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- 今の転職事情ってどうなってるの?
- 転職活動って何から始めればいい?
- みんなどうやって内定、退職、入社まで進んでいくのか知りたい
慣れない転職活動となれば、どうやって進めていけばよいかわからず悩みますよね?
私も「転職活動する」と決めたはいいものの、具体的に何をしたらいいのかわからずただ不安だらけでした。
転職活動を始める上でまず大事なのが「転職までの全体像を把握すること」。
「全体感」や「流れ」がわからず転職活動を進めても非常に効率が悪く、転職を成功させることは難しいです。
この記事では、転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンが、
- 経理の転職事情
- 転職活動の事前準備
- 転職活動の流れと始め方
- 内定から退職、入社まで
の具体的なステップと、どのように進んでいくかの実例を実体験を含めてわかりやすく解説します。
全体感をイメージすることで不安を解消し、自信を持って転職活動をスタートすることが大事です。
合わせて、知らないと損する転職活動のノウハウをお教えします。
転職活動は新卒時の就職活動とは違い、基本的に「働きながら」なので限られた時間の中での活動です。
要点を押さえて効率よく進められるように、「転職を成功させるために本当に必要なこと」を
- 実際の転職活動経験
- 私の転職成功者仲間
- 各社転職エージェントから聞いた過去事例
などをもとに詳しくお話しします。
他では読めないノウハウが読めるので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。
転職で年収アップを実現できる!経理におすすめの転職エージェントと転職活動の全ノウハウは以下の記事で紹介しています。
【年収アップを実現できる!】経理に特におすすめする転職エージェント4社の併用が効果的です。転職のプロに無料で相談できるので、ぜひ登録してください!(Web or 電話面談で専門家に無料相談できます)
- できるだけ年収アップを狙える「JACリクルートメント」
- 丁寧なサポートをしてくれる安心感「マイナビエージェント」
- 求人の選択肢を最大限増やせる「リクルートエージェント」
- 経理に特化したサポートを受けられる「MS-Japan」
経理の転職事情
経理職の転職活動を検討している方は、まず経理を取り巻く転職事情を把握することが大事です。
経理というポジションの立ち位置や、今の市場の求人動向、将来性などについて押さえておきましょう。
経理の転職事情
- 経理はどの企業でも欠かせない職業
- 経理転職の市場動向
- 経理は転職しやすい
- 経理の将来性(経理はなくならない)
それぞれについて、要点を解説していきます。
経理はどの企業でも欠かせない職業
経理とは一言でいうと、
- 会社の日々のお金の流れ
- 取引の流れ
を帳簿に記録する仕事です。
会社の会計を担い、数字(仕訳)として取引を記録してお金に関する情報を包括的に管理するのが経理の役割です。
経理の仕事の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事の全体像
経理の仕事の概要
会社はより多くの利益や資産を上げるために、日々多くのお金を動かしています。
そのお金の動きや会社の財務状況を第三者が見てもわかるように、可視化して管理する必要があります。
- 会社は儲けているのか?
- どのくらいの資産があるのか?
それを行うのが経理の役割です。
経理の仕事は、会社のお金に関する取引を「簿記」のルールに沿って記録してお金の流れを数値化し正確に管理することです。
最終的には経営者や企業の株主や投資家等の利害関係者に、会社の状況を報告することを目的としています。
その他事務系(バックオフィス)の職種の中でも、経理は専門性が高い職種です。
経理は簿記の知識がないと携われません。
- 日々の仕訳入力
- 帳簿管理業務
- 各種会計資料、決算報告書作成
もちろん会社規模や業界によって、それぞれ経理の仕事内容に細かい違いはあります。
しかし、経理の基本となる簿記の考え方や概念は世界共通。
日々のお金の管理や決算書類作成業務は、どの企業でも共通するスキルです。
会社規模や業界ごとの会計的な論点の違いはあっても、仕事の基礎となる考え方等は大きく変わりません。
経理の仕事の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の仕事とは?経理の業務の内容と流れを解説|経理・財務との違いとは?
経理転職の市場動向
先に解説したように、経理はどの企業でもなくてはならない職業のため需要はなくならず、ニーズも高い状態が続いています。
2024年における経理・財務の転職市場は、求人倍率が1倍※を超える見込みで、求人の需要が非常に高い状態です。
※求人倍率が1倍を超えていると、転職者数よりも求人数の方が多い状態を意味します。
求人倍率は2021年以降右肩上がりです。
経理・財務未経験者を対象とした求人の割合は前年対比横ばいで、引き続き経験者ニーズが高い状況が続いています。
業種別に見ても、未経験と経験者の求人需要に大きな違いはありません。
特に、
- 製造業
- IT、通信業界
- サービス業
などのニーズが比較的多いのが現状です。
経理は転職しやすい
「経理」は転職がしやすい性質があります。
- 経理がない会社はほぼない
- 業界を跨いだ転職がしやすくキャリアアップできる
- 専門性が高く知識がないとできない
- 繁忙期が明確なため転職活動のスケジュールが立てやすい
これらは「経理の転職のしやすさ」であり強みです。
実際に転職活動してみると、
- スキルの汎用性が高く他業界へ転職しやすい
- 選択肢が他の職種より多い
という性質が、本当に大きな経理の長所に感じます。
経理は、転職によって「より良い環境や年収」かつ「自分に合った職場」に出会える可能性が高いといえます。
一方で、「転職できればどこでもいい」と言いたいわけではありません。
当たり前ですが、転職先はしっかり見極めることが重要です。
「転職しやすい」強みを活かして、ぜひ転職活動を始めてみてください。
経理の転職のしやすさについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職のしやすさ
実際に私は転職で、
- 年収330万円アップ
- スキルアップ
- 柔軟な働き方(リモート、フレックス)
- 快適な職場環境
を手に入れられました。
転職活動してみたことで、新たな選択肢を沢山知ることができたので、ぜひ参考にしてみてください。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
経理の将来性(経理はなくならない)
「将来なくなる仕事」として経理の仕事が上位にランクインされているところをよく見かけますよね?
