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「もっと早く知っていれば…。」
正直、若い頃の自分に一つだけ伝えられるなら、こう言いたいです。
「そんなに遠回りしなくていい」と。
経理として15年以上働いてきた今、振り返れば私はたくさんの時間を遠回りに使ってきました。
- もっと早く知っていれば避けられた失敗
- もっと早く気付いていれば、選ばなくて済んだ働き方
- もっと早く行動していれば、苦しまなくて済んだ悩み
あの頃の私は、本当に何も知りませんでした。
だから「頑張るしかない」と思っていた。
我慢すればいつか何かが変わり、状況は良くなると思っていた。
今の会社で努力し、耐え続けることでいつか何かが変わる。
それが正しい選択だと思っていました。
でも、今ならはっきりわかります。

人生は、知らないせいで大きく遠回りすることがある。
だからこそ、この記事では経理として15年以上働き、
- 仕事で失敗した経験
- 年収がなかなか上がらなかった時期
- 長時間残業に苦しんだ経験
- 転職して初めて気付いた
を経験してきた私が、若い頃の自分に本気で伝えたい7つのことをお伝えします。
もし今、仕事や将来に少しでも迷っているなら。

若い頃の私と同じような遠回りをする必要はありません。
そんな思いを込めて、これまでの経験から学んだことを本音で語ります。

若い頃の自分に伝えたい7つのこと

20代の自分に戻れるなら、絶対に伝えておきたいのはこの7つです。
- スキルは「もっと早く」身につけておけばよかった
- 「この人に任せれば安心」と思われる経理を目指す
- 「忙しい」と「重要な仕事」は違う
- もっと早く転職市場を見ておけばよかった
- 会社選びは仕事内容と同じくらい大事
- 人間関係で悩んだら「自分が悪い」と決めつけない
- 「頑張れば年収は上がる」と思うな
どれも、特別な成功者だから言える話では決してありません。

むしろ私は、失敗したり、悩んだり、遠回りしたからこそ実感できました。
もし今の自分に一つでも当てはまるなら、この記事が「10年後に後悔しないためのヒント」になるかもしれません。
スキルは「もっと早く」身につけておけばよかった

自分自身の市場価値を高めることは、もっと早く意識しておけばよかったと思っています。
ここで大事なのは、今の会社でしか通用しないスキルではなく、会社が変わっても通用するスキルを身につけることです。

若い頃の私と同じ若い頃の私は、「今の仕事ができればいい」と考えていました。
- 社内独自のルールを覚える。
- 社内システムの使い方に慣れる。
- 今の会社で評価される仕事を頑張る。
もちろん、それも大切です。
でも、転職を経験し長年経理の現場で働いてきた今ならわかります。
会社を変えた瞬間、社内でしか通用しなかった知識はほとんど通用しません。
若い頃の自分に「もっと早く勉強しておけばよかった」と特に感じているスキルは以下です。
- Excel
- Excelマクロ(VBA)
- Power Query
- AI活用
- 業務改善
これらはすべて、日々の経理業務を効率化するためのスキルです。
それぞれのスキルについては、こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください▼
経理の仕事は、昔からずっと同じように見えて、実は大きく変わっています。
以前なら何時間もかけて手作業でやっていた仕事も、Excelやマクロ、Power Query、AIなどを使えば、作業時間を大きく減らせることがかなりあります。

私自身、こうしたスキルを身につけて仕事で使うようになってから、少しずつ周りとの差を感じるようになりました。
同じ経理の仕事をしていても、
- 言われた作業だけを正確にこなす人
- 「もっと効率よくできないか」と考え、仕事そのものを変えられる人
では、できる仕事の幅も、会社に生み出せる価値も大きく変わります。
例えば、毎月1時間かかるExcel作業がある。
これを言われたとおりに毎月1時間かけて処理することもできます。
一方で「これ、もっとラクにできないか?」と考え、関数やPower Query、マクロ(VBA)を使って自動化することもできる。
マクロ(VBA)の自動化について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
最初の仕組みづくりに丸一日かかったとしても、翌月から10分で終わるようになれば、その後は毎月時間を生み出せます。
「自分が頑張って早く終わらせる」のではなく、
「頑張らなくても早く終わる仕組みを作る」。

