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- 「自己紹介」って何を話せばいいの?
- 面接官はいったい何を見ているの?
- 「自己紹介」の例文を知りたい
慣れない転職活動の面接では、どうやって「自己紹介」したらいいかわからないですよね?
「転職の成功」に大きく影響するのが面接です。
面接の冒頭で、面接官から必ず求められるのが「自己紹介」。
自信を持って自己紹介ができないと、転職の成功は難しいです。
自己紹介は、第一印象を決める重要な要素です。
自己紹介の仕方を間違えて、面接官にネガティブな印象を与えたくないですよね?
この記事では、転職活動で30社以上の面接を経験した経理歴15年の現役経理マンが、自己紹介のポイントを詳しく解説します。
この記事を読むとわかること
- 面接での「自己紹介の役割」
- 自己紹介で面接官が「何を聞きたいのか」
- 自己紹介の「具体的な内容」
知らないと恥ずかしい自己紹介のマナーや常識も、わかりやすくお教えするので安心してください。
他では読めない、転職を成功させるためのポイントをお話しします。
面接当日は必ず緊張するものです。
この記事を参考に事前にできる限りの準備を備えておけば、面接がかなり通過しやすくなりますよ。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
転職の面接における自己紹介とは
言わずもがな、転職活動を進めていく中で希望する企業への内定という最終的な結果に一番大きな影響を与えるのが面接です。
転職活動の面接については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 究極の面接対策
転職活動のなかでもっとも重要なフェーズなので、転職を成功させるために何が必要なのか、事前に知っておきたいですよね?
面接の冒頭で、ほぼ必ず求められるのが「自己紹介」です。
30社以上の面接を経験した転職経験豊富な現役経理マンの私は、「9割強」の企業の面接で自己紹介を求められました。
≫ 経理歴15年の現役経理マンの転職活動体験談はこちら
自己紹介の心配を解消するために、大きく2つにわけて詳しく解説します。
面接の自己紹介について
- 自己紹介の役割とコツ
- 自己PRとの違い
転職活動の始め方については、「【徹底解説】経理転職を成功させる転職活動の流れと始め方をイチから教えます」で詳しく解説しています。
自己紹介の役割とコツ
面接が始まると、決まって冒頭で「まずは自己紹介をお願いします」と面接官に言われます。
面接の自己紹介の大きな役割は「応募者の経歴やスキルについて概要を伝える」ことと考えてください。
重要なのは「概要」という点です。
もちろん自己紹介は、事前に履歴書、職務経歴書に記載している内容です。
しかし、面接官は本業をこなしながら何人もの応募者を相手に面接をしています。
事前に応募者全員の書類の全てに目を通して内容を一字一句記憶する程、一人の応募者にリソース割く余裕はありません。
むしろ、面接の中で人となりを見極めたいと考えています。
そんな中で、対面形式で自分のことを直接アピールできる場が面接です。
面接官はここで答えた自己紹介の内容を踏まえて、その後の質問を進めていきます。
なので、面接冒頭の自己紹介のタイミングで、アピールしたい自分の経歴やスキルを口頭で「頭出し」します。
自己紹介で面接官にアピールポイントを整理して伝えられると、かなり面接がスムーズにいきやすいです。
ポイント
自己紹介の内容をベースに面接官は質問を進めていきます。
逆手にとって、面接官がその後質問しやすいような自己紹介をしてください。
自分のアピールポイント 他の応募者との差別化に有効な経歴やスキル
についてをしっかりまとめて伝えること。
ここでの印象は第一印象として面接官に残りやすいです。
自分のアピールポイントを頭出しすると、その後かなりの確率で深掘りする質問がきます。
それぞれの詳細のストーリーは、自己紹介後の面接の中で伝えるチャンスがあるので、そのタイミングでしっかりアピールしてください。
面接で相手に刺さる自分のアピールポイントや伝え方を考えるためには、転職エージェントを活用すると効果的です。
転職の専門家が、「第三者目線」で自分の
- 長所
- アピールポイント
- 企業が求めるものに合致しているポイント
などを言語化してくれます。
「企業が求めている人材に一致している自分の性格」を企業に精通した転職エージェントが教えてくれることもあります。
自分で考えても気付けないアピールポイントや伝え方を無料でレクチャーしてくれるのでお得です。
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転職エージェントによっては、適当に求人の数を優先で案件を送付してくるケースも多いです。
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自己紹介は会話が堅くならないよう緊張をほぐす役割もある
一方で、面接の冒頭に自己紹介を挟む理由はもう一つあります。
自己紹介の1~2分がなく、面接開始直後から面接官の細かい質問が始まってしまうと、こちらも緊張してしまいますよね?