結論
経理業務の一部はAI等に代替されても、完全になくなることはありません。
経理は今後も必要
将来、AIやRPAの技術により人間の手が不要になる業務はあります。
しかし、それは機械が得意とする単純計算や入力作業の分野に限られ、経理業務の一部です。
人間が手作業で処理していた、
- 支払処理
- 会計システムへの仕訳入力
- 決算書をもとに各種経営指標による財務分析
などは、IT化によって淘汰される業務と言えます。
一方で、AIにも苦手な業務があります。
一定のルールでの処理でカバーしきれない、イレギュラー業務は将来的にもAIが行うのは困難です。
また、IT化によって自動化された業務も、最終的な判断は人間がします。
たとえば、AIは決算数値を使って財務分析が可能です。
収益性分析や安全性分析、成長性分析はできますが、その結果から問題点や課題を考え、会計基準への影響を加味した総合的な判断をすることはできません。
各種財務数値を用いて、新たな経営戦略を検討するのには人間が必要です。
そもそもどこにAIを導入するかを判断するのも人間です。
いくらIT技術が進化しても、それぞれの企業の性質に合った効果的なAI導入方法を考えるのは人間しかできず、AIが行うことはできません。
AIに代替され淘汰されていく経理業務もありますが、経理の仕事には、
- 状況によって柔軟に判断を変えなければいけない業務
- 各種計算結果から総合的に考えなければいけない業務
が数多くあり、それらはAIにはできません。
結論、経理はなくなりません。
正確に表現すると、一部はなくなりますが、人間による経理業務が完全になくなることはありません。
経理の将来性についての詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の将来性は?AIやRPAで自動化される?
事前準備:転職の目的整理と自己分析
慣れない転職活動を上手に進めるためのコツは、準備段階にあります。
転職活動の事前準備は、大きくわけて2つ。
- ステップ1|転職の目的を整理
- ステップ2|自己分析、キャリアの棚卸し
それぞれのステップについて、分かりやすく進め方を解説します。
初めての転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 初めての転職活動でやるべきことや気を付けること
ステップ1|転職の目的を整理
転職を迷ったことがある人は、大きく以下の2パターンがあると思います。
- 転職したい理由が明確にある(ポジティブ or ネガティブ)
- 特段の理由がなく、なんとなく悩んでいる
前者の例は、今後のキャリアとしてステップアップを求めたり、一方で人間関係に不満があったり。
後者の例は、学生時代、必死で転職活動して今の会社に入社して現在に至るけど、昨今の転職ブームや新しい働き方も聞くようになり、今の会社のままでいいのか。あるいは転職した方がいいのかなんとなく悩んでいるのようなケースです。
いずれのケースでも、自分で自分の気持ちを理解して、転職を意識している理由をしっかり整理しておくことが大事です。
それが後の転職活動を進めていく中での軸になり、迷った時のひとつのブレない判断基準になります。
- 自己理解を深める
- 転職したい理由を整理する
これらは、私の経験上「転職を成功させるため」にとても大事なポイントです。
特に経理は、一つの会社で働き続けてもなかなか年収が上がりづらい職種です。
経理の年収の決まり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の平均年収・年収アップの方法・年収の決まり方
ぼんやりと、
- 今後の年収
- 自分のキャリアの将来性
に、日々「不安感」や「悩み」を抱えてはいませんか?
私も本当に悩みましたし、「自分だけがこの苦しみ感じてる」とも思って孤独にも感じました。
そんなことないので大丈夫です。
経理は、自然と転職を考える機会が多い傾向にあります。
「みんなも悩んでるんだ」と思うと少し気が楽になりますよね?
