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- 働きながらの転職活動ってどう進めていけばいいの?
- 現職を辞めてから転職活動したほうが効率いいの?
- 働きながらの転職活動のコツを知りたい
転職活動をしている人や考えている人は、「現職の仕事」と「転職活動」の両立について漠然と不安になりますよね?
現職を辞めてからの転職活動には大きなリスクが伴います。結論、転職を成功させるために実現性が最も高いのが、「働きながら転職活動すること」です。
私はこの記事で教える方法で転職活動した結果、年収330万円アップと働き方の改善ができ、人生が大きく変わりました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤、通勤ラッシュのストレスカット
- テレワークで時間を有効活用、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
転職活動は、やってみないとわからないコツや失敗しないための注意点がとても多くあります。
この記事では、転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンが、現職で働きながら転職活動する方法と極意について出し惜しみなく詳しく解説します。
他では教えてくれない「転職を成功させるための本当のこと」をお話しします。
知らないと損する注意点もお伝えするので、転職の成功のためにぜひ参考にしてみてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
転職活動は働きながら、退職は入社が決まってから
転職活動を始める前提として、現職で「働きながら」する場合と、「辞めてから」する場合の2パターンがあります。
この記事を読んでいる人は、他のサイトの記事も読み比べたりしていますよね?
私も、いろんなネット情報で転職活動は働きながらする方がいいのか、先に辞めてからする方がいいのか調べ倒しました。
多くの場合はそれぞれにメリット・デメリットがあり、自分に合った転職活動を推すような方向性です。
初めての転職活動であればなおさら、自分に合った方法と言われてもなかなか確信をもてないですよね?
ただでさえ不安が多い転職活動を進める中で、曖昧な表現は余計不安な気持ちになってしまいます。
この記事では、転職活動は現職で「働きながらする」ことを強くおすすめします。
「転職活動は現職で働きながら」の最大の理由
辞めてから始める転職活動には、リスクがあまりにも多過ぎるからです。
辞めてからの転職活動は、自分のリスク許容度の中で転職を成功させることが難しいです。
経理の転職活動の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動の流れと始め方
現職を「辞めてから」転職活動する場合
転職経験のある経理歴15年の現役経理マンの私が考える、辞めてからの転職をおすすめしない点を大きく2つの視点から詳しく説明します。
- 経済的、金銭的な理由から精神面に与える影響
- 職歴、キャリアにブランク期間ができる
経済的、金銭的な理由から精神面に与える影響
仮に、現職の職場環境だったり人間関係で悩みを抱え、転職活動をするために今の仕事を退職してしまったとします。
辞めた方がいい会社・職場の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 辞めた方がいい会社・職場の特徴とは?見切りをつけるべき理由
当然ながら、そこから収入がなくなってしまいます。
失業手当こそもらうこともできますが、基本的には次に仕事が決まるまでは貯金を切り崩すことになります。
転職活動は先が読めず、もし長期化した場合は直接的に自分あるいは家族の生活に影響がでてきてしまいます。
経理の年収の決まり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収・年収アップの方法・年収の決まり方
十分な貯金があり金銭的に余裕がある人でも、月々貯金が減っていくことに精神的な焦りが生まれてしまうのです。
その結果、焦りが悪い方向に働き、転職活動に悪影響を与えてしまいます。
転職活動では「リスク」は避けよう
「焦って転職した結果、失敗してしまう」というのが、転職経験のある私が考える一番のリスクです。
十分に情報収集せず妥協して決めた転職先に入社すると、「前職の方がよかったのに」と後悔してしまいます。その不満から転職を繰り返すことになり、どんどん年収の下がる不利な転職活動をしなくてはいけなくなってしまいます。
職歴、キャリアにブランク期間ができる
辞めてからの転職は職歴・キャリアにブランク期間ができ、転職活動においてネガティブな印象を持たせてしまう可能性があります。
転職先によっては、実務から離れることでスキルの低下が心配されることも。人事の採用担当としてもブランク期間が長ければ、その理由を確認します。
いつ内定をもらって転職できるかわからない転職活動を進めていこうとする中で、キャリアの空白期間によりネガティブな印象を持たせてしまうことは非常にもったいないですよね。
ただし、現職の影響で体調を崩してしまったりする場合は、退職も選択肢にご自身の体を一番に考えてください。
それ以外は、「転職活動は働きながらする」の一択です。
現職で「働きながら」転職活動する場合
働きながら転職活動をすることをおすすめする理由を大きく3つ詳しく説明します。