これが、業務改善の面白さであり、会社が変わっても評価される人材だと思っています。
自分では当たり前だったスキルが転職で武器になった
そして、私はこの差が社内での評価にもつながることを実感しました。
周りのメンバーが手作業で時間をかけている仕事を効率化できるようになると、
- この人に任せればなんとかなる
- この人に聞けば解決してくれる
と思ってもらえるようになります。

実際に私自身も、こうした業務改善や効率化の経験が評価され、結果として昇給して年収アップにつながった経験があります。
さらに転職したときには、自分では当たり前だと思っていたスキルや経験が、思っていた以上に評価されました。
「こんなことが評価されるんだ」と、転職して初めて気付いたこともあります。
つまり、スキルを身につけることは、単に仕事がラクになるだけではありません。
- 周りとの差別化になり
- 社内での評価につながり
- 年収アップにつながり
さらには、転職するときの武器にもなる。
15年以上経理として働いてきた今だからこそ、これは強く感じています。
今の仕事をラクにするスキルが、将来の自分を助けてくれる
だからこそ、若い頃の自分には、
「資格を取ることだけを目的に勉強するな。今の仕事を10分でも20分でもラクにするために勉強しろ」
と伝えたいです。
新人時代は、目の前の仕事を覚えることで精一杯です。
私もそうでした。
でも、少し余裕が出てきたら「この仕事をもっとラクにできないか?」と考えることをおすすめします。
そのために身につけたスキルは、今の仕事をラクにするだけではありません。

将来の自分の評価と年収、そして転職先の選択肢まで広げてくれる武器になります。
「この人に任せれば安心」と思われる経理を目指す

スキルを身につけることに加えて、私が経理として15年以上働くなかで、大切だと感じるようになったことがあります。
「この人に任せれば安心」と思ってもらえることです。
先ほどのスキルの話にも通じる部分がありますが、どれだけ知識やスキルがあっても、それだけで仕事を任せたいと思ってもらえるとは限りません。
若い頃の私は、
- 仕事が速い
- 簿記の知識が豊富
- 難しい仕事を任されている
そんな人を見ると、「仕事ができる人だな」と思っていました。
仕事ができる人の特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
自分も仕事ができるようになろうと、
- 知識を増やしたり
- 色んな仕事に手を伸ばしたり
とにかく、「人より多くの仕事を、より速くこなせるようになること」を目指していました。
もちろん、これらも大切です。
でも、15年以上経理として働き、複数の会社で多くの人と仕事をしてきた今は、それだけではないと感じています。

実際の仕事で強いのは、「この人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえる人です。
例えば、
- 期限を守る
- 約束を守る
- わからないことを放置しない
- 早めに報告する
- 必要なときに相談する
- ミスを隠さない
- 周囲と協力する
- 問題が起きたときに逃げない
どれも、特別なスキルではありません。
でも、こうした当たり前のことを毎回きちんとやる人は、意外と多くありません。
「仕事が速い人」より「安心して任せられる人」を目指す
私自身、仕事をしていて何度も感じてきました。
例えば、同じ仕事を任せるとしても「この人なら、期限までにきちんと終わらせてくれる」と思える人には、安心して仕事を任せられます。
一方で、仕事が速くても、
- 途中で問題が起きたら報告してくれるかな?
- 期限に間に合わなくなったとき、ちゃんと相談してくれるかな?
と不安がある人には、なかなか重要な仕事を任せにくい。

仕事の速さより、安心して任せられるかどうか。
長く働くほど、この違いが大きいと感じるようになりました。
「ミスをしない人」より「ミスが起きたときに逃げない人」になる
特に経理は、会社のお金や数字を扱います。
- 取引先への支払
- 決算、開示
- 資金繰り
- 税金
- 社員への給与、経費精算
など、少しのミスが会社に大きな影響を与える仕事もあります。
経理の仕事について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
だからこそ、単純に「仕事ができる」だけではなく、「この人なら大丈夫」と思ってもらえることが大きな価値になります。
私自身も若い頃は、ミスをすると「できない人だと思われたくない」と考えていました。
だから、問題が起きたときに一人で何とかしようとして、報告が遅くなったこともよくあります。
でも、経験を重ねるにつれて考え方が変わりました。
ミスをしないことより、ミスが起きたときにどう対応するかのほうが大切。