転職理由を深掘りして言語化
転職をなんとなく意識しているという人も多いです。
転職活動を始めるきっかけは、それだけで全然問題ありません。
実際に始めていくフェーズで、その理由を深掘りしてみてください。
私の経験上、ここがしっかり言語化できていると、転職活動が飛躍的にうまく進めていけるポイントです。
たとえば面接で生じるミスマッチ
転職の目的がしっかり整理できていないと、面接で質問されたときの回答で面接の通過が目的になった内容を答えてしまいます。
その結果、本来の自分の思いとは真逆だけど、「こう言っておけば合格しやすいだろう」ということを面接官に伝えてしまいます。
本質は、より自分に合った会社に転職して人生を豊かにすることです。
仮にその会社に入社できたとしても、結果的にミスマッチの原因になり本末転倒です。
「転職を意識している理由」をきちんと整理することで、面接官からの質問に対して一貫した回答ができます。
自信を持って受け答えができることにも繋がり好印象です。
面接では、その場限りの曖昧な答えは信頼度をなくしてしまうのでNG。
しっかり自分の考えを自分の言葉で伝えられることが大事です。
転職理由や背景の言語化がしっかりできていることで、その他の回答との整合性もしっかりとれるので、面接官の評価にもつながりおすすめです。
自分に素直になり「自分は最終的にはどうなりたいのか」、自分の考えを整理してみてください。
私の場合は、
- 前職にキャリアの限界を感じていること
- 子供も増え支出も増えてきたので年収アップしたい
が一番の転職理由でした。
- この求人に応募しようか
- 希望条件の優先順位
などに迷ったときに、ここに立ち返ることで判断しやすかったので、しっかり言語化して整理することをおすすめします。
ぜひ少し時間をかけてでも、しっかり自分と向き合う時間を作って考えてみてください。
それが「転職の軸」になり、今後の転職活動で大きく効果を発揮します。
働きながらの転職活動については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 現職で経理担当として働きながら転職活動する方法
ステップ2|自己分析・キャリアの棚卸し
転職の事前準備の2つ目は、
- 自己分析
- キャリアの棚卸し
です。
自分自身を客観的に整理してしっかり言語化することで、以下の効果があるからです。
- 転職先を探す際の軸が明確になる
- 面接で自分のことを相手にアピールしやすく、自分をよく理解してもらえる
さらに、転職活動においては自分のことを他人に説明する機会が多くあります。
よく話す機会のあること
- 自分の長所と短所
- 自分は周りからどんな人だと言われるか
- これまでの職歴・経歴で得た能力・キャリア
- どんなことを大切に仕事をしているか
- 仕事でやりがいを感じる場面
- 将来はどんな仕事をしたいか
自己分析、キャリアの棚卸しをしっかり整理して自己理解を深めておくことで、これらについての自分の中の答えが明確になります。
相手に、
- 自分の人柄
- 大切にしている考え
などを正しく伝えることができます。
その結果、選考が進んでいざ面接となっても、自信を持って自分のことを話すことができるので効果的です。
相手にしっかり軸のあるブレない人間性ということを伝えられ、いい印象を与えられます。
さらに、次のステップで紹介する転職エージェントのキャリアアドバイザーに、自分の人となりを説明しやすくなります。
キャリアアドバイザーに初回面談で自分の思いを過不足なく伝えられると、最適な転職先を紹介してもらえることにもつながりとても有利です。
事前準備での「自己分析」の効果
私は転職活動をきっかけに自分の今までを振り返り自己分析したことで、自分の人生にとっての仕事のスタンス、今後の働き方の方向性が定まりました。
客観的に仕事との向き合い方について考え、さらに改めて経理の魅力に気付きました。
経理の魅力については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理のやりがいや魅力とは
新しい職場を探すための基準ができたことはもちろん、今後の人生観を見直すとてもいい機会になりました。
今思うと、この時間が今の自分にとって大きな人生の分岐点になってます。
転職活動以外の場面でも、自己分析・キャリアの棚卸しは思わぬところで役に立つことがあります。
仕事面以外の過ごし方についても、自分がどうしたいのかが明確になることで、今まで見えなかったような選択肢を考えられるようになることも。
自分の人生全体として最適でより自由な道を考え行動していくためにも、転職活動をしてみることをおすすめします。
転職エージェントを活用して企業の選考へ
転職活動の準備ができたら、転職支援サービスを通して具体的な転職活動を進めていきます。
転職活動の中で一番のボリュームを占めるフェーズです。
大きく4つに分けて詳しく解説します。
王道ルート
- ステップ3|転職エージェントに申込
- ステップ4|キャリアアドバイザーとの面談
- ステップ5|求人紹介、履歴書、職務経歴書、書類選考
- ステップ6|面接
転職を成功させるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職を成功させるために必要なこと|準備やコツ
ステップ3|転職エージェントに申込
転職活動のスタートとして、まず一歩踏み出すことが大事です。
その第一歩として転職エージェントへ登録することをおすすめします。
具体的に自分でサービスへ登録するという行動をしたことでスタートした実感を得られます。
少しでも前に進んだ気がして自己肯定感が上がり、そこから転職活動を始めるきっかけになる効果があるからです。
その他に転職エージェントをおすすめする理由
- 転職活動の悩みや不安を転職のプロに無料で相談できる
- 転職サイトでは紹介していない非公開求人を紹介できる
- 転職サイトよりも募集企業の年収が高い
- 応募書類の添削や面接対策ができる
- 面接の日程調整や年収交渉・条件交渉をしてくれる
- 転職サイトより転職成功率が高い
転職エージェントと転職サイトの違いについて知りたいときは、以下の記事を読んでください。
利用は無料です。
転職エージェント毎の求人数や担当者から出てくる企業にも偏りがあるので、必ず複数登録してください。
私は4社併用することをおすすめします。