面接官としては、普段の本人の状態や人柄を見ることが難しくなってしまいます。
自己紹介には、面接をスムーズに始めるために、「これから始まる会話のやり取りを円滑に進める」というアイアスブレイクの目的もあるのです。
面接当日の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 面接当日の流れ
注意点
さらに、「自己紹介をしてください」という質問に対して適切な回答ができるか、最初にコミュニケーション能力を確認する意味もあります。
冒頭の自己紹介で求められていないような簡潔でない内容をダラダラと長く話続けてしまうと、空気の読めないコミュニケーションに難がある人柄として印象を与えてしまうので注意してください。
適切な長さは1分~1分30秒程度です。
面接冒頭の受け答えから応募者の第一印象が決まるので、自己紹介は面接の中でも重要です。
自己紹介のコツは、「簡潔にハキハキと!」を徹底して意識してください。
話す内容は履歴書と職務経歴書を見ればわかります。
ですが、面接官に良い印象を与えるためには
- しっかりと相手の目を見る
- 自信を持つ
- ハキハキと話す
ことがとても重要です。
会話として当たり前とも言えますが、ここは第一印象に直結するので結構大事なポイントです。
「簡潔にハキハキと!」を意識して、落ち着いて自己紹介をすることを心掛けてください。
私は、面接ではメリハリを持ってハキハキと話し、相手の話には「時折少し大げさなくらい相槌」を打ってうなずいたりするようにしています。
面接官に、
- コミュニケーション能力がある
- しっかり相手の話を聞ける
のようなパーソナリティの持ち主という印象を残せるのでおすすめです。
明るい印象を与えられれば、コミュニケーションがスムーズにいき、会話のやり取りが弾むきっかけになります。
転職活動を成功させるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
自己PRとの違い
面接で求められる質問の代表格が、ここまでで説明してきた
- 自己紹介
- 自己PR
です。
なんとなく、どちらも同じに聞こえますよね?
実際には面接の中でそれぞれ違う意味があり、面接官は全く違う目的でそれぞれの質問をします。
- 自己紹介の目的
- 経歴を中心に話し、自分自身の概要を知ってもらうのが目的
- 自己PRの目的
- 経歴のみではなく、自分をアピールして企業に売り込むことが目的
このように目的が大きく異なるため、面接の中では面接官にどちらを聞かれているかを正しく理解することが重要です。
面接では、面接官が求めている「知りたい内容」に合った回答ができるかが大事です。
「自己紹介」では、全くの初対面の人に最初の挨拶をするものなので、内容が簡潔である必要があります。
初対面で一方的に長々と挨拶されても引いちゃいますよね…
そして自分に興味を持ってもらうことが大事なので、経歴の他にも自己PRに繋がる自分のアピールポイントもちょっと触れておくと効果的です。
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
「自己紹介」と「自己PR」の違いを意識して臨機応変に
「自己紹介」と「自己PR」の違いは、これまでの説明の通りです。
ただし、私の経験上の教訓として「冒頭で聞かれるのは自己紹介」という固定観念は危険です。
あくまで「面接官が聞きたいのは何か?」を意識して会話をすることが大切です。
たとえば、面接の冒頭の聞かれ方によって内容を臨機応変に調整することが必要です。
- 自己紹介をお願いします。
- 自己PRもかねて自己紹介をお願いします。
前者の場合は、内容をコンパクトにして簡潔に自己紹介することが求められています。
後者の場合は、上記の自己紹介に加えて、自分の強みやアピールポイントを盛り込んで自己PRを話すことが求められています。
自己紹介と自己PRの違いが理解できていないと会話のキャッチボールがうまくいきません。
例えば自己PRも求められている質問に対して自分の職務経歴だけを話してしまって、面接官に「それだけ?」と思われてしまったり…
面接官の知りたい情報を返せず、面接のスタートからつまずいてしまうことは避けましょう。
冒頭の自己紹介に限ったことではなく面接全体でも言えることですが、
「相手の求めていることを常に考えるように意識」
して、臨機応変に対応することが大事です。
面接で聞かれる質問と志望動機については、「【経理の転職】面接で聞かれる質問とは?究極の志望動機を教えます」で詳しく解説しています。
自己紹介の内容
続いては、自己紹介で話す具体的な内容を説明します。