早く報告すれば周りと一緒にリカバリーできます。
逆に、隠したり報告を先延ばしにしたりすると、問題がさらに大きくなります。
スキルは後から身につく、信頼は積み重ねが必要
これは、15年以上経理として働いてきた中で身をもって学んだことです。
信頼は一日で作れるものではありません。
- 期限を守る
- 約束を守る
- 報告する
- 相談する
- 困っている人がいれば協力する
- ミスをしたら素直に伝える
こうした小さな行動を何度も積み重ねることが、評価につながっていきます。
Excelや簿記の知識は、あとから身につけることができます。
でも、信頼は一つひとつの仕事を通じてしか積み上げられません。
そして、15年経理をやってきた今だからこそ思います。

最後に強いのは、派手なスキルを持っている人ではなく「この人に任せれば安心」と思われる人です。
「忙しい」と「重要な仕事」は違う

新人時代の私は、忙しい人ほど仕事ができると思っていました。
- 予定がいっぱい
- メールが大量に来る
- 残業が多い
- 常に何かをしている
そんな状態を「自分は頑張っている」と感じていた時期もあります。
経理の忙しさについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
でも、経理を長く経験してわかりました。
忙しいことと、重要な仕事をしていることは別です。
経理には、急な依頼がたくさん入ります。
- 今日中に資料が欲しい
- すぐ確認してほしい
- この数字を出してほしい
もちろん対応が必要なこともあります。
でも、「今日中に欲しい」と言われた仕事が、必ずしも最優先とは限りません。
明日の支払処理の確認の方が重要な場合もあります。
決算の重要な確認を後回しにして、急ぎの資料作成に追われてしまえば本末転倒。

仕事をするときには、「緊急度」と「重要度」は別物です。
経理の決算について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
忙しさは「頑張る」だけでは解決しない
そしてもう一つ。
忙しい状態が続いたときに、「もっと頑張ろう」だけで解決しようとしないことです。
取り掛かる際に、本当に必要なのは、
- そもそも、この仕事は必要なのか?
- もっと簡単にできないか?
- 一部省略できるフェーズはないか?
と考えること。
仕事が増えるたびに、自分の頑張りだけで何とかしようとする。

それを続けていると、いつか必ず限界が来ます。
だからこそ、
- 仕事そのものを減らせないか
- 仕組みを変えられないか
- もっと効率的なやり方はないか
と考えることが大切です。
「自分が頑張る前に、仕事のやり方を変えられないか考える」
私はこれを仕事のクセにしています。
もっと早く転職市場を見ておけばよかった

私自身、転職活動をもっと早く始めておけばよかったと心底思っています。

「転職する」と「転職活動をする」は別物です。
私は当初、「転職活動する=今の会社を辞める」に近い感覚だと思っていました。
なので、会社を辞める覚悟ができるまで転職についてあまり考えませんでした。
でも、今ならはっきりわかります。
転職活動は、会社を辞めると決めた人だけがするものではありません。
- 今の会社の外にどんな仕事や会社があるのかを知る
- 自分の経験やスキルが、転職市場でどれくらい評価されるのかを知る
それだけでも、転職活動には大きな意味があります。
実際に私自身、転職活動をして初めて「自分の経験って、意外と評価してもらえるんだ」と気付いたこともありました。
だからこそ、若い頃の自分には、
「今すぐ転職する気がなくても、まずは早めに外の世界を見ておけ」
と伝えたいです。
自分の価値は、会社の中だけでは測れない
今の会社で「これくらいできて当然」と言われている仕事が、別の会社では評価されることはよくあります。
逆もあります。
今の会社で高く評価されているスキルが、外に出るとそれほど評価されないこともあります。
だからこそ、一度は会社の外を見ておくべきでした。
- 求人を見る
- 転職エージェントに相談する
- 自分の経験がどんな求人で求められているのか確認する
- 年収相場を調べる
それだけでも、自分のキャリアを見る視点は変わります。
「転職するかどうかは、その後に決めればいい。」
若い頃の私には、この感覚を伝えたいです。

