PR
- 会社からの評価を上げて給料アップしたい
- そろそろ転職して年収を上げたい
- 経理未経験だけど、経理に転職したい
このように考えている人は多いのではないでしょうか?
漠然と、「今のままでは将来的な年収が…」と不安な気持ちになっている人は多いです。
経理として会社からの業績評価を上げて昇給、昇格をしたり、転職を成功させて年収アップを目指すためにもっとも効果のあるアクションの一つが「資格取得」です。
経理は、その他事務系(バックオフィス)の職種の中でも専門性が高い職種です。
資格を持っていると、専門知識を持つ人材ということを客観的に証明できます。
しかし、経理向け、一般事務向けのスキルアップによいとされる資格が多すぎて正直どれを選んだらよいかよくわからないですよね?
私も資格の取得でスキルアップを考えるときに、本当に資格の多さに困りました。
この記事では、転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンが、会社での評価につながり、転職活動でも有利になる資格を厳選して3つ紹介します。
経理マンとして、知らないと恥ずかしい資格に関する常識もわかりやすく解説します。
最後に、これは持っておくとよいというスキルを1つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
経理におすすめする資格3選
転職経験豊富な経理歴13年の現役経理マンの私が、実際に働いていて感じる、取得すべき資格を3つ解説します。
おすすめの資格
- 日商簿記2級
- ファイナンシャルプランナー2級
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
資格は「専門知識を持つ人材」ということを客観的にアピールできます。
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
日商簿記2級
日商簿記2級はおすすめする資格ではなく、むしろ取得すべき資格と言ってもいい程大事な資格です。
日商簿記はなんといっても直接経理の仕事に活かせる上に、資格業界で最も知名度が高い資格の一つでもあり、ビジネスマンにとってとても重要な資格です。
簿記の資格のポイント
経理以外のどの職種でもビジネスパーソンとして業務に必要なスキルが習得できるので、とても人気の資格です。
抜群の知名度を誇り、転職で経理知識をアピールするには「日商簿記2級」を取得するのが最適です。
実際に転職の履歴書に書けるのは2級からといわれており、経理としての簿記の知識の基礎が日商簿記2級です。
取得までの勉強時間や取得の効果を考えたときに、総合的なバランスも素晴らしいです。
転職で活用するためには、日商簿記2級の取得を目指しましょう。
経理の転職活動の始め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動の流れと始め方
独学で合格は可能?
事実、独学で簿記2級に合格している人もいるため、独学で合格することも不可能ではありません。
ただし、勉強時間が半年以上必要なので、独学の場合はモチベーションの維持も難しく、強い意志と努力が必要です。
また、2016年度から試験の内容が大幅に改定され、年々難易度が高くなってきています。
独学での合格を目指す人は、決して簡単な道ではありません。綿密な勉強スケジュールを作った上で、効率的に強い意思を持ってしっかり努力をすることが大事です。
勉強する時間を確保し、継続した努力ができれば、独学でも簿記2級の合格は不可能ではありません。
経理はスキルの汎用性が高く、転職がしやすいのが強みです。
経理の転職のしやすさについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職のしやすさ
簿記の資格を取得して、より自分に合った会社へ転職して年収アップを目指していきましょう。
働きながらの転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 現職で経理担当として働きながら転職活動する方法
おすすめの資格スクール
個人的には、簿記2級の合格のために「資格スクールの受講」がおすすめです。
独学では、本当に試験に必要な知識や考えが理解できているのかわかりません。
資格スクールでは合格に必要な考え方を効率よく教えてくれ、理解度も確認できます。
さらに、私が資格スクールをおすすめする、もう一つの大きな理由があります。
資格スクールをおすすめする理由
資格取得のために、多少なりともお金を払ってスクール受講することで、勉強も継続でき合格のためのモチベーションも保てるからです。
働きながらの簿記2級取得のための勉強は、簡単ではありません。
勉強時間が半年以上なので、独学だとどうしても気持ちが続かず、「今日はいいか」とサボってしまったり…
まとまった時間をとるのがめんどくさくてなかなか続かないですよね?
その点、資格スクールに通っていると「お金を支払っているからやらないともったいない」という想いがモチベーション維持に繋がります。
資格スクールの受講料は、「お尻たたき代」の側面もとても大きいのです。
多くの人にとって「有料」の資格スクールは、資格取得のハードルになってなかなか手を出しにくいですよね?
