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- 経理の仕事や働き方に飽きてしまった…
- 別の仕事にキャリアチェンジしたい
- その場合の選択肢は?
経理からの転職を考えているけど、具体的にどんな選択肢があるかよくわからないですよね?
どんな転職先があるのか考えているうちに、いつの間にか転職そのものがめんどくさくなってしまう人がほとんどです。
私も経理以外に転職するとしたらどんな仕事がキャリアアップ、年収アップにつながるのかとても興味がありました。
昨今の「転職ブーム」や「新しい働き方」も聞くようになり、経理からの転職を考えている人は必見です。
どんな職種でも新たな職種や業種へキャリアチェンジするのは難しいと言われますが、実は経理は転職のしやすさに大きな強みがあります。
なぜなら、経理は汎用性の高い職種で、どの企業も共通して経理経験者・簿記のスキルを求めています。
経理の業務は、企業経営にも直接関係するスキルです。
キャリアチェンジをする際には、どんな仕事にも
- 会計知識
- 数字が読める
ことが大きな強みになります。
では実際にどんな「道」があるのか。
結論、「経理から経理以外の職種」「違う組織形態」へのキャリアチェンジの選択肢は大きく以下の7つです。
この記事では転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンが、経験を基にして「事業会社の経理担当以外」の仕事へのキャリアチェンジについて詳しく解説します。
転職を成功させるための本当のことをお話しします。
他では教えてくれないノウハウも紹介するので、転職の成功のためにぜひ参考にしてみてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
経理経験はどんなキャリアチェンジにも大きな効果がある
経理の業務内容は、どんな仕事をする上でも非常に役に立つ知識です。
経理に必須の簿記のスキルは、全ビジネスマンに有効な知識。
スキルアップや年収アップにはとても効果的です。
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく説明しています。
≫ 経理の仕事の全体像
経理経験はどんなキャリアチェンジのフェーズにおいても、とても大きな強みになります。
- 社内の別の職種へ異動する場合
- 他業界へ転職する場合
- 独立して起業する場合
いろんなキャリアチェンジの選択肢を考えた場合でも、経理経験は大きな強みでありアピールポイントになります。
経理経験があることで、
- 経営分析
- 資金計画
- 予実管理
など、より経営陣に近い視点で業務を進められる人材であると同時に、そういう視点で周りからも見られます。
それはどんな職種でも必要な素質です。
さらに、どんな企業でも管理職としても必要な知識でもあります。
年収アップを見込んだ管理職候補として転職する場合にも、とても強いアピールポイントです。
実際に、私も他業種や他職種も選択肢に転職活動をしていたときに、経理の強みをとても実感しました。
普段の仕事をしているとあまり実感ないですが、転職活動の面接での会話では、折に触れ数字に強く経営者目線で会社に貢献することを期待されるシーンがよくありました。
経理は事務職でありながら、
- 簿記の知識が必須で専門性が高い
- お金の流れや決算数値もすべて把握
- 経営的な観点で全体を見通せる
のような性質があり、企業にとって重要な役割を果たしているんだと転職活動を通して体感しました。
私の経験からも経理経験は大きな強みだとお伝えできます。
同時に、経理の知識は全てのビジネスパーソンにとってプラスの効果があるのです。
経理のやりがいや魅力については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 【経理歴15年】経理のやりがいや魅力とは?転職経験豊富な現役経理マンが教えます
株主からの評価に直結する財務諸表への影響がわかる
たとえば、経理は「自分が携わる事業の収支は、どのような会計処理の結果どんな損益になっているのか」を正しく理解できます。
企業の経営において、株主からの評価はとても大事です。
会社全体の経営成績が反映する財務諸表への影響も理解できれば、株主である投資家からの評価も意識できます。
会社のお金の流れと本質を理解できるので、一歩進んだ経営者目線で本質的な議論ができるのです。
簿記のスキルを持っていることは、どんなビジネスや業種、職種でも、成功への近道になります。
一方で、リアルなビジネスの世界では、管理部門(バックオフィス)を除いて実は簿記の知識がある人の割合はまだまだ少ないです。
それゆえ、簿記のスキルを持っていると、仕事を進めていく上で「経営者目線の優位な立場」で業務を進めていけるので成果を上げていきやすいです。
キャリアチェンジの前に自分の悩みを明確に整理
自分の納得できる異動・転職を成功させるためには、自分の理想とするキャリアプランをしっかりと考えてください。
それを明確にした上で、そこに向けて行動していくことが大事です。
転職活動の進め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 転職活動の流れと始め方
キャリアチェンジの成功のために、まずは
- 自分が何に悩んでいるのか?
