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- 経理は転職しやすい?
- 転職ってした方がいいの?
- 今の会社のまま働き続けていいの?
昨今の「転職ブーム」や「新しい働き方」も聞くようになり、このように悩んでしまいますよね?
実は、経理の強みは「転職しやすい」ことにあります。
では、なぜ経理は「転職しやすい」と言われるのでしょうか?
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が、「長い経理実務経験」と「実際の転職活動」を通して実感した「経理の転職のしやすさ」をお教えします。
結論は、大きく以下の4点です。
- 経理がない会社はほぼない
- 業界を跨いだ転職がしやすくキャリアアップできる
- 専門性が高く知識がないとできない
- 繁忙期が明確なため転職活動のスケジュールが立てやすい
この記事では、『経理の転職のしやすさ』と『キャリアアップを成功させる経理の転職活動』について、出し惜しみなく詳しく解説します。
実際に転職で、
- 年収アップ
- スキルアップ
- 柔軟な働き方(リモート、フレックス)
- 快適な職場環境
を手に入れた実体験や、私の経理仲間などの実例をもとに『生の情報』をわかりやすくお伝えします。
最終的な目的は、この記事を読んでいただいた方が「自信を持って転職活動を進めて、転職を成功させること」です。
知らないと損する転職の極意をお教えするので、ぜひ参考にしてみてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
【年収アップを実現できる!】経理に特におすすめする転職エージェント4社の併用が効果的です。転職のプロに無料で相談できるので、ぜひ登録してください!(Web or 電話面談で専門家に無料相談できます)
- できるだけ年収アップを狙える「JACリクルートメント」
- 丁寧なサポートをしてくれる安心感「マイナビエージェント」
- 求人の選択肢を最大限増やせる「リクルートエージェント」
- 経理に特化したサポートを受けられる「MS-Japan」
経理が転職しやすい理由
私が実際に転職活動を通して、経理が「転職しやすい」と感じる理由を大きく4つに分けて説明します。
- 経理がない会社はほぼない
- 業界を跨いだ転職がしやすくキャリアアップできる
- 専門性が高く知識がないとできない
- 繁忙期が明確なため転職活動のスケジュールが立てやすい
どれも転職活動の中で実感した「経理の転職のしやすさ」であり強みです。
実際に転職活動していると、
- スキルの汎用性が高く他業界へ転職しやすい
- 選択肢が他の職種より多い
という性質が、本当に大きな経理の長所に感じます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーとのやり取りの中などで、特に痛感しました。
例えば、過去に担当した方の他の職種の前例で「求人の幅の狭さ」に悩む転職希望者の話などを聞いたり。
「選択肢の幅」は転職活動において大きな要素です。
経理は、転職によって「より良い環境や年収」かつ「自分に合った職場」に出会える可能性が高いといえます。
一方で、「転職できればどこでもいい」と言いたいわけではありません。
当たり前ですが、転職先はしっかり見極めることが重要です。
その上で、「経理の転職しやすい理由」をそれぞれざっくりまとめてみます。
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の全体像
経理がない会社はほぼない
経理はどの会社にもあり、ビジネスする上では「お金の管理」は絶対に必要です。
経理とビジネスは、切っても切れない関係にあります。
「簿記の知識で日々の企業活動を記録する」経理という職種は、なくてはならないポジションなのです。
さらに、経理を採用するとなると企業は経験者を求めています。
経理をゼロから育てようとすると、一人で自立できるまでには長い時間とコストがかかります。
経理に欠員がでたり増員をしたい場合、
- 社内から未経験社員を充てたり
- 新卒をゼロから育てる時間や人件費の余裕
はなかなかありません。
基本的には、ある程度の年収や待遇を用意して、中途採用で経理経験者を募集することが多いです。
経理の年収アップの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収・年収アップの方法・年収の決まり方
そのため、転職市場では経理の需要はなくなりづらい傾向があります。
こんな背景からも、経理は転職によって今よりもっと自分に合った働き方ができる会社と出会える確立が高いです。
一度知識と経験をしっかり積んで経理経験者となることで、転職先の選択肢が大きく広がります。
私は、転職活動をする前までは、経理の需要についてあまり深く考えたことがありませんでした。
しかし、実際に転職活動を進めていく中でどの企業でも不動の地位にある経理の必要性と需要を感じ、転職のしやすさを強く実感しました。
経理の仕事の魅力については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理のやりがいや魅力
業界を跨いだ転職がしやすくキャリアアップできる
さらに、「経理はスキルの汎用性が高く、他の業界への転職もしやすい」のが特徴です。