キャリアアドバイザーとの相性やクセもあるので、特定の転職エージェントだけだとリスクがあるからです。
また、転職エージェントには
- 30代向け
- 経理向け
- 管理部門向け
など、大手総合型以外にも特化型の転職エージェントもあります。
自分の状況にあったものを併用して利用することがより望ましいです。
経理におすすめの転職エージェント
私が実際に利用して、経理の転職の成功に必要なおすすめ転職エージェントは次の4社を併用する方法です。
経理におすすめの転職エージェント比較表
JACリクルートメント | マイナビエージェント | リクルートエージェント | MS-Japan | |
おすすめ使用法 | できるだけ年収アップを狙った質の高い求人をゲット | 慣れない転職活動で丁寧なサポートを受ける | より自分に合った職場を広く探すため選択肢を増やす | 経理特化の専門性の高いアドバイザーを味方にする |
特徴 | 特化型 | 総合型 | 総合型 | 特化型 |
経理系求人数 | 約1,000件 | 約2,000件 | 約8,000件 | 約2,000件 |
ポイント | 高年収が狙えるハイクラス領域で最大手 | 担当者のサポートが丁寧で安心 | 業界最大手で全業界の経理を扱い求人数No.1 | 管理部門特化型エージェント業界最大級の求人数 |
対象年代 | 30代~50代 | 20代~30代 | 20代~50代 | 20代~50代 |
費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
この4社の掛け持ちは、
- 失敗のない求人数
- 質の網羅性
があり、受けられるサポートも一番効率の良いバランスが整った方法です。
まずは一度、転職のプロであるキャリアアドバイザーと話をしてみてください。自分のキャリアプランの相談、求人紹介などで自分の市場価値の確認が無料でできるので、ノーリスクでハイリターンです。
とはいえ、転職エージェント選びは迷って当然です。
いきなり複数社登録して進めていくことはハードルが高いという人は、まずはJACリクルートメントで転職活動を始めてみてください。
経理で年収アップに一番効果的な転職エージェントです。
転職エージェントによっては、適当に求人の数を優先で案件を送付してくるケースも多いです。
しかし、私がJACリクルートメントを利用して希望する条件等を伝えて紹介された求人は、どれも要望通りの厳選されたものでした。
転職活動はノーリスク ハイリターン!
サービス品質に自信を持ち、対応の良さにも評判があり、特に最近とても人気。
応募書類のサポートはもちろん、経験豊富なアドバイザーから的確なアドバイスがもらえます。
「質の高い求人の紹介」に定評のある転職エージェントです。
より自分にあった職場に出会うためには、転職エージェントの特徴を活かして転職の成功をつかんでください。
転職エージェントの利用で気を付けたいことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職エージェントを利用する前に気を付けたい重要なこと
私が転職活動の経験を通して切実に感じていることは、
- リスクのないことに怖がっているのはホントにもったいないです
- 少しでも迷っているならまず行動してみてください
私自身が実際に利用しておすすめする転職エージェントについては、「経理におすすめの転職エージェント14選|95.7%の人が知らない転職活動を公開します」で詳しく解説しています。
【年収アップを実現できる!】経理に特におすすめする転職エージェント4社の併用が効果的です。転職のプロに無料で相談できるので、ぜひ登録してください!(Web or 電話面談で専門家に無料相談できます)
- できるだけ年収アップを狙える「JACリクルートメント」
- 丁寧なサポートをしてくれる安心感「マイナビエージェント」
- 求人の選択肢を最大限増やせる「リクルートエージェント」
- 経理に特化したサポートを受けられる「MS-Japan」
転職で年収330万円アップ、さらに大きく働き方を変えられた
私もあの日、何かを変えたくて一歩を踏み出したことでいろんなことが走り出しました。
そして実際に転職するかはさておき転職活動をしてみたことで、より自分に合った働き方ができる会社へ転職し、年収330万円アップと働き方を大きく改善できました。
こんなに変わりました
- 年収が330万円アップ
- 残業が月最大100時間超 → 毎日定時退社
- フレックス制度でオフピーク出勤ができ通勤ラッシュのストレスがカット
- テレワークを活用して時間を有効活用でき、家族とのプライベート時間も充実
- 有給休暇は毎年全て消化
- 上司や同僚はお互いを尊重する文化があり、上司からのストレスもなく生産性が高い
- 部内が明るく何でも相談し合える雰囲気で風通しが良い
- 多様な価値観を知れ人脈と視野が広がり、仕事の評価・年収・スキルアップにつながる
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
私の経験をもとに、皆さんもぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。
それだけでより自由で充実させた人生に近づけることができます。
ステップ4|キャリアアドバイザーとの面談
サービスに登録ができたら、次に転職エージェント内の会員ページ、専用アプリや電話を経由してキャリアアドバイザーと面談をしましょう。
担当のキャリアアドバイザーが付き、丁寧に質問をしてくれます。
ここでは、「事前準備」編で整理した内容を共有してください。
- 転職の目的
- 自己分析、キャリア棚卸しによる転職活動の方向性
事前準備で行った言語化をここで発揮させてください。
自分をしっかり理解してもらうことが大事です。
その内容が、キャリアアドバイザーにとって
- マッチ度の高い求人紹介
- 適切なアドバイスやサポート
をするための材料になります。
今後はその担当者と二人三脚で転職活動を進めていくので、とても大事な工程です。
さらに、他人に自分の考えを説明するというアウトプットを通じて、改めて自分の志向や方向性が明確になるというメリットもあります。
いくら自分で自分の考えを整理できたと思っても、すべての角度から考えを整理するのはなかなか難しいものですよね?
