
転職活動で希望した企業から内定をもらうと、新しい環境への期待に気持ちがいきがちです。
- 今の仕事のストレスからやっと解放された…
- 合わない上司や同僚とサヨナラできた!
- 新しい職場で心機一転頑張ろう!
- 新しい仕事はどんな業務?
- 入社までには何が必要?
今まで転職活動を努力してきた反動で、現職から一瞬にして解放された気持ちになります。
この感情自体は頑張ってきた証でもあり、決して悪いことではありません。
むしろそのために転職活動をやってきました。内定をもらったら新しい職場のことを想像してあれこれ考えることは当然です。
ですが、現職でのいい加減な態度や業務引継ぎをおろそかにして退職することとは話が違います。
無責任な対応は会社に迷惑がかかり、社会人としてマナー違反です。
現職への対応はいい加減に手抜きで行わず、トラブルのない形で円満退社したいですよね。
さらに、内定後は転職先との話し合いの中で入社予定日を事前に確定させます。
その入社予定日に向けて、人事部や配属先は入社手続きや配属に向けての具体的な準備を見えないところで進めています。
いろんな関係者が入社日に合わせて動いてくれているのに、
「現職でのトラブルで新しい職場への入社日が遅れる」
なんてことがないよう、事前に「退職の準備」も知っておきましょう。
退職をストレスなく片付けてしまいたい人は、退職代行サービスもあります。
特におすすめの退職代行サービスは「退職代行ガーディアン」です。
- 低費用で確実な退職代行
- 会社や上司へ連絡不要!
余計な気疲れやストレスを考えずに退職してしまいたい人は、ぜひご利用ください。
メディア掲載実績多数!
会社に退職を伝えるタイミング
現職での退職準備のスタートは、内定を承諾してからです。
「内定をもらえそうだから」
のような入社が未確定な状況で、先走って現職側で退職の手続きを始めることはNGです。
たとえば、現職に退職を伝えて「ごたごた」揉めた後に、選考を進めている企業から結局内定がもらえなかったときのことを想像してみてください。
会社にいずらくなり、その状態でやらなきゃいけない仕事は最悪ですよね。
後々のトラブルの原因になるので、退職準備のタイミングは気を付けてください。
応募先企業から正式に内定をもらって、入社を決断し内定を承諾したら、まずは入社日を想定して、現職での退職準備の期間を逆算します。
民法では2週間前に会社に申し出れば退職は可能です。ですが法律を盾にするような強引な退職はおすすめしません。
民法を持ち出した転職が必要なときは、よっぽど何かあったときくらいの例外だと考えてください。
現職で無理に引き止められ退職を認めてもらえなかったりしたときには、こんな民法の考え方がある。程度に頭の片隅に置きつつ、余裕をもって退職を迎えられるように準備を進めましょう。
会社側が「退職を認めない」ということは本来不適切なことです。
こちらが「退職する」と言ったらそれで退職です。無理に引き止められて退職できないなんでことはないので、安心して退職準備をしてください。
また、退社の時期については注意点があります。
円満退社のための注意点
意外と知られていないのですが、個人的に気を付けて欲しいケースがあります。
会社によっては、就業規則で退職までの期間を定めている場合があることです。
円満退社のためには、就業規則もしっかり確認して退職のタイミングを考慮してください。
その上で、退職の「報告」は遅くても退職日の1ヶ月半前、できれば2ヶ月~3ヶ月前に直属の上司に伝えてください。
また、有給休暇が残っていれば取得する権利があります。
有給休暇は全て消化できるスケジュールで考えることをおすすめします。
退職の強い意志を持った「報告」の形式にすることで、こちらのペースで退職までのスケジュールを組むことができます。
相手(会社側)のペースで退職日を先延ばしされないよう注意してください。
とはいえ、一方的なスケジュール過ぎても問題あるので、お互いが納得できる範囲で引継ぎ期間を設定することが大事です。
引継ぎ書や業務マニュアルの事前作成
退職日の設定と上司に伝えるタイミングは、引継ぎや有給消化するための期間も考慮する必要があります。
引継ぎ期間が短くできるのであれば、それだけ早めに上司へ退職を伝えられ転職先への入社までが効率的です。
スムーズに引継ぎして退職するためには、私はコツコツ引継ぎ書や業務マニュアルを作成しておくことを強くおすすめします。