汎用性(はんようせい)とは「さまざまな方面に対し、広く対応できる性質を持っていること」を言います。
経理の基本となる簿記の考え方や概念は世界共通。
- 日々のお金の管理
- 決算書類作成業務
は、どの企業でも共通するスキルです。
もちろん業界ごとの会計的な論点の違いはあります。
しかし、仕事の基礎となる考え方等は、大きく変わることはありません。
違う業種への転職でも、実務経験を通して理解を深めることで、比較的短期間で問題なくキャッチアップしていけるのが特徴です。
配属後に転職先での実務を習得できれば、これまでの経験も応用して
- 業務効率化、業務刷新
- 新たな業務フローの提案
もしやすいです。
業界に制限されず横展開して自分の可能性を探していける点は、経理の最大のメリットとも言っていいでしょう。
一度経理経験を積んでいれば、「この業務では最終的に何がしたいのか」が理解できます。
新たな職場でも、全てイチからのスタートにはなりません。
企業ごとのやり方を一つずつ習得できれば、その後はどんどん応用して自分で工夫しながら効率的に処理していけます。
「違う業種へ転職しても特に支障なく対応していける点」は、転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が、これまでの経験からも自信を持ってお伝えできます。
一方で、経理以外の
- 営業職
- 販売職
- 技術職
などの職種では、他業界への転職のハードルがとても高いです。
基本的には、同じ業界内で求人を探すことになります。
経理は業界を跨いだ転職が容易にできるので、より多くの業界のビジネスや価値観を習得することができます。
それだけ経理は、キャリアアップするための経験が積みやすい職種なのです。
経理担当者のキャリアチェンジについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 失敗しない!経理担当者のキャリアチェンジ|経理からの選択肢
成功のコツ:まずは言われた通りにやるべき
経理はどんな業界でも問題なく転職できるのが特徴です。
とはいえ、未経験の業界へ入社する場合は不安になりますよね?
ここでは、私が失敗を通して学んだ「入社後実務経験の中で、最初に気を付けた方がいい点・コツ」があるので一つお教えします。
新しい職場で最初に意識すべきことは、「まずは言われた通りにやる」ことです。
転職して新たな職場でスタートするときに、私が一番気を付けていることの一つでもあります。
まずは、「わからないことはしっかり聞いて、その通りにやってみる」ことが大事です。
この意識は、新しい職場でのキャリア形成に影響するかなり大事なことです。
新たなチームに入っていくので、最初のうちはコミュニケーションの意味でも積極的にわからないことは聞くようにしてください。
そのうちにだんだん人間関係ができたり、信頼関係が深まります。
一番気を付けるべきことは、「変な自分のこだわりは出さないようにする」ことです。
経理経験があると、良くも悪くも「この処理はこうすべき」みたいな思い込みがどうしてもありがちです。
私も仕事をするときに、そんなこだわりがとても強い人をよくみて残念に思います。
先輩に教わったことは、まずはその通りにやってみてください。
教えてくれる人は、少なくても自分よりその会社での経験は長い人です。
そこで確立したやり方、考え方は何か意味があるかもしれません。
また、もし勝手に自分のやり方で進めた結果ミスが起きても、教えてくれた人が責任を持てません。
その積み重ねで、会社のいろんなことを知ってノウハウと信用を積み上げてください。
それができれば、その後はいかようにも自分で応用していけます。
会社のやり方を理解した上で、今までにない「効率的で本質を捉えた方法」が提案できれば、より信頼感を重ねることができます。
遠回りだと思っても、これが将来的な地位形成につながる。
最初から「自分の正義」で我を通して、人間関係がうまくいかなかった昔の私に伝えたいです。
私の失敗経験を通して「まずは教えられた通りにやってみる」ことをおすすめします。
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
専門性が高く知識がないとできない
経理はその他事務系(バックオフィス)の職種の中でも専門性が高い職種です。
日々の仕訳入力、帳簿管理業務から各種会計資料作成、決算報告書作成は「簿記の知識」がないと携われません。
その知識は資格を通して専門性の証明ができ、
「簿記〇級を持っています」
などと、保有資格を伝えるだけでスキルを可視化して、企業へ自分の専門知識を伝えることができます。
裏返しに、未経験者や専門知識がない人にとっては転職のハードルが高くなる要因です。
すでに経理の経験を積んできた人にとっては簿記は身近な資格ですよね。
簿記2級を取得していれば、転職するための大きな武器になります。
経理でおすすめの資格とスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職で有利になるおすすめの資格とスキル
繁忙期が明確で転職活動のスケジュールが立てやすい
経理の仕事は、
- 月単位
- 四半期単位
- 年度単位
で決まっており、繁忙期と閑散期がはっきりと分かれています。
経理の仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事とは?サルでも分かる経理の業務の内容と流れを解説|経理・財務との違いとは?