私も、転職のプロであるキャリアアドバイザーの質問や会話を通して、「転職先を選ぶポイントでそんな思考方法があるんだ」と今までの自分の思い込みに気付くことがあります。
改めて思考の整理ができるのでとても効果的です。
さらに、経理は特に専門性が高い職種です。
先ほどおすすめした転職エージェントは、
- 経理転職についての情報
- 蓄積されたノウハウ
- 専門性の高いサポート
も充実しているので安心できます。
キャリアアドバイザーの有効活用
キャリアアドバイザーとの面談では自分の経歴やスキル、転職活動に対する想いを率直に伝え、ざっくばらんに話し合うことが大事です。
「面談」は「面接」ではないので、変にかしこまったり、自分を良く見せようと思う必要はまったくありません。
キャリアアドバイザーはこれからの転職活動においての大切な仲間。慣れない転職活動で不安が多い中、
キャリアアドバイザーの妄信にも注意
一方で、転職活動に慣れていなかったり、特に初めての人には注意点があります。
- キャリアアドバイザーの中には強引に転職を勧める人も…
- 転職エージェントは無料で利用できる代わりに、転職先の企業が転職エージェントへ「成功報酬」を支払います。
» 転職エージェントの仕組みについてはこちら
その報酬額は、転職希望者が転職先へ入社した後の年収額に応じて決まるのが基本です。
つまり、「より多くの人を転職させる」ことが利益に繋がります。
それゆえ、残念ながら無理やり入社させようと強引に転職を勧めるキャリアアドバイザーも存在するのが現状です。
これは理解しておいてください。
その上で、
- キャリアアドバイザーが自分に合わない
- 自分の話をよく聞いてくれない
などと感じたら、担当者変更することもできます。
その場合は変更を希望する理由を明記して、遠慮なく変更の申し込みをしてください。
代わりに自分の志向に合ったキャリアアドバイザーが担当してくれます。
私がそうだったのですが、転職活動が初めてであれば具体的な「進め方」や「ノウハウ」がなかなかイメージ沸きません。
何でもかんでも、キャリアアドバイザーの言うことは全て正しいと思い込んでしまう傾向にあります。
もちろんキャリアアドバイザーは転職のプロなので適切な答えを持っているし、転職希望者に寄り添って親身に対応してくれる人が多いです。
ですが、思考停止で極端に信じ過ぎずに、「成功報酬の仕組み」は頭の片隅に置いておいてください。
これを知ってるか知らないかは、より自分に合った職場と出会うためにとても重要です。
キャリアアドバイザーとのコミュニケーションをしっかり意識して、
- 妄信しすぎない
- 自分の考えを共有
しながら効率的に転職活動を進めていきましょう。
ステップ5|求人紹介、履歴書、職務経歴書、書類選考
キャリアアドバイザーとの面談を終えると、早々に具体的な求人情報を提案・紹介してくれます。
求人選定は慣れが必要
その中から興味のある企業をピックアップして応募してみましょう。
キャリアアドバイザーからの提案の精査と並行して、転職エージェントの「アプリ」や「専用サイト」を使って自分でも手を動かして求人を探してみてください。
最初は企業選定に慣れることが大事です。
比較対象する企業の
- 募集するポジション
- 年収
- 必要なスキル
- 待遇
などは、慣れることで自分に合った会社選びのポイントがだんだんわかってくるからです。
経理は仕事の基本はどの会社でも大きく変わりません。
だからこそ、応募する基準に悩んでしまいますよね?
ですが、実は
- 会社規模
- 業界(業種)
- 会社の歴史
などによって、細かい業務内容や待遇、働き方が違います。
私は、空き時間に転職エージェントのアプリや専用サイトを使って自分で求人を探しながら、募集している求人の業務内容や各種待遇などの選び方に慣れていきました。
求人選定に慣れてくると、実際に転職後の職場のイメージもわきやすくなります。
合わせて「転職サイト」も使って、求人選びをしてみることもいい企業選定のトレーニングになります。
そのうちに、自然と目が慣れて合理的な転職活動ができるようになるのでおすすめです。
事前に整理した「自分の転職の目的」と照らし合わせながら、
- 希望の条件
- 待遇
- 働き方
などを優先順位の高い方から叶えられる求人を総合的に判断して探していってください。
求人選定しているうちに、自分の知らなかった「条件や働き方」などが見つかったりすることもあります。
「今まで知らなかったことを知れる」ということも転職活動の意義であり醍醐味です。
新たな価値観や働き方を知ってチャンスを逃さないためにも、「柔軟な姿勢」で求人を探していくことが大事になります。
最初から思い込みや先入観で求人選定せずフレキシブルに取り組めると、より自分に合った職場と出会える可能性も高まります。
履歴書、職務経歴書は第三者の視点で添削が大事
企業への応募で必要な、
- 履歴書
- 職務経歴書
の作成についても、多くのノウハウを持つキャリアアドバイザーが手伝ってくれます。
書き方、文章等を無料で添削してくれ、自分とは違う視点で書き直すことができるので、書き方に不安がある場合は安心して相談してみましょう。
いくら自分で何度も書き直して作成した内容でも、企業の人の視点で見たら
- なんか変な言い回し
- あまりマナーとして良くない
- 相手への心証が悪い
など、何か違和感あるポイントがあるかもしれません。
転職エージェントでは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが「熟練の経験からの視点」を第三者目線で添削してくれるのでとても安心できます。
特に中途採用では、職務経歴書が書類選考や面接での「採用判断のベース」になります。
転職活動において果たす役割がとても大きいです。
事前準備で整理した、
- 転職の目的
- 自己分析、キャリア棚卸しによる転職活動の方向性
の言語化を活用することが大事です。
「企業にとっての自分自身の価値」を明確に伝えられるよう、職務経歴書はしっかり作成しましょう。
転職エージェント経由は書類選考の通過率も高い
書類選考は「自分で直接企業に応募」する場合に比べ、「転職エージェントを利用」する場合の方が通過率が高くなります。
通過率が高い理由は?