- その理由は何なのか?
をしっかり整理することが大事です。
転職活動のおすすめの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 後悔しない転職活動・究極の考え方
よくある悩み
- 人間関係がイヤ!
- 上司がイヤ!
- もっと年収を上げたい!
- ここで定年まで働くイメージが持てない!
- 気を使った残業がイヤ!
- 職場の環境がイヤ!
- 仕事にやりがいがない!
- スキルが身につかない!
- 勤務地がイヤ!
- 休みが足りない!
理由は様々ですが、明確な理由があればその理由と向き合うことが大切です。
そこから解像度を上げていき、今後の自分が目指すべきキャリアプランをしっかりと考えてみてください。
理由によっては、今の環境を変えるために「転職が全てではない」ケースもあります。
これまで経理として配属されてずっとやってきたけど、
- 会計が好きじゃない
- 決められたルールに沿って粛々とこなす仕事が合わない
- 1円単位で細かく正確に処理する仕事が合わない
などと感じた場合は、経理以外に適職があるはずです。
このようなケースは転職ではなく、社内異動等で他の職種へのキャリアチェンジを考えてみましょう。
そのときに選択肢となる、
- 経理から別部門への異動
- 他の職種への転職
によるキャリアチェンジについて、大きく4つ解説していきます。
異動 or 転職 によるキャリアチェンジ
転職を成功させるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
別部門への社内異動・他の職種への転職によるキャリアチェンジ
この記事を読んでいる人は、少しでも良い方向になるよう「今の状況を変えたい」と考えてますよね?
経理を辞めたいと考えている人は、以下の記事も参考にしてみてください。
≫ 経理を辞めたい理由と対処法
経理から別部門への異動・他の職種への転職によるキャリアチェンジは、ずばり大きく4つです。
IR部門(インベスター・リレーションズ)へのキャリアチェンジ
IRとはInvestor Relationsの略で、一言でいうと投資家向け広報のことです。
IRは、企業が株主や外部投資家に対して、会社の財政状態などの投資に必要な情報を伝えるための仕事をしています。
一般的な企業では、経営企画部、広報部、総務部、財務部等の中にIR部門が設置されています。
IRの具体的な仕事内容としては大きく4つ。
- 企業のHP管理、運営
- 決算短信、有価証券報告書の作成(経理の状況以外の部分)
- 株主総会の運営
- 株主、投資家、メディアとの窓口、問い合わせ対応
これらのIRの業務に携わる上では、多くの仕事で経理に関する知識が必須です。
- 社外に経営に関する状況を財務諸表ベースでわかりやすく説明
- 株主や機関投資家からの様々な問い合わせに対して回答
するポジションを担っており、決算業務の知識が必要なためです。
逆に言えば、経理で培った経験があればIR部門の即戦力として重宝されます。
また、会計知識に加えて、社外に対して応答する業務はいわば会社の顔です。
それゆえ、
- 高いコミュニケーション能力
- 語学力
が求められることもあります。
IRに向いている人
IRを目指す人は、会計知識を活かし責任をもって仕事をしていける人に向いており、そこに大きなやりがいを感じられます。
経営企画へのキャリアチェンジ
経営企画の業務は、経営者目線で会社の経営に近い仕事を行います。
経営企画の具体的な仕事内容は大きく3つ。
- 全社予算策定
- 会社業績管理(予実管理、業績見込み作成)
- 取締役会・経営会議資料の資料作成、会議運営
経営企画は、会社の様々な部署の中でも特に
- 論理的な思考能力
- 事務処理能力
- マネジメント力
などが求められる業務です。
「経理」が決算書等の財務諸表を作成して、「経営企画」がそれを使って各種分析をすることで経営に活かします。
「作る 」仕事→ 経理
「使う」 仕事→ 経営企画
みたいなイメージです。
また、先ほど紹介した「IR」と違って会社の顔として社外に対して表に立つことはありません。
経営企画に向いている人
経営企画は経営に近い立場で、経理同様裏方として会社を支える仕事です。
論理的思考がありコミュニケーション能力が高く、裏方としてのサポートにやりがいを感じられる人に向いています。
私が経営企画として業績管理や企業経営の業務を担当して感じたのは、作成資料等のアウトプットに自分の工夫を反映させられ自分の工夫を表現できる楽しさがあることです。
資料作成のポイントは、見る人は誰なのかを明確にして、その人へ向けてわかりやすい資料作成を意識することが大事。
その結果、上司・経営陣などから評価されるとやりがいや達成感を感じられました。
その反面、経営判断に用いるためミスが許されない精度の高い資料作りが求められるので緊張感もあります。
経理の仕事との違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の業務内容について
内部監査へのキャリアチェンジ
内部監査の主な業務は、社内の監査です。
- 会社の経営や業務に不正や誤りがないか