- 収入が継続してある
- 長期目線で本当に自分に合う職場を選べる
- 「後出しジャンケン」ができる
収入が継続してある
働きながらの転職活動は、現職での収入が引き続き発生するため金銭面で日々の生活に困ることがありません。
働いていれば収入は途絶えず、経済面からも精神的にリラックスした状態で転職活動ができます。
「辞めてから」の転職活動と違い、余計な焦りが生まれないので転職活動の気持ちの余裕をもって臨めます。
面接でも現職での収入があれば、今の状況よりよい環境、より自分にあった職場を見つける場と考えて取り組めます。それにより、質問への受け答えも自信を持って応対できるのです。
焦りのない主体的な姿勢は相手にも伝わりやすく、いい印象にも繋がります。
最悪、今の仕事を続ければ生きていけると思える精神状態でいることは、自分にとっても採用する側にとっても大きな効果があるものです。
さらに、転職活動を進めていくと将来の転職を見据えているため、今の仕事も俯瞰して見ることができます。
転職活動が与える現職へのいい影響
転職活動をすることで、世の中には今の自分の会社以外にもたくさんの企業があることを知ります。
自分にあった職場探しの中で将来の選択肢がいくつか見えてくると、現職の業務も大げさに言えば、
「今の仕事にとらわれすぎる必要はない、将来的には辞めてやる」
という心構えで進めることができます。
その結果、余裕を持って今の仕事に取り組めたり、時には思い切った判断で業務を進めることができます。
私は、転職しようとしているのに現職での評価が上がり年収が上がるというなんとも言い難い状況になりました。年収アップが転職の目的であれば、そのまま転職しないで働き続けることも選択肢ですよね。
長期目線で本当に自分に合う職場を選べる
また、働きながらの転職活動では、より自分にあった職場を探すためにゆっくり時間をかけて新たな転職先を選ぶことができます。
収入が継続してあるので、転職を焦って失敗させてしまうことがありません。
長期目線で自分が納得するまで自分のペースで転職活動を進めていくことができます。
特に経理は一年を通して繁忙期と閑散期がはっきりしており、とりわけ期末決算に入ってしまうとなかなか転職活動を並行して続けることも難しいケースもあります。
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の全体像
長期スパンで考える転職活動のスケジューリングの中で、決算等の繁忙期は企業選定や書類選考に注力して、積極的に動ける閑散期に面接等の選考を進めるといった調整もしやすいです。
経理の転職のしやすさについては、以下の記事を参考にしてください。
» 経理の転職のしやすさ
「後出しジャンケン」ができる
現職で働きながら転職活動をする最後のメリットは、「後出しジャンケン」ができることです。
転職活動を進めてみて、内定が取れてから実際に入社するかを決めればOK。
もし、自分なりに今後を考えた結果転職しないという結論に至っても、そのまま現職で働くことができます。
後出しジャンケンができる限り絶対負けません。
「転職」そのものはリスクを伴いますが、「転職活動」はノーリスクかつハイリターンです。今より良い会社が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
転職活動する前からあれこれ悩んで行動しないのではなく、働きながら転職活動を進めて、内定をもらってから悩みましょう。
転職を成功させるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
現職で働きながらの転職活動のコツ
転職活動は実際にやってみないとわからない、効率的に進めるためのコツや失敗しないための注意点が多くあります。
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が考える、現職の仕事を続けながら転職活動するための極意を大きく4つわかりやすく説明します。
- 転職活動における気持ちの持ち方
- 転職エージェントを活用して効率化
- 上司、同僚にバレないように転職活動を進める方法
- 転職活動期間の時間の使い方・考え方
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見|転職に踏み切れない理由
①転職活動での気持ちの持ち方
転職活動は、精神的に焦った状態で進めることは絶対にNGです。
転職活動はノーリスクかつハイリターンです。
今より条件が良く、自分に合った職場を焦ることなく長期目線で考えてください。
最終的に、実際に内定を取ってみて未来の勝ちを確信できたら転職すればいいという気持ちで進めていくことをおすすめします。
転職活動を通して大きく視野も広がります。
たとえ転職活動の末、転職しなかったとしても、そこで広い視野を得たことにより現職での評価が上がりプラスの影響を与えてくれるという効果もあります。
転職活動での気持ちの持ち方のポイント
転職活動はトータルで見ても自分にとっての成長、キャリアアップが望める行動です。
前向きな姿勢で進めることで、転職活動の面接官や企業の採用担当者にポジティブで良い印象を与えてくれます。
転職活動のおすすめの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 後悔しない転職活動・究極の考え方
②転職エージェントを活用して効率化
転職を考えているけど、具体的にどうやって始めていけばいいか不安になりますよね?