実際に私も資格取得がキャリアアップにつながることはわかっていても、資格スクールの出費や時間がない等を言い訳にして、やらない理由を作っていました。
しかし、資格スクールの受講料は、
- 合格のためのサポート
- お尻たたき代
のどちらの役目も果たしてくれるので、とてもコスパのいい支出といえます。
資格取得には資格スクールの受講が近道なので、ぜひ積極的に活用してみてください。
おすすめする資格スクール:クレアール
具体的におすすめするスクールは、圧倒的に
がおすすめです。
クレアールは、Web講義を中心とした「通信講座」で学習します。
他の通信講座で学ぶ資格スクールと比べても、費用がとても安く抑えられます。
クレアールのポイント
費用が安い上に、超効率化された学習システムを採用しており、合格へ向けて必要な知識を短時間で無駄なく確実に学習できるのが大きな強みです。
働きながら資格取得を目指す人には、かなり効率的な学習ができるので、本当にコスパが最高にいいです。
まずはサンプルDVDを視聴しよう!
おすすめする資格スクール:大原
クレアールはWeb講義を中心とした通信講座なので、実際の講師から対面で受けられる「通学講座」がいいという人は、
がおすすめです。
大原は、大手資格スクールなので講義内容は間違いなく質の高いものであり、対面でしっかり理解できるので安心感があります。
まずは資料請求してみよう!
ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルプランナー(FP)は、税金・保険・年金や投資、不動産など「お金」についてのスペシャリストであることを証明する国家資格なので、経理との相性がいい資格です。
キャリアアップや転職に有利なのはもちろんですが、資格取得で得た知識は自分自身の人生設計にもとても役に立つのでコスパが最高にいい資格です。
FP2級の合格率は約40%前後で推移しており、国家資格のなかでは比較的易しい資格です。
「お金の知識」としての需要も多く、人気も高まってきているので、総合的なコスパを考えるとFP2級の取得がおすすめです。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSは、マイクロソフトが提供するExcel・Word・PowerPoint・Access・Outlookの5科目ごとに試験が設定されていて、その利用スキルを計る目的で作られた国際資格です。
経理の業務はルーティンワークが多く、ほとんどが事務処理です。
簿記等の会計知識以外の面で、事務処理能力についても高いスキルを持っていると重宝されます。
経理の具体的な仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事とは?経理の業務の内容と流れ|経理・財務との違い
MOSを取得すると、バックオフィス業務で役に立つ知識やスキルが習得できるのです。経理ならば、まず一番利用頻度の高い「Excel」を取得することをおすすめします。
その他
- 公認会計士、税理士、米国公認会計士(U.S.CPA)
- 経験を積んで将来的な独立も選択肢に、経理・財務の道をスペシャリストとして極めて専門性に特化した業務をしていくためにおすすめする資格です。
実際の企業でも、公認会計士等の会計のスペシャリストを経理部に配属しているケースも多くあり、大手企業では特に専門知識に特化した人材を必要としています。
それだけに専門的な資格取得は年収アップに直結しますが、取得までの勉強時間はそれなりに多く費やすので覚悟を持って取り組める方にはよいキャリアプランです。
持っていたほうが有利という位置づけなので、あまり資格だけに固執し過ぎないでください。
自分のキャリアアップやキャリアプランに合っていて、必要な資格だと感じる場合は取得を目指してみてください。
経理のキャリアチェンジについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理のキャリアチェンジ
番外編:経理におすすめするスキル
資格ではないので番外編としましたが、私がもっとも紹介したいスキルが「VBA(エクセルマクロ)」です。
VBA(エクセルマクロ)
経理の仕事は、決められた仕事をいかに「効率的」に「正確」に処理するかがすべてといっても過言ではありません。
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の全体像
エクセルを使って日々膨大なデータを集計したり、毎回同じ作業が必要な会計処理が多くあります。そんな作業に対して、業務自動化を図り業務改善していけることは大きなアドバンテージです。
簡単に日々のルーティン作業を自動化できるツールとしてVBA(エクセルマクロ)がおすすめです。
私が経理を長年やってきて、周りのメンバーとの差別化にもっとも有効だと実感しているのがマクロを使えるか否かです。
経理業務は数値を集計して仕訳の証憑を作成したり、各種帳票管理をしたり、「エクセル」を使用する業務がとても多くあります。
膨大なデータをエクセルで集計するために、毎回同じ作業を担当者が手で処理しています。そんな作業をマクロで自動化することで、圧倒的な業務効率化が達成できるのです。
この効果は組織にとって結構大きく、マクロが使えて作業を自動化できる人材はとても重宝されます。
上司からも同僚からも評価を得られ、部内で頼られる存在になれるので、他のメンバーと差別化できます。
経理のリアル
資格取得を進めて、会計知識を極めてキャリアアップを目指すこともキャリアプランとしての戦略です。
しかし、現実は社内で税理士や公認会計士がいたり、会計のプロフェッショナルを採用している企業も多くあります。
経理の専門知識として特化することに限界を感じて、あきらめたくなっていませんか?