- キャリアアドバイザーが転職希望者のスキルに見合った求人を紹介
- 履歴書、職務経歴書の内容を添削
- 求人企業と転職エージェントは日々の付き合いから独自の関係性
どれも転職を成功させるためにはプラスの影響です。
転職の専門家である転職エージェントをうまく活用して、転職活動を成功させましょう。
未経験からの経理転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 未経験から経理への転職
ステップ6|面接
書類選考が通過したら、次はいよいよ面接です。
転職活動を進めていく中で、希望する企業への内定という最終的な結果に一番大きな影響を与えるのが面接です。
面接については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 受かる面接対策
面接に苦手意識がある人も多い思いですよね?
私も面接がストレスで転職活動をめんどくさく感じて、転職活動を始める大きなハードルになっていました。
面接は「事前準備」と「心構え」をしっかり整理することで、そこまで特別なものに感じる必要もないと思うことができます。
中途採用の面接は新卒採用に比べて回数が少なく、一般的には2回程度実施する場合が多いです。
その分短い時間で自分の経験やスキルをアピールする必要があるのです。
ここでも事前準備で整理した「転職の目的」「自己分析、キャリア棚卸しによる転職活動の方向性」が活きてきます。
なぜなら、自分の軸が明確になっていることで、質問に対する自分の考えがブレません。
- 志望動機
- 転職理由
- 自己PR
などをしっかり相手に伝えることができます。
あとは、なんに対しても言えることですが、回数を重ねると確実に慣れます。
もしうまくいかなくても、「最初だからしょうがない」くらいに考えた方が面接は成功しやすいです。
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相手をよく研究して「逆質問」を準備
自分を知ってもらうためには当然相手を知ることが大事です。
会話として考えたときには、事前にできる限り自分のことを知ってくれていたら嬉しいですよね?
相手の気持ちを考えたら、希望する企業のことを調べてよく研究することが重要です。
企業の情報をよくリサーチして、面接の中でそれが伝わるように自分の言葉で会話するよう心がけてください。
合わせて自分からの質問も最低2~3個は準備して、
「○○の施策をされているところから○○という会社の方針を感じます。自分は○○と考えますが、御社はどのような考えをお持ちですか?」
のように自分の考えを踏まえた会話にしてください。
しっかり会社を調べた上で、「自社の事を理解しようとしてくれている」というポジティブな印象を与える効果があります。
面接官に、会社のことを調べて臨んだ時間も間接的に伝わるので高評価です。
これを「逆質問」と言い、面接官へ熱意を伝えることができ有効な小技の一つ。
- 入社意欲や志望度の高さ
- コミュニケーション能力
- 自分の魅力や知識
を相手に伝えることができます。
同時に、応募者と募集企業の疑問や不安を解消でき、お互いのミスマッチを防ぐことができます。
伝えるタイミングとしては、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるときはそのタイミング。
もし面接官から聞かれなかったとしても、会話の流れを見て自分から積極的に逆質問してみても効果的です。
私はこれがうまくいくと面接中に手ごたえを感じて、面接が通ることが多いのでぜひ試してみてください。
注意点
逆に希望する企業のことを知らなすぎたり、自分からの質問が浅すぎると熱量が少ないと感じられてしまいマイナスの印象になるので注意が必要です。
面接当日の流れについては「【面接対策】当日の流れは?失敗しない面接前までの準備とコツとは|ポイントを徹底解説」で詳しく解説しています。
内定(給与交渉)→退職(退職交渉)→入社
希望する企業から内定をもらってから実際に入社するまでにも気を付ける点、考えるべきことがあります。
転職活動を成功させるための最後のフェーズとして、2つにわけて分かりやすく解説します。
- ステップ7|内定・給与交渉・条件の確認
- ステップ8|退職交渉・入社
ステップ7|内定・給与交渉・条件の確認
- 入社してからの給料はいくらになる?
- 具体的な業務内容は?