転職活動を支援するサービスに、「転職エージェント」と「転職サイト」ってあるけど、
- いったい何が違うの?
- それぞれの特徴は?
- どっちを使えばいいの?
なんとなくそんな疑問を抱え、転職活動の進め方がわからず悩んでいませんか?
転職を成功させるために「転職エージェント」の利用がおすすめです。より自分の希望に合った納得のいく企業への転職を実現するために、転職エージェントの利用が有効です。
転職エージェントと転職サイトの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントと転職サイトの違い
無料で利用ができます。具体的な転職活動のスタート方法は、転職エージェントに相談することが断然おすすめです。
まずは一度、転職のプロであるキャリアアドバイザーと話をしてみてください。自分のキャリアプランの相談、求人紹介などで自分の市場価値の確認が無料でできるので、ノーリスクでハイリターンです!
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
私が転職活動の経験を通して切実に感じていることは、
- リスクのないことに怖がっているのはホントにもったいないです
- 少しでも迷っているならまず行動してみてください
私自身が実際に利用しておすすめする転職エージェントについては、「経理におすすめの転職エージェント14選|95.7%の人が知らない転職活動を公開します」で詳しく解説しています。
慣れない転職活動を進める中で、疑問点や不安になることがあれば何でも転職のプロであるエージェントに積極的に相談してください。
転職エージェント側の今までのノウハウから最適解を教えてくれるため、1人で悩んだりする余計な時間が削減できます。
転職エージェントの利用で気を付けたいことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントを利用する前に気を付けたい重要なこと
転職エージェントのメリット
- 転職サイト経由等の場合は、全て自分で対応しないといけない企業側との面接日程の調整や年収交渉、条件交渉も全て転職エージェントが代行
- これで大丈夫?と不安になる履歴書や職務履歴書といった応募書類の作成も転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削してもらうことができる
- 面接についても転職のプロであるキャリアアドバイザーが模擬面接や具体的なポイントをアドバイスしてくれる
とにかく時間を有効に使うためには、転職エージェントを有効活用してください。
③上司、同僚にバレないように転職活動を進める方法
基本的には転職活動をしていることは、社内には隠しておくことをおすすめします。
人間ですので、誰か1人に話すことで社内に広まってしまう恐れがあります。
しかし、特に日頃から距離が近い先輩社員や同期、同僚につい話してしまうときにはそれを忘れがちです。
もし社内に広まってしまうと都合が悪いことが多い上に、良いことはありません。
転職の意思があると思われることは、社内において日常業務をする中でとても居心地が悪くなってしまいます。
貴重な時間を費やし一生懸命転職活動を進めていると、つい誰かに言いたくなってしまいますよね?