一年を通して事前に忙しい時期とそうでない時期を把握できるため、転職活動の予定も計画的に立てやすく効率的に進められます。
経理でいることの意外な効果
私が思わぬところで効果的だと感じるのは、繁忙期と閑散期が把握しやすいのでプライベートの予定も同様、仕事とはっきり切り離して予定を立てやすいです。
もし子供がいる場合は、プライベートの予定も確保しやすいので
とはいえ、現実的にはスポットで個別のプロジェクトがあったりすると閑散期に忙しくなったりする可能性もあります。
しかし、それはどの職種でも同じことが言えますよね。
転職活動では、一年を通して事前にスケジュールを把握できることは大きなメリットです。
経理の転職時期については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職タイミング|転職を成功させるベストな転職時期
具体的な転職活動は、後で説明する「転職エージェントの利用」がおすすめです。
事前に繁忙期と閑散期がわかっているので、その時期を事前にキャリアアドバイザーに共有してください。
転職活動の進め方を工夫してスケジューリングしてくれるので、効率的に進められます。
(経理の転職活動の進め方の例)
一年を通してスケジュールが把握できるので、繁忙期の決算の時期に企業へ応募しつつ書類選考だけ進めておく。
動きやすい決算以外の時期に、面接の時間をまとめてとって内定を得る。
慣れない転職活動では、転職までのスケジュールが想定できず不安な気持ちになってしまいますよね?
転職エージェントでは転職のプロであるキャリアアドバイザーが、スケジュールを全てフォローしてくれるので安心してください。
全て無料で転職のサポートをしてくれるので、ぜひ転職エージェントを活用してみるといいですよ。
転職を成功させるために必要なことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
転職活動のスタートは転職エージェントへの登録
具体的な転職活動のスタート方法は、転職サイトよりも転職エージェントに登録して相談することが断然おすすめです。
「転職エージェント」のメリット
- 転職活動の悩みや不安を転職のプロに無料で相談できる
- 転職サイトでは紹介していない非公開求人を紹介できる
- 転職サイトよりも募集企業の年収が高い
- 応募書類の添削や面接対策ができる
- 面接の日程調整や年収交渉・条件交渉をしてくれる
- 転職サイトより転職成功率が高い
慣れない転職活動を効率的に進めていくには、不安や悩みを都度相談できる環境を維持することがとても大事です。
まさに転職エージェントでは、転職のプロであるキャリアアドバイザーにいつでも無料で相談ができます。
転職エージェントは積極的に活用してみてください。
転職エージェントと転職サイトの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
» なにが違う?転職エージェントと転職サイトの違い
私もあの日、何かを変えたくて一歩を踏み出したことでいろんなことが走り出しました。
実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、より自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収330万円アップと働き方を大きく改善できました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
あくまで一例ですが、私の経験をもとにぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。それだけでより自由で充実させた人生に近づけることができます。
経理におすすめの転職エージェント4選
私が実際に利用して、経理の転職の成功に必要なおすすめ転職エージェントは次の4社を併用する方法です。
【年収アップを実現できる!】経理に特におすすめする転職エージェント4社の併用が効果的です。転職のプロに無料で相談できるので、ぜひ登録してください!(Web or 電話面談で専門家に無料相談できます)
- できるだけ年収アップを狙える「JACリクルートメント」
- 丁寧なサポートをしてくれる安心感「マイナビエージェント」
- 求人の選択肢を最大限増やせる「リクルートエージェント」
- 経理に特化したサポートを受けられる「MS-Japan」
この4社の掛け持ちは、
- 失敗のない求人数