特に経理は決められた手順が確立されている業務が多いです。
経理の仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の業務内容と流れ|会計・財務の違い
私は、転職を意識したときからなんとなく業務マニュアル、手順書の作成をコツコツ進めていました。
退職を決めて退職報告したら、効率よく引き継ぎを行ってしっかり有給休暇を消化したかったからです。
その結果、短い期間で後任にしっかりとした引継ぎができ、有給休暇を25日間すべて使い切って退職することができました。
さらに、その目的以外にも業務マニュアル、手順書の作成が転職活動にとてもいい影響になりました。
実際の採用が進んだときに、現職の業務を説明するための頭の整理にもなり非常に効果的だったのです。
面接などの場面で、自分の担当する業務を深掘りされて質問されることは多いです。
そんなときに業務マニュアル、手順書を作成していれば、事前に業務が整理できているのでスムーズに伝えられます。
退職前までには必ず業務引き継ぎは必要になるので、事前にコツコツ作っておくことはとてもおすすめです。
とはいえ、いきなり引き継ぎ書や業務マニュアルを作成しだすと、意図せず周りのメンバーに気付かれたり怪しまれます。
そのときの言い訳は予め準備しておきましょう。
私のおすすめする転職疑惑を払拭するための納得感のある理由をお教えします。
「業務の属人化を課題に感じていて、業務標準化とマニュアル整備が重要だから」
と答えることです。転職に向けての業務マニュアルや手順書作成が正当化できます。この理由であれば「なるほど、それは大事だな」と納得感を与えられるのでおすすめです。
もしマニュアル作成の理由を聞かれた際は参考にしてみてください。
退職交渉と入社までについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 円満退社の秘訣|現職の退職交渉と入社までの全て
まとめ:適切な場所で努力するために転職活動が必須!
辞めた方がいい会社・職場の特徴について、長い経理経験と転職経験を通して学んだ全ノウハウを現場のリアルな情報としてお伝えしました。
より自分に合った環境で幸せな生活が送れるように、知らなきゃ損を出し惜しみなく共有しました。
辞めた方がいい会社・職場の「代表的な特徴」
- 会社や仕事に将来性がない
- パワハラやいじめなどの人間関係のストレス
- 仕事に対する評価が筋違いで見合う給料が見込めない
- 慢性的な激務のブラック企業
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が、この記事で説明したポイントを参考にしてぜひ転職活動を始めてみてください。
「転職」はリスクを伴いますが、「転職活動」はノーリスクでハイリターンです。さらに経理はスキルの汎用性が高く転職しやすいことが強みです。
私もあの日、何かを変えたくて一歩を踏み出したことでいろんなことが走り出しました。
そして実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、より自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収アップと働き方を大きく改善できました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
私の経験をもとに、皆さんもぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。
それだけでより自由で豊かな人生に近づけることができます。
日本には約400万社くらいの企業があり、経理はどの会社にもあるため、今よりもっと自分に合った職場を探すことに価値があるとは思いませんか?
転職経験者の私が声を大にして言いたいですが、
転職活動はノーリスクでハイリターンすぎる行動です。
まずは一度、転職のプロであるキャリアアドバイザーと話をしてみてください。自分のキャリアプランの相談、求人紹介などで自分の市場価値の確認が無料でできるので、ノーリスクでハイリターンです。
私が転職活動の経験を通して切実に感じていることは、
- リスクのないことに怖がっているのはホントにもったいないです
- 少しでも迷っているならまず行動してみてください
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