- 社内の各部署の仕事が規定や運用フロー通りに問題なく処理されているか
などをチェックします。
昨今、特にコンプライアンスに関する意識が高まっています。
企業は不正等の抑制のため、内部監査を強化する傾向にあり需要も大きいです。
内部監査の具体的な仕事内容は大きく2つ。
- J-SOXへの対応
- 適切な内部統制を構築し財務諸表の信憑性確保の支援
- 子会社や他部署の業務フローチェック
- 法令や社内のルールが遵守されているかの確認
また、内部監査は一般的に経理よりも残業が少ないです。
個人的な印象は、内部監査には独自の世界があって、自分たちのスケジュールで決められた業務を粛々と進めていきます。
関連部署など外的要因の影響を受けにくいので、残業が少ない性質にあります。
内部監査に向いている人
記事冒頭の今の状況を変えたい理由が、「残業が多すぎる」、「仕事以外のプライベートを充実させたい」などの場合はおすすめのキャリアチェンジです。
営業部門へのキャリアチェンジ
経理から営業部門へのキャリアチェンジという選択肢もあります。
意外に思う人もいますが、周りの営業担当者と差別化できるため実は相性がいい性質があります。
周りと差別化できる理由
- 上長、顧客と数字の話ができる
- 定量的な分析ができる
- 裏方の事務仕事も理解している
顧客へ営業したい場合、まず社内への提案が必要です。
その際、上司を説得するために経理で培った知識を活かすことができます。
例えば、数字を用いた会社への損益影響等を織り込んだ提案も可能です。
営業部門へのキャリアチェンジが有利なポイント
顧客とお金を絡めた雑談もでき、相手側の予算決裁のポイント等も把握できるので
また、財務分析を絡めた分析能力を活かすことで、できる営業と印象付けたり、目を引く提案もできるので有利です。
私の経験上、経理経験のある営業マンは合理的に結果を出せる人が多く、年収も上がっていきやすいです。
キャリアチェンジの一つの選択肢として参考にしてみてください。
別組織への転職によるキャリアチェンジ
経理として働いてきた今、
- 自分は経理に向いていると感じるけど、定年まで働くイメージが持てない
- 経理の経験を活かして新たな環境でスキルアップできるキャリアチェンジをしたい
そんな人は、別の事業会社の経理職への転職の他におすすめの転職先を3つお教えします。
働きながらの転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 現職で働きながら転職活動する方法
コンサルティング会社(コンサルティングファーム)へのキャリアチェンジ
経理からのキャリアアップとして人気があるのは、コンサルティング会社への転職です。
収入面において、本人の成績によってはかなり高い年収を期待できることもその人気の要因。
コンサルティング会社(コンサルファーム)には色々な種類があり、それぞれ取り扱う案件内容が違います。
- 経営の悪化している企業の事業再生案件
- 経営課題等の解決まで支援する戦略系の案件
- M&Aの案件
クライアント企業に専門的な視点からアドバイスするコンサルタント業務は、経理・会計まわりの高度な知識が求められます。
加えてマネジメントやITに関する知識、マーケティング、コミュニケーション力も重要です。
コンサルティング会社へのキャリアチェンジのポイント
扱う案件の規模も大きく、仕事としてのネームバリューもあり、高収入になることが多いのがコンサルティングファームです。
それゆえ経理経験を積んで、
私がコンサルティング会社に転職成功した多くの知人を見た印象は、高い年収を目指し、そのためには「始めは残業もやむなし」と割りきって朝から夜遅くまで働いていく覚悟のある人がほとんどです。
そんな人にはおすすめのキャリアチェンジといえます。
監査法人・税理士法人・会計事務所へのキャリアチェンジ
会計知識を活かして資格を取得した上で将来的には独立も選択肢に入れているという人には、
- 監査法人
- 税理士法人
- 会計事務所
への転職がおすすめです。
実際に監査法人や税理士法人、会計事務所では、公認会計士や税理士を目指しながら働いている人も多くいます。
事業会社の経理として働きながら資格取得を目指すより、実際に監査法人、税理士法人、会計事務所で実務を経験しながら勉強をする方が資格取得後の業務も知ることができ効率的です。
ただし、中途採用の転職活動では即戦力が求められ、当然無資格での入社は資格をもっている人より難しいのが現実です。
自分のキャリアプランをしっかり持って、資格以外の項目でもコミュニケーションスキル等の強みを明確にアピールできるように心構えしておきましょう。
会計システム開発会社へのキャリアチェンジ
現在はほとんどの会社で会計ソフトを導入していて、今や経理においては会計システムを利用しないと業務はできません。
経理は業務効率化・自動化もトレンドなので近年は特に需要が多く、会計システム開発会社への転職も増えています。
AIやRPAといった自動化に伴う経理の将来性については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の将来性について