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があり、受けられるサポートも一番効率の良いバランスが整った方法です。
転職エージェントの利用で気を付けたいことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントを利用する前に気を付けたい重要なこと
転職エージェントにはそれぞれ特徴があります。
利用する目的別に転職エージェントの特性を活かして利用することが効果的です。
JACリクルートメント | マイナビエージェント | リクルートエージェント | MS-Japan | |
おすすめ使用法 | できるだけ年収アップを狙った質の高い求人をゲット | 慣れない転職活動で丁寧なサポートを受ける | より自分に合った職場を広く探すため選択肢を増やす | 経理特化の専門性の高いアドバイザーを味方にする |
特徴 | 特化型 | 総合型 | 総合型 | 特化型 |
経理系求人数 | 約1,000件 | 約2,000件 | 約8,000件 | 約2,000件 |
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まずは一度、転職のプロであるキャリアアドバイザーと話をしてみてください。自分のキャリアプランの相談、求人紹介で自分の市場価値の確認が無料でできるので、ノーリスクでハイリターンです。
私が転職活動の経験を通して切実に感じていることは、
- リスクのないことに怖がっているのはホントにもったいないです
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おすすめの転職エージェントについては、「経理におすすめの転職エージェント14選|95.7%の人が知らない転職活動を公開します」で詳しく解説しています。
経理で転職するために必要なこと
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が、転職経験を通して感じる経理での転職を成功させるためのポイントを紹介します。
転職を成功させるために重要なことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
20代までに積んでおきたい経理経験
20代は一般的に入社後の成長、伸びしろを期待した「ポテンシャル採用」を目指すことも可能です。
一方で、企業が経理の転職として経験者に最低限求めていること、経験していると有利なことも多くあります。
その中でもライバル達と差別化するためには、経理業務の全体像を理解できているかが大事です。
経理にはどういう「業務」があって、どういう「スケジュール」で進めるかという全体像がイメージできていると強い。
面接でのコミュニケーションでも、具体的な企業側の業務を例に出して会話することができます。
私は経理全体像を意識して面接に臨んだことで、面接官との会話がスムーズにいくことを実感しました。
実際に入社したらどのような仕事を行うのかを面接の中でお互い共有することができます。
転職で「やっちゃダメ」の代名詞なのが「入社後のミスマッチ」です。
面接の中で具体的な業務のすり合わせができるので、お互いのミスマッチを防げます。
結果的に「企業側」にも「転職希望者側」にも効果的です。
20代であればまだそこまで全体を理解できている人も多くないため、経理業務の全体像のイメージができていると転職活動において有利になります。
では、実際にどのような業務をイメージできてればよいのか?
全体像を理解する上で具体的に理解しておくとよい業務には、大きく3つに分けられます。
- 日次業務
- ・日々の各種仕訳作成
・伝票起票
・現金預金出納管理
・金券(収入印紙、切手等)管理
・顧客代金回収管理(債権債務管理)
・経費精算
・送金手続き 等
- 月次業務
- ・当月の売上計上
・顧客への請求書発行
・月末締め処理(各勘定科目締め手続き等)
・固定資産管理(減価償却費計上) 等
- 決算業務
- ・決算整理仕訳作成
・財務諸表作成
・開示資料作成
・税務申告書作成補助(顧問税理士の税金計算補助)
・監査法人対応 等
このような業務を経験した上で自分のキャリアを説明することができれば、実務を通して経理業務の全体像をイメージできていると面接官が判断しやすいです。
現職の日常業務でもしっかり全体を意識しながらキャリア形成することが、将来のキャリアアップに大きく繋がります。
20代での転職なら、マイナビエージェントが圧倒的におすすめです。
転職活動はノーリスク ハイリターン!
おすすめポイント!