今いる会社の評価が、あなたの市場価値ではありません。
会社選びは仕事内容と同じくらい大事

当時の私は、「経理は経理。会社が変わったところで環境はそんなに変わらない」と勝手に思っていました。
でも、転職してみると実際はまったく違いました。

同じ経理でも、会社によって働き方や環境は本当に大きく変わります。
例えば、
- 月末月初は必ず残業する会社
- 決算時期だけ忙しい会社
- 毎月のように長時間残業する会社
- フレックスやリモートを使える会社
- 他部署が経理に協力的な会社
- 営業と経理が対立している会社
- 上司が部下を守ってくれる会社
- ミスを責める文化の会社
- ミスを仕組みで防ごうとする会社
仕事内容が「経理」であることは同じです。
でも、働く環境はまったく違います。
転職してわかった「会社によって当たり前は全然違う」
私自身、転職して一番実感したのは「会社ごとの当たり前が全然違う」ことです。
転職前は、仕事に追われることが当たり前になっていました。
ところが環境を変えると、同じ経理の仕事でも働き方は大きく変わりました。
- 残業がほとんどない
- フレックスでオフピーク出社
- リモートワークで時間を柔軟に使える
- 有給が取りやすく、フルで消化できる

その結果、年収は上がりました。
それなのに、家族と過ごす時間は増え、勉強する時間まで作れるようになりました。
| 転職前後の変化 | 転職前 | 転職後 |
| 企業 | ハウスメーカー | 大手IT企業 |
| 年収 | 390万円 | 720万円 |
| 残業 | 月80時間 | 10時間未満 |
| 休日出勤 | あり | なし |
| 働き方 | 昭和的な働き方 残業が美徳 効率の悪い業務の進め方 | 柔軟な働き方 フレックス制度 オフピーク出勤 テレワークの活用 |
| 評価軸 | 年功序列 成果よりも長時間労働が評価 | 成果や効率化を正当に評価 |
だから今は、本気で思っています。
「もっと早く環境を変えておけばよかった」と。
若い頃の自分に、今ならこう伝えます。
「仕事がきついなら自分の能力だけを疑うな。会社という環境を疑ってもいい。」
- 仕事がうまくいかない
- 毎日が苦しい
- どれだけ頑張っても報われない
そんなとき、「自分の努力が足りない」「自分の能力が低い」と決めつけなくていい。
今いる場所があなたに合っていないだけかもしれない。

場所を変えるだけで、人生が変わることがあります。
経理として15年以上働いてきた私が実際に経験してわかった、経理のリアルや年収、残業についてはこちらの記事で詳しく紹介しています▼
人間関係で悩んだら、「自分が悪い」と決めつけない

経理として働いていると、人間関係に悩むことがあります。
- 営業との関係
- 上司との関係
- 経理同士の関係
- 他部署との関係
私自身、以前は営業に対して「経理の仕事を増やす存在」と思っていた時期がありました。
- 書類が締切に遅れる
- 急な依頼が来る
- こちらの事情を考えてくれない
「なんでわかってくれないんだろう」と思ったことも何度もあります。
でも、長く働いていると見え方も変わってきます。
- 営業には営業の事情がある
- 経理には経理の事情がある

お互いが自分の立場から見ているだけなのです。
だから、コミュニケーションが大切。
それでもどうしても合わない場面はあります。
経理の人間関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
人間関係は「努力」だけでは解決できない
若い頃の自分に伝えたいのは、「人間関係の問題を、全部自分のコミュニケーション能力のせいにしなくていい」ということです。

会社によって雰囲気は本当に違います。
他部署から何か依頼されるだけでも、「また経理の仕事が増えた」という空気の会社もあれば、
「経理さん、これどうしたらいいですか?」と普通に相談してくれる会社もあります。
上司が部下を守ってくれる会社もあれば、問題が起きると部下だけを責める会社もあります。
同じ自分でも、環境が変われば周囲との関係は変わります。
だから、「自分がもっと頑張れば、この人間関係も何とかなる」と無理をしすぎないでください。
人間関係は、努力だけでは変えられないこともあります。
「頑張れば年収は上がる」と思うな

20代の頃の私は、「仕事を頑張っていれば、そのうち給料も上がる」と本気で思っていました。
だから、
- 仕事を一生懸命覚える
- 頼まれた仕事は断らない
- 残業も嫌がらずにやる
少し難しい仕事を任されれば「期待されているんだ」と嬉しくなって、さらに頑張る。
目の前の仕事に全力で取り組んでいれば、いつか会社は自分を評価してくれる。
当時はそう信じていました。
もちろん、若手の頃に一生懸命働くことは大切です。
その姿勢が間違っていたとは思いません。
ただ、15年以上働いてきた今振り返ると、一つだけ大きく考え違いをしていました。