私もそうでした。
そういう人の選択肢として、業務効率化に長けていくという、別の角度から自分の価値をアピールすることが他メンバーとの差別化に効果的です。
当然、経理の専門知識があることが前提で、その上に新たな価値を探して差別化してみてください。
プログラミングへの拒否反応…
とはいえVBAには抵抗ある…
- VBAってプログラミングだし難しそう…
- 英語で呪文みたいなコードの羅列に拒否反応が…
- 自分にコードが書けると思えない…
最初からVBA(エクセルマクロ)に対して、こんなファーストインプレッションを持ってしまっている人が多いです。
そんな人もダメ元でいいので、とにかく一度やってみることをおすすめします。
ちなみにVBA(エクセルマクロ)は独学で、さらには無料で習得が可能なスキルです。
インターネット上でも無料で学習できるサイトがいくつもあるので、是非活用してみてください。
VBA(エクセルマクロ)の学習方法
私は、まずは無料サイトでコツコツ勉強しながら、各種処理の式と挙動のルールを覚えていきました。
自分がエクセルで自動化したい作業のコードをわからなければ一つ一つググりながらコピペして書いていきました。
何回か繰り返すことで、プログラミング的思考のコツみたいなものがなんとなくわかってきます。
今では、自分がエクセル上で手作業できる内容であれば、VBAで自動化を実現できるようになりました。
その結果、部内で業務効率化が得意な人として頼ってもらえています。
上司からも評価が上がる要因になっているので、かなりおすすめできるスキルアップの手段です。
まとめ:簿記2級とVBA(エクセルマクロ)習得で年収アップを目指そう!
将来的な年収に不満を感じることは経理ではよくあります。
経理の年収の決まり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収・年収アップの方法・年収の決まり方
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が辿り着いた、年収を上げるためのもっとも効率的で効果がある方法は「転職」です。
さらに、経理はスキルの汎用性が高く転職しやすいことが強みです。
簿記2級とVBA(エクセルマクロ)を習得して、まずは転職活動をしてみることをおすすめします。
転職活動の究極の考え方は、「【転職に迷う30代経理担当者必見】後悔しない転職活動・究極の考え方を徹底解説!」で詳しく解説しています。
それだけで、より自由で豊かな人生に近づけることができます。
日本には約400万社くらいの企業があり、経理はどの会社にもあるため、今よりもっと自分に合った職場を探すことに価値があるとは思いませんか?
私自身も実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、より自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収アップと働き方を大きく改善できました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
あくまで一例ですが、私の経験をもとに皆さんもぜひ転職活動にチャレンジしてみるといいですよ。
転職活動はノーリスクでハイリターンです。今より良い会社が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
転職を成功させるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
皆さんの転職活動を応援しています!
「経理転職の進め方」を知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
- 【徹底解説】経理転職を成功させる転職活動の流れと始め方をイチから教えます
- 【経理の転職】究極の面接対策|自己PRや事前準備の全ノウハウを徹底解説!
- 【経理の転職】失敗しない面接での究極の自己紹介とは|ポイントと例文も徹底解説
- 【経理の転職理由とは?】究極の面接対策|押さえるべきポイントと例文も徹底解説
- 【経理の転職】究極の志望動機の書き方と例文公開!履歴書・面接のアピールポイントとは?
- 【経理の転職】面接で聞かれやすい質問は何?回答例と質問の意図を徹底解説!
- 【面接対策】当日の流れは?失敗しない面接前までの準備とコツとは|ポイントを徹底解説
- 【経理の転職】内定後の給与交渉の方法とは?入社前の条件の確認とやるべきことを徹底解説
- 【経理の転職】円満退社の秘訣|現職の退職交渉と入社までの全てを徹底解説