- 担当のキャリアアドバイザーのサポートが親身で丁寧
- 各種業界や職種にも精通した知見がある
- 若い世代の利用者も多いため、初めての転職にも最適
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の全体像
経理で取得しておきたい資格について
資格については、日商簿記検定の取得をおすすめします。
経理の保有資格として評価されるのは「2級以上」です。
1級はより専門的な会計知識を持っていることを証明できるのですが、個人的には2級の取得で十分です。
それよりも、経理として転職を成功させるためには、
- 簿記2級の知識があり
- 現場での業務を通して確実に実務を吸収していける
人材かどうか、のほうが大事です。
資格取得の考え方
20代であれば「簿記2級の資格を取ってから転職活動を始めよう」とはせずに、転職活動の中で現在勉強中であることを伝える方法でも問題ないです。
「今勉強していて次回の試験に申し込みます」のように伝えることで、しっかり本気度をアピールできるので、相手の企業への熱意も伝わります。
まだ持っていない人は最低限2級を保有していると転職に有利ですので、簿記2級の取得を目指してみてください。
経理でおすすめの資格とスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職で有利になるおすすめの資格とスキル
30代で積んでおきたい経理経験
30代経理の転職の場合は、20代に比べ即戦力スキルが求められることが多いです。
まずはこの記事で紹介した20代までに積んでおきたい経験は、網羅しておくことが大事です。
働きながらの転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 現職で経理担当として働きながら転職活動する方法
とはいえ、30代前半はまだまだ若さを考慮したアピールができる年齢でもあります。
経理の全体像の理解の土台の上に、希望する企業独自の業務についても柔軟に対応していける姿勢をアピールしてください。
企業は、長い社会人経験の中で自分のやり方が確立して凝り固まった考えを持っているタイプよりも、自社のやり方に順応していける人を採用したいと考えているからです。
20代よりも30代の方が社会人経験を積み、ビジネス上の常識も身についていることが想定されます。
仕事をより俯瞰で見られるような広い視野を持てることも大きな強みになるので、全体を見る姿勢を意識してみてください。
関連する他部署や部内メンバーを巻き込んで業務を円滑に進めていくことも求められる年齢です。
周りと上手にコミュニケーションを取れるスキルも重要になります。
コミュニケーションスキル、協調性を今までの職務経験に紐づけて具体的にアピールできるととても効果的です。
中途社員には、
- 既存のチームへの新しい風
- 新たな視点からの業務効率化の推進
も求められます。
無駄な作業や業務を客観的な視点で洗い出し、それをできる限り省いた上で、必要な業務を効率化していく姿勢もかなり評価されるポイントです。
今までの業務の中で、業務効率化に取り組んだ経験を整理しておくことをおすすめします。
また、30代後半であればマネージメントスキルがあると有利です。
マネージメントスキルのポイント
企業によりますが、30代後半は管理職になる人も出てくる年齢です。
遅かれ早かれ入社後には管理職になることが期待されているケースが多いので、現職で部下のマネージメント経験があればもちろんアピールすることが有効です。
管理職ではないけれど、後輩等を育成した経験があればそれも活かせます。
できるだけ具体的に、
- 何を意識して
- どのように教育した経験があり
- 何を学んだのか
を言語化して、積極的にアピールしてください。
担当者として「自分だけの業務に注力」する仕事の進め方と、「他人を管理・指導」するスキルは性質が大きく違うので転職活動でも有利に働きます。
30代の転職は、JACリクルートメントが抜きんでておすすめです。
転職活動はノーリスク ハイリターン!
おすすめポイント!
ハイクラス領域では最大手で年収アップには最適 - 実績豊富なアドバイザーが、自分の強味や適性を把握して丁寧にサポートしてくれる
転職エージェントによっては、適当に求人の数を優先で案件を送付してくるケースも多いです。
しかし、私がJACリクルートメントを利用して希望する条件等を伝えて紹介された求人は、どれも要望通りの厳選されたものでした。
経理の年収アップには転職が一番効果的。そのために強くおすすめする転職エージェントです。
転職活動の価値を知ることが大事
- せっかく今の会社のやり方に慣れ、融通も効くので転職はしたくない
- 今の会社で経理をしているけど、きっと他の会社では通用しない
現職で働いていると、転職することがめんどくさく思い、ついこのように考えてしまいますよね?
転職しない理由や特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職しない理由や特徴|やらない理由探しは損
実際に私も今の環境に不満があるのに、勝手に転職活動をやらない理由探しをしてあきらめていました。
私の周りの転職経験者仲間も、かつては同じような考えを持っていたと聞くことがホントに多いです。
しかし、経理はどこの会社にもあり仕事の本質は同じです。
会社ごとに細かい仕事のやり方に違いはあれど、それも実務経験によって慣れていきます。
まだやってもいないのに転職後の心配ばかりして、転職活動を足踏みする必要はありません。
日本には約400万社くらいの会社があります。今の会社が自分にとって「一番いい会社」と言えるでしょうか?