「頑張ること」と「給料が上がること」は、必ずしもイコールではなかったのです。
年収は「頑張った量」では決まらない
私自身、経理として働き始めた頃の年収は約290万円。
その後、経験を積んでも、なかなか年収が上がらない時期がありました。
30代前半には、残業を月80時間近くしていた時期もあります。
経理の残業について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
それだけ働いているのだから、もっと給料が上がってもいいはず。
当時は、そんな不満を感じていました。
でも、会社員の給料は、「どれだけ頑張ったか」だけで決まるわけではありません。

会社の給与テーブルや評価制度、会社の業績、役職など、さまざまな要素で決まります。
給料の決まり方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
自分がどれだけ頑張っても、会社の仕組みの中で上がる年収には限界があります。
このことに、私はかなり後になって気付きました。
そして、その考え方が大きく変わったのが転職です。

転職したとき、仕事内容そのものが大きく変わったわけではありません。
同じ「経理」です。
それでも、転職によって年収は大きく上がりました。
結果的に、年収は330万円アップしました。
経理の年収アップについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください▼
この経験を通して、初めて実感しました。
「同じような仕事をしていても、どこで働くかによって評価される金額は変わるんだ」と。

もちろん、これは「頑張っても意味がない」という話ではありません。
むしろ逆です。
頑張ることは大切。
でも、頑張る方向はもっと大切です。
目の前の仕事を一生懸命やるだけではなく、
- 自分は何ができるのか?
- その経験は他の会社でも通用するのか?
- 今の会社の外では、自分の経験はどれくらい評価されるのか?
こういう視点を、もっと早く持っておけばよかったと思っています。
頑張る場所と方向を間違えるな
例えば、
- 決算経験
- 税務経験
- 連結決算
- 管理会計
- 業務改善
- Excelやマクロ、Power Query
こうした経験やスキルを積み重ねていけば、単に「今の会社で頑張っている人」ではなく、「他の会社でも必要とされる人」に近づいていきます。
その結果、頑張っているのに年収が上がらないと感じるなら、自分を責めすぎないことが大事です。
それは、能力が低いのではなく、今いる環境ではその頑張りが十分に評価されていないだけかもしれません。
私自身、それを転職して初めて実感しました。
だからこそ、若いうちから一度くらいは、自分の市場価値を知っておいてほしい。

転職する必要はありません。
- 転職サイトで求人を見てもいい
- 転職エージェントに相談してもいい
転職サイトと転職エージェントの違いについては、こちらの記事で解説しています▼
自分と同じような経験を持つ人が、どれくらいの年収で募集されているのかを調べてみる。
それだけでも、今の会社での評価を客観的に見るきっかけになります。
20代の自分に伝えるならこれです。
「頑張る場所と方向を間違えるな。」

目の前の仕事を頑張りながら、同時に「会社の外でも通用する自分」を作っていく。
それが、将来の年収にも、転職の選択肢にもつながっていくと、15年以上経理として働いてきた今は強く感じています。
まとめ|遠回りしたからこそ、今なら伝えられる

ここまで、若い頃の自分に伝えたい7つのことを紹介しました。
振り返ってみると、私はずいぶん遠回りしてきました。
- もっと早くスキルを身につければよかった
- もっと早く転職市場を見ればよかった
- もっと早く環境を変えてもよかった
- 人間関係で必要以上に悩まなくてもよかった
- 頑張ればいつか報われると信じすぎなくてもよかった
でも、今はその遠回りを後悔しているわけではありません。
失敗したからこそ、わかったことがあります。
悩んだからこそ、見えたことがあります。
転職したからこそ、会社によって働き方や評価が大きく違うことも実感しました。
だから、もし今の自分に悩んでいる人がいるなら、一つだけ伝えたいです。
「もっと頑張らなきゃ」と、自分を責めすぎなくていい。
努力は大切です。
スキルを身につけることも大切です。
でも、それと同じくらい、
- どこで頑張るのか
- 何に頑張るのか
- どんな環境を選ぶのか
も大切です。

この記事を読んでくれたみなさんが、私と同じような遠回りを少しでも減らせたら嬉しいです。