自己紹介を求められたときは下記4点について簡潔に話せるようにしておきましょう。
① 氏名などのプロフィール
面接の自己紹介の冒頭では、まず氏名をフルネームで伝えてください。
次に面接してもらうことに対する感謝の言葉を伝えたうえで、
「本日はよろしくお願いいたします」
と挨拶を入れることで第一印象を良くすることに繋がります。
② 現職について(前職があればそれも)
氏名などのプロフィールと簡単な挨拶ができたら、次は「現職や前職に関する略歴」の説明です。
実際の、
- 企業名
- 所属部署や職種
- 勤続年数
など簡単な経歴をここで伝えます。
すでに転職経験がある場合は、前職の経歴もざっくり話してください。
③ 経歴や実績
経歴は「何年間どのような職種に携わって、どんな業務を経験してきたか」を伝えます。
その中で応募先の仕事内容と関連する実績があれば、具体的な数字などを用いてアピールしてください。
面接官は、応募者が実際に入社したら「会社にどのように貢献してくれるか」という視点で質問などをしています。
仕事における成果や実績を具体的にアピールすることで、面接官の評価が上がります。
また、具体的な実績がない場合でも、自分の強みや応募内容に合った能力、適性や仕事の取り組み方をアピールしてください。
④ 締めの言葉
締めの言葉については、今回応募に至った経緯・理由やなぜ興味を持ったのかを伝えてください。
また、面接に対する意気込みを伝えることで意欲の高さをアピールできます。
一通り自己紹介を終えたら、「以上です、本日はどうぞよろしくお願いいたします」の一言で締めくくります。
自己紹介例文
実際に具体的な自己紹介例をまとめてみます。
- 氏名・プロフィール
- 「○○」と申します。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします。 - 現職について
- 私は○○大学卒業後に新卒で株式会社○○へ入社し、経理として5年間、一通りの経理業務を担当してきました。
その後、経営企画の職種となり4年間、全社予算編成取り纏めや業績管理業務をしてまいりました。 - 経歴や実績
- 経理では、月次決算~年次決算、開示資料作成、税務申告書作成補助、資金繰り等の担当業務を会社の中心メンバーとして携わりました。
現在は経営企画の実務リーダーとして、損益予実管理、業績予測作成、取締役会資料作成、IR関連資料作成に従事しながら、経理含めて8名のメンバーのマネジメントにも日々奮闘しております。
経理業務にとどまらず、財務、経営企画の業務経験を積んだことで仕事を経営目線で俯瞰して見ることができることに強みがあると考えております。 - 締めの言葉
- 現職で培った幅広い会計、決算、税務の一通りの知識と経営企画、財務での業績管理や対外資料作成の経験を活用し、成長段階にある御社のバックオフィス部門の組織強化に貢献ができるのではないかと考え、今回応募させていただきました。
また、リーダーとしてのマネジメント経験も御社でも存分に活かしていきたいと考えております。
以上です、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
なんとなく自己紹介のポイントをイメージできましたか?
自己紹介は面接官ファーストで考えて、職務経歴を中心に簡潔にこれくらいのボリュームでまとめてみてください。
スキルや経歴をもっと詳細に語りたいところもありますが、詳細は自己紹介後の自己PRを求められるパートなどにとっておいてください。
まとめ:面接官の求めていることを常に意識!
転職の成功に大きく影響するのが面接です。
その面接の第一印象を決めるのが冒頭の自己紹介です。
転職経験のある経理歴15年の現役経理マンの私が考える自己紹介のコツは、自己紹介と自己PRの違いを理解した上で、面接官が求めていることを意識して「簡潔にハキハキと!」答えることです。
職務経歴の詳細や具体的な自分のアピールポイントについては、自己PRができるパートにとっておいてください。
この記事で説明した自己紹介を参考にして、自分の経歴やスキルを簡潔に整理してみてください。
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働きながらの転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 現職で経理担当として働きながら転職活動する方法
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≫ 後悔しない転職活動・究極の考え方
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