より高い年収、より良い待遇や環境で働ける職場が、今の会社以外にある可能性の方がはるかに高いのです。
これは、転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンとして断言します。
- 自分の市場価値を自分で過小評価するのはとにかくもったいない
- もっと自分に合った、年収も高い職場が他にある可能性がとても高い
もっと自分に合った会社が他にあるのに、今の安い給料や待遇で我慢するのは本当にもったいないです。
我慢してしまうことのもったいなさは、転職活動のもたらす効果を知る私がお伝えしたい大事なポイントです。
転職経験者が色んなところで口を揃えて言うのは、それくらい価値のある考えということです。
これから解説する転職のしやすさと、転職活動の始め方をぜひ参考にしてみてください。
経理と無関係なビジネスはない
世の中には経理と全く無関係のビジネスはありません。
たとえば、どの企業も利益を上げるためには、様々なお金の動きを管理する必要があります。
そのために経理のスキルが必須です。
ビジネスで新たな事業を検討するときにも、お金の面で費用対効果の視点が重要です。
経理は汎用性が高く、企業は経理経験者を求めているのです。
「汎用性」とは、1つの用途だけではなく色んなことに広く利用、応用できる性質のことです。
このような経理の特性から、転職活動をすることで、かなりの確率で今よりもっと自分に合った働き方ができる会社を見つけることができます。
転職で今より良くなる可能性が高い
私は実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、他社と自分の会社のやり方、職場環境等との違いをとても多く知ることができました。
その結果、もっと自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収アップと大きく働き方を改善できました。
転職により、人生を豊かにすることに成功したのです。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
「転職」はリスクを伴いますが、「転職活動」はノーリスクでハイリターンです。
今より良い会社が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
あくまで一例ですが、私の経験をもとにみなさんも経理の特性を生かして転職活動してみるといいですよ。
実際の転職活動については、「【徹底解説】経理転職を成功させる転職活動の流れと始め方を専門家がイチから教えます」で詳しく解説しています。
簿記の知識は何をするにも役に立つ
さらに、経理の知識は経理以外のいろいろな仕事にも有効なスキルでもあります。
- 一般的なビジネス上で費用対効果を考えるとき
- この仕事がどのように財務諸表上の利益につながるか
- 経営者目線を持つため
のような場面では、必ず経理のスキルが必要になってきます。
簿記の知識はとても実用的で重要なスキルなのです。
簿記を理解し経営者目線を持つことで、周りから一目置かれたり高い評価を得ることにつながります。
その結果、昇格・昇給しやすくなったり管理職やマネージャーとして一歩進んだ仕事ができるので、年収アップに直結します。
経理の知識、簿記のスキルは何をするにも役に立ちます。
また、プライベート面でもお金の管理として大きく役立ちます。
自分の収入と支出をコントロールしたり、長期的な資産形成をしていくための大きな武器になるのです。
簿記の資格については、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 経理の転職で有利になるおすすめの資格3選!経理歴13年の現役経理マンが本当に必要な資格とスキルを教えます
まとめ:経理は転職しやすい!
経理はスキルの汎用性が高く転職しやすいことが強みです。
日本には約400万社くらいの企業があり、経理はどの会社にもあるため、今よりもっと自分に合った職場を探すことに価値があることがわかりましたか?
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見|転職に踏み切れない理由
私は転職で年収330万円アップ、さらに大きく働き方を改善し、より自由で豊かな人生をつかみました。
私の転職前と転職後の変化
転職前 | 転職後 | |
企業 | 大手ハウスメーカー | 大手IT企業 |
年収 | 退職時点 | +330万円アップ |
残業 | 月最大100時間超 | 定時退社 |
働き方 | 昭和的な働き方 残業が美徳 効率の悪い業務の進め方 | 柔軟な働き方 フレックス制度 オフピーク出勤 テレワークの活用 |
評価軸 | 年功序列 成果よりも長時間労働が評価 | 成果や効率化を正当に評価 |
この記事で説明した経理の武器を強みにチャレンジしてみてください。
「転職活動」はノーリスクでハイリターン。今より良い会社が見つからなければ転職しなければいいだけです。
皆さんの転職活動を応援しています!
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