そんな中、企業の経理担当として日常的に会計システムを利用している経理職の人は顧客目線に立った提案ができ有利です。
- 経理の仕事ってここが非効率的だな
- これが自動化できたら業務効率化になる
日々の業務の中で試行錯誤を繰り返しているので、それだけ現場の生の意見やノウハウを持っています。
実務を通して具体的な作業を体感しているので、顧客目線になれる経験と視点はとても大きな強みです。
実際に面接などの転職活動の中で、経理として課題に感じている具体的な業務の改善点や論点があれば、それを交えてアピールしてください。
経理経験を裏付けすることができ、業務へ取り組む積極的な姿勢が評価されるのでとても有効です。
それぞれの会社の性質に合った使いやすい会計システムの開発のためにはもってこいなので、経理経験は積極的にアピールして活かしましょう。
失敗のないキャリアチェンジは転職エージェントの利用一択
キャリアチェンジを検討するときは、失敗しないためにも転職のプロである転職エージェントに相談することをおすすめします。
経理におすすめの転職エージェント比較表
JACリクルートメント | マイナビエージェント | リクルートエージェント | MS-Japan | |
おすすめ使用法 | できるだけ年収アップを狙った質の高い求人をゲット | 慣れない転職活動で丁寧なサポートを受ける | より自分に合った職場を広く探すため選択肢を増やす | 経理特化の専門性の高いアドバイザーを味方にする |
特徴 | 特化型 | 総合型 | 総合型 | 特化型 |
経理系求人数 | 約1,000件 | 約2,000件 | 約8,000件 | 約2,000件 |
ポイント | 高年収が狙えるハイクラス領域で最大手 | 担当者のサポートが丁寧で安心 | 業界最大手で全業界の経理を扱い求人数No.1 | 管理部門特化型エージェント業界最大級の求人数 |
対象年代 | 30代~50代 | 20代~30代 | 20代~50代 | 20代~50代 |
費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
実際に転職するかはさておき、自分のキャリア全体を無料で相談することができます。
その結果、転職ではなく社内異動が最適という結論になることもあります。
その場合は、現状の最適解として社内の別部署への異動希望を出したりなどで、よりよい生活にしていくことができます。
自分が一体何に不満があり、どのようなキャリアを踏めば自分の希望する状態に近づいていけるのか。
慣れない転職活動やキャリアについての悩みなので、数々のノウハウをもとにアドバイスしてくれる転職エージェントを積極的に活用してみてください。
ポイントは、外の世界の転職事情をよく知る人と会って話をすることです。
自分一人で考えようとしても、自分の中にあるいつもの通りの結果にしかなりません。
私は当初、転職活動を始める前に自分でいろいろ考えようとし過ぎていました。
その結果、不安な要素がどんどん重なっていき、結局行動するのがめんどくさくなってしまっていました。
これは転職活動以外でも何か始めようとするときに言えることです。
やってもいないのに頭で先のことを考えすぎて心配が強くなり、動けなくなることってよくありますよね。
そんなときにおすすめなマインドをお教えします。
考えすぎで行動できないはNG
練習して下手になった人はいないし、 勉強頑張って頭悪くなった人はいない。
行動してみて変わった人はいても、何もしないで変わった人は絶対にいない。
現状維持バイアスが襲ってきたとき、そんな自分に抵抗するためによく唱えるマインドです。
まずはその道のプロと話をすることで、いろんな意見や指摘、アドバイスを得ることができます。
その中で様々な気付きや発見があり、
- どの方向性に向かって行動するべきか
- 今の自分が何をすべきか
が明確になります。
そこから自然と目標に向かって行動していくことができます。
「人と会う」ことがキャリアチェンジを成功させるためにはとても重要です。
これは転職経験者として断言しておきます。
転職の専門家との会話は有用な情報の宝庫
人と会うことの重要性について、もう少し具体的に解説します。
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーがついて面談をします。
転職のプロであるキャリアアドバイザーとの面談の中で、自分のキャリアについての新しい考え方、選択肢が見つかる可能性もあります。
転職の専門家と会話することの効果は、自分ではなかなか実感がわかないポイントです。
ですが、私の経験上「今までの自分にない発想を得ることの意味」はとても大きいと考えています。
なぜなら、
- その道のプロとの会話の中で得られる情報
- そこから感じる新しい自分の価値観
などは、計り知れないくらい大きな結果を生むことがあるからです。
想像してみてください。
他のどんなことより友達とのサッカーが大好きなサッカー少年がいたとします。
彼は、世界の誰よりもサッカーがうまくても、「Jリーグや海外リーグ」という仕事の存在を知らなければプロサッカー選手になって稼ぐことはできないですよね?