この記事を読んでいる全ての方が転職を決断する上でとても気になる項目です。
- 希望する年収
- ポジション
- 勤務地
- 業務内容
などが明確にある場合が多いからです。
最終的には企業側が決定権を持ち、転職者の年収や業務内容が決まります。
しかし、採用担当者と自分で給与交渉、条件交渉をすることができます。
給与交渉、条件交渉のベストなタイミングは「内定後、承諾前」
まずは給与交渉、条件交渉のタイミングですが、一番適切なのは「内定後、承諾前」です。
このタイミングで企業側から条件の確認(オファー面談)を求められることも多くあり、オファー面談の前に給与交渉を終わらせておくのが望ましいです。
それによりオファー面談時に希望した給与を提示してもらいやすくなります。
くれぐれも、交渉のタイミングは気を付けてください。
内定前に行うのはあまり好ましくありません。
採用担当者の心象を悪くしてしまう可能性があります。
ただし、最終面接時やその前の面談等で交渉するケースもあります。
それぞれの選考方法に応じてタイミングを見定めてください。
伝えていい年収や条件は配属先の水準を守る
とはいえ、「どのくらいの年収や条件を伝えていいのか?」なかなか正解がわからなくなりますよね。
ここは、本人の転職理由に直接かかわってくる話でもあるので自分の考え次第です。
私が実践していたのは、まず採用担当者に同じ年齢の経理担当者の給与や将来的なポジション等を確認することです。
それらを参考に、現在の自分の価値を大幅に超えない範囲で希望の年収を伝えてみることをおすすめします。
内定後に給与交渉で誤った伝え方をして、入社前にネガティブなイメージを与えてしまわないように気を付けましょう。
給与交渉に転職エージェントの利用
給与交渉は大事ですが、生々しい話題でもあるので多くの人にとって勇気もいることです。
もし自分で行うのが難しいと感じる場合は、転職エージェントに代行してもらうことも可能です。
業界の相場等を把握しているキャリアアドバイザーが代行して給与交渉をしてくれます。
ここでも躊躇せず転職エージェントをうまく活用してください。
給与交渉・条件交渉については、「【経理の転職】内定後の給与交渉の方法とは?入社前の条件の確認とやるべきことを徹底解説」で詳しく解説しています。
ステップ8|退職交渉・入社
希望した企業から内定をもらうと気持ちが楽になります。
つい新しい環境への期待に気持ちがいきがちです。
ですが、現職への対応も遺漏なく行ってトラブルなく円満退社したいですよね?
「現職でのトラブルで新しい職場への入社日が遅れる」
なんてことがないように、事前に「退職の準備」も知っておきましょう。
経理の転職のタイミングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 経理の転職タイミング|転職を成功させるベストな転職時期
現職での退職準備の本格的なスタートは内定を承諾してからです。
「内定もらえそうだから」のような入社が未確定な状況で、先走って現職側に退職の手続きを始めたりはNG。
後々のトラブルの原因になるので気を付けてください。
企業から正式に内定をもらって、入社を決断し内定を承諾したら、まずは入社日を想定して現職での退職準備を逆算します。
民法では2週間前に申し出れば退職は可能です。ですが法律を盾にするような強引な退職はおすすめしません。
民法を持ち出した転職が必要なときは、よっぽど何かあったときくらいだと考えてください。
会社によっては就業規則で退職までの期間を定めている場合もあります。
円満退社のためには就業規則も確認して退職時期を考慮してください。
その上で、現職への退職の報告は
- 遅くても「1カ月半前」
- できれば「2カ月~3カ月前」
に「直属の上司」に直接伝えてください。
退職までにやってはいけないマナー違反
知らなきゃ損する退職へ向けてのNG行動があるのでお教えします。
マナー違反
- 直属の上司以外に退職報告をする
- メールで退職報告をする
これをやってしまうと、大事な話が自分を飛び越えて進められたと直属の上司の気分を損なうことに繋がり、大事な話がメールで終わらされるのも印象が悪く、どちらもマナー違反です。
いずれもトラブルが生じてしまい円満退社の妨げになってしまいます。
退職報告は、必ず直属の上司にアポを取って対面で行ってください。
上司や同僚にバレないように転職活動を進める方法については、「【経理歴15年】現職で経理担当として働きながら転職活動する方法を教えます」で詳しく解説しています。
業務マニュアルや手順書は事前に作成
引継ぎや有給消化するための期間も考慮する必要があるので、コツコツ引き継ぎ書や業務マニュアルを作成しておくことをおすすめします。
特に経理は、決められた手順が確立されている業務が多いです。
経理の仕事については、「経理の仕事とは?サルでも分かる経理の業務の内容と流れを解説|会計・財務との違いとは?」で詳しく解説しています。
私は、転職を意識したときからなんとなく業務マニュアル、手順書の作成をコツコツ進めていました。
この作業が実際の転職活動が進んだときに、現職での業務を説明する頭の整理にもなりました。
退職前までには必ず業務引継ぎは必要になることなので、とてもおすすめです。
会社へ伝える退職理由は「前向きな理由」にする
直属の上司に退職報告するまでは、たとえ
- 同期
- 仲の良い同僚
- 信頼する上司
であっても、転職することは絶対に話してはいけません。
それが意図しない形で周りに広まったり、情報によっては人事や上司から職場環境、待遇の改善を提案されて引き止めにあう可能性があります。
いざ会社へ伝えるときは、できるだけ前向きな退職理由を伝えられるとスマートに進められます。