実際に私もそうですし、相談したい気持ちも非常に理解できるのですが十分注意してください。
スマホで転職活動バレに要注意
転職活動は転職エージェントと諸々やりとりしたり、求人情報や選考状況の確認をするのにスマホ専用アプリやメール、LINE等を利用します。
現職の業務中に、自分では無意識にスマホを手にしていじっている時間が増えてしまうことには要注意です。
自分は無意識でも、意外と周りから見たら最近よくスマホいじっていると思われ、それにより良からぬ推測をされることもあります。
さらに、昔に比べて今のスマホ画面は大きく、どこかから覗かれて画面が誰かの目に入る可能性もあります。そこから上司や人事へ噂が伝わり引き止めを目的にしたヒアリングや面談依頼が入ることも考えられます。
他にもPCの画面で転職関係のサイト見てるところを横目で最近よく見ることから、転職活動をしていることがバレたりすることもあります。
とは言え、転職エージェントとのやり取りで急ぎの対応が必要な場面もあるので、日中に全くスマホで転職活動をしないというのもなかなか現実的ではありません。
「ほどほどにして周りの目も意識する」ことを忘れないようにしましょう。
私は、最終的に内定を承諾していざ退職の報告を直属の上司にしたときに、
「最近よくスマホ見てるし、なんとなく気付いていた」
と言われたことがあり、返す言葉がありませんでした。意外と上司はそういうこと気にしてることが多いので、皆さんもご注意ください。
④転職活動期間の時間の使い方・考え方
働きながらの転職活動は、当然ながらそれに費やせる時間に限りがあります。
時間を有効に使う工夫が必要です。
具体的には、企業に応募して書類選考を進めたり求人探しは隙間時間を利用してスマホやパソコンで手軽にすることができます。
しかし、面接だけは必ずまとまった時間が必要です。
「企業側」も「転職活動する側」も大きく時間を拘束されます。
そのため、例えば現職の就業時間後に面接の時間を作ったりする必要があり、なかなか体力的にも厳しい面もあります。
時間の考え方のポイント
中途採用では、新卒の就活のように1日に何社も面接を受けることができません。面接の練習として受ける理由を除いて、あまり興味がない企業に何社も面接を受けることは避けてください。
転職活動はすべり止めの考えはありません。今の仕事より低い条件や環境にある企業は転職の候補から除外します。
面接するためには1社につき1時間程度奪われてしまいます。直接的な面接の時間以外にも対面式の場合は企業までの往復にかかる時間、企業研究に費やす時間なども発生しています。
実際に面接を受けるときはせっかく時間を割いて面接するので、希望する企業をしっかり研究した上で、面接対策もがっつり準備して望むようにしてください。
自分を知ってもらうためには当然相手を知ることが大事です。会話として考えたときにも相手を気持ちよくするためには、事前にできる限り希望する企業のことを調べてよく研究することがポイントです。
また、面接の考え方としては結果はどうであれ、小さいことでも何か新しい発見があったり、自分の成長を見出すようにしてみることをおすすめします。
私は、面接官とのやり取りを通して、業務分担の会社による考え方の違いを知ったり、今の仕事の経験の中で新たなアピールポイントを見つけたりしています。
面接は自分の経験値を上げるための有意義な時間にすることを心掛けてください。
面接に苦手意識がある人も多いと思いますが、事前準備と心構えをしっかり整理することで、面接はそこまで特別なものに感じる必要もないと思うことができます。
面接については、「【経理の転職】究極の面接対策、自己PRについて徹底解説」で詳しく解説しています。
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合わせて自分からの質問も最低2~3個は準備して、
「○○の施策をされているところから○○という会社の方針を感じます。自分は○○と考えますが、御社はどのような考えをお持ちですか?」
のように自分の考えを踏まえた会話にすることで、しっかり会社を調べた上で理解しようとしているという印象を与える効果があります。
さらに、面接官に会社のことを調べて臨んだ時間も間接的に伝わるので高評価です。
面接当日の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 当日の流れは?失敗しない面接前までの準備とコツ
まとめ:不要なリスクを取らず、焦ることなく長期目線で
基本的には転職活動は、職場環境に起因する体調不良等を除けば「働きながらする」の一択です。
» 30代経理担当者の転職活動についてはこちら
現職の退職は実際に次の会社への入社が決まってからです。
退職してから転職活動を始めることは、金銭面、精神面からもリスクが大きく、転職を失敗させる危険もあります。
転職活動のいいところはノーリスクかつハイリターンです。自分から不要なリスクを取らず、今より条件が良く自分に合った職場を焦ることなく長期目線で探しましょう。
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