- 自分が当たり前だと思っていた現職の常識がそうでないことを知れる
- 全く考えてもいなかった働き方ができる企業や業態があることを知れる
転職のプロとの会話の効果は、今は自分の中で選択肢にもないような「自分の理想とする働き方ができる職場と出会える」可能性があることです。
まず自分だけで考えていたら絶対にたどり着けない世界。
キャリアアドバイザーへの相談は大きなチャンスを秘めており、それだけ意味のある行動です。
その結果、現職の別部門への異動が現時点での最適解という判断になるケースも大いにあります。
それも自分にとってのキャリアチェンジとしての成功といえるのでとても価値あることです。
転職支援のサービスが豊富
さらに、転職エージェントに登録することで、以下のサービスを無料で受けられます。
転職エージェントをおすすめする理由
- 転職活動の悩みや不安を転職のプロに無料で相談できる
- 転職サイトでは紹介していない非公開求人を紹介できる
- 転職サイトよりも募集企業の年収が高い
- 応募書類の添削や面接対策ができる
- 面接の日程調整や年収交渉・条件交渉をしてくれる
- 転職サイトより転職成功率が高い
転職エージェントと転職サイトの違いについて知りたいときは、以下の記事を読んでください。
私もあの日、何かを変えたくて一歩を踏み出したことでいろんなことが走り出しました。
実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、より自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収330万円アップと働き方を大きく改善できました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
あくまで一例ですが、私の経験をもとにぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。それだけでより自由で充実させた人生に近づけることができます。
自分のキャリアプランの相談、求人紹介などで自分の市場価値の確認が無料でできるので、ノーリスクでハイリターンです。
転職エージェントの利用で気を付けたいことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントを利用する前に気を付けたい重要なこと
私が転職活動の経験を通して切実に感じていることは、
- リスクのないことに怖がっているのはホントにもったいないです
- 少しでも迷っているならまず行動してみてください
経理の転職に強い転職エージェントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理におすすめの転職エージェント
まとめ:経理経験は大きなアドバンテージ!
「今の状況を変えたい」
と少しでも考えている30代の経理担当者の人は、その理由をしっかり整理してみてください。
経理の仕事は汎用性が高く、悩みの理由を解決するための他業種含めた転職・別部門への社内異動等の選択肢が豊富にあります。
いろんなキャリアチェンジの選択肢を考えた場合でも、経理経験は大きなアピールポイントになります。
より自由で納得のいく転職・異動のキャリアチェンジを成功させるためには、自分に合ったキャリアプランをしっかりと考え明確にした上で、そこに向けて行動していきましょう。
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見|転職に踏み切れない理由
経理経験とスキルを活かしたキャリアチェンジは以下の7つです。
何度も言いますが、私は実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、他社と自分の会社のやり方、職場環境等との違いをとても多く知ることができました。
その結果もっと自分に合った働き方ができる会社へ転職し、大きく働き方を改善でき人生の幸福度がとても上がりました。
私の転職前と転職後の変化
転職前 | 転職後 | |
企業 | 大手ハウスメーカー | 大手IT企業 |
年収 | 退職時点 | +330万円アップ |
残業 | 月最大100時間超 | 定時退社 |
働き方 | 昭和的な働き方 残業が美徳 効率の悪い業務の進め方 | 柔軟な働き方 フレックス制度 オフピーク出勤 テレワークの活用 |
評価軸 | 年功序列 成果よりも長時間労働が評価 | 成果や効率化を正当に評価 |
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
私の経験をもとに、ぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。
転職そのものはリスクを伴いますが、転職活動はノーリスクでハイリターン。今より良い会社が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
皆さんの転職活動を応援しています!
» 経理におすすめの転職エージェント14選はこちら
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