- 「新しいことにチャレンジしてキャリアアップしたい」
- 「次の職場でやりたいことがある」
優秀な人ほど強い引き止めがあります。
退職の意思が強く、気持ちは変わらないと相手に思わせることが大事です。
スムーズな退社のためには、退職するネガティブな理由や会社への不満はあえて伝える必要はありません。
私が引き止めにあったときには、経理部長と人事部役員から待遇や環境の改善の提案がありました。
そのとき感じたのが、逆に言えばもし転職したい理由が待遇や職場環境によるもので、会社が変えてくれる可能性があるのであれば、転職の話を持ち出して退職しない選択肢もあるかもしれません。
個人的には、仮に転職理由が改善されてそのまま残ったとしても居心地悪そうなのでおすすめしませんが、それを許容できるのであれば辞めてもいい前提でそれもありですよね。
辞めた方がいい会社の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
» 辞めた方がいい会社・職場の特徴|見切りをつけるべき理由
また、「退職届」は、退職を切り出すときに出す必要はありません。
退職に合意してもらえたタイミングで提出するので、事前に作成しておいて上司から言われたら提出しましょう。
トラブル回避のためにはキャリアアドバイザーに早めの相談
退職準備、引継ぎが円滑に進まないと新しい職場への入社日を遅らせなければならなくなってしまいます。
転職エージェントを利用している場合は、不測のトラブルに備えてプロのキャリアアドバイザーに相談ができるので何かあれば早めに相談してください。
キャリアアドバイザーが日々の業務でみてきた退職時のトラブル事例をもとに、最適な対処法を教えてくれます。
現職でも最終出社日までしっかり誠実に向き合って円満退社しましょう。
入社までの期間は充電期間
次の会社への入社までの期間は、いまだからできることをしてください。
新たな職場で活躍していくための充電期間だと考えましょう。
充電期間におすすめの行動
- 子供といっぱい遊ぶ、家族と過ごす時間を作る
- 趣味に時間を費やす
- 旅行に行く
普段できないことを通して気持ちをリフレッシュさせ、新たな職場へ向けて心と体のコンディションを整えましょう。
入社までに必要な勉強があれば最低限しますが、仕事は現場での業務で習得していくことがほとんどです。
経理は細かい仕事のやり方や関連部署等はそれぞれの業種や個々の企業によって変わります。
しかし、各経理業務の「基礎」になることは同じです。
経理の仕事については、「【経理歴15年】経理の仕事・やりがい・将来性は?|93.7%の人が知らない経理の魅力を公開します」で詳しく解説しています。
これは転職経験のある経理歴15年の現役経理マンの私が自信をもってお伝えします。
今まで経験した実務を通して経理業務の全体をイメージできていれば、しっかりとした経理の土台ができています。
新しい職場でも周りのレベルに応じてちゃんとキャッチアップしていけるので問題ありません。
それまでは、せっかく自分で勝ち取った転職をしっかり噛みしめる期間にしてあげてください。
退職交渉については、「【経理の転職】円満退社の秘訣|現職の退職交渉と入社までの全てを徹底解説」で詳しく解説しています。
まとめ:少しでも迷っているならまず行動!
転職活動の全体の流れをざっくりイメージできましたか?
転職経験豊富な経理歴15年の現役経理マンの私が、この記事で説明した全体の流れを参考にして転職活動を始めてみてください。
「転職」そのものはリスクを伴いますが、「転職活動」はノーリスクでハイリターンです。
今より良い会社が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
さらに経理はスキルの汎用性が高く転職しやすいことが強みです。
転職を少しでも迷ったことがあり人は、まずは転職活動をしてみることをおすすめします。
転職活動の究極の考え方は、以下の記事で詳しく解説しています。
» 後悔しない転職活動・究極の考え方
それだけでより自由で充実させた人生に近づけることができます。
日本には約400万社くらいの企業があり、経理はどの会社にもあるため、今よりもっと自分に合った職場を探すことに価値があるとは思いませんか?
転職活動で失敗する人の勘違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 転職活動で失敗する人の勘違いと偏見|転職に踏み切れない理由
私は転職で年収330万円アップ、さらに大きく働き方を改善し、より自由で充実させた人生をつかみました。
私の転職前と転職後の変化
転職前 | 転職後 | |
企業 | 大手ハウスメーカー | 大手IT企業 |
年収 | 退職時点 | +330万円アップ |
残業 | 月最大100時間超 | 定時退社 |
働き方 | 昭和的な働き方 残業が美徳 効率の悪い業務の進め方 | 柔軟な働き方 フレックス制度 オフピーク出勤 テレワークの活用 |
評価軸 | 年功序列 成果よりも長時間労働が評価 | 成果や効率化を正当に評価 |
転職活動の体験談は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【体験談】経理歴15年の現役経理マンが今までの転職活動の全ノウハウを公開します
あくまで一例ですが、私の経験をもとにみなさんもぜひ転職活動にチャレンジしてみてください。
皆さんの転職活動を応援しています!
「経理転職の進め方